カール・ブルノー・レーダー

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図説死刑物語 起源と歴史と犠牲者

カール・ブルノー・レーダー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784562020768
ISBN 10 : 4562020768
フォーマット
出版社
発行年月
1989年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
356p;21X16

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読書メーターレビュー

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  • gtn さん

    時として、対象者の存在及び思想を滅却するために利用された死刑。しかし、それは往々にして逆効果をもたらす。一例が宗教改革者ヤン・フス。教会糾弾を刑場まで捨てなかったがために火刑に処される。その結果、彼の宗教哲学の永続が確定される。本物の哲学は消えない。体制はもっと怯えるべきである。

  • ルナティック さん

    死刑の起源が良かった。精神的なことから紐解こうとするのが斬新。復讐や被害者遺族の感情を宥めるため、との通説からちょっと離れている。原始の時代から人間が持っていた、事故や死、そして自然災害等予期できないことへの恐れを、なんとか食い止めよう=宥めようという供物的な意味合いから考え、人間が持つ負の感情を開放し、ストレスから逃れようとする気持ちから、加害者を裁く、という風に。とても面白い。公開承継見物の民衆の大騒ぎも、気持ちの開放の表れだとか。フ〜ン、今までそういう風に考えたことがなかったので、新知識を得た満足感

  • 抹茶ケーキ さん

    旧約聖書などに見られる死刑の起源から記述を始め、現代の死刑までいたる。精神分析学的な傾向が強いようで、死刑を維持させる根本的な衝動を抑圧(あるいはその現われとしてのスケープゴーティング)に求める。つまり死刑を求める衝動とは、「実は集団的な罪責感と、社会全体の不安の爆発」(250頁)に他ならないとのこと。これは古代以来かわらない衝動であり、そのようなものによって現代の制度が縛られるのは間違っているので、死刑制度は廃止すべき、みたいに話をつなげていく。飛躍はあると思うけど面白いと思った。

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