CD 輸入盤

カラヤン・エディション/ハイドン、モーツァルト、シューベルト交響曲集、他(8CD)

カラヤン、ヘルベルト・フォン(1908-1989)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
2564633627
組み枚数
:
8
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
限定盤,輸入盤

商品説明

ヘルベルト・フォン・カラヤン
オフィシャル・リマスター・エディション
ハイドン、モーツァルト、シューベルト交響曲集、他(8CD)


1971年から1980年にかけておこなわれたEMIへのセッション録音から、ハイドンの交響曲、モーツァルトの後期交響曲とリハーサル、シューベルトの交響曲全集と『ロザムンデ』抜粋、ケルビーニの『アナクレオン』序曲と、ヴェーバーの『魔弾の射手』序曲を収録した8枚組ボックス。アナログ完成期からデジタル初期にかけての録音で、LP時代の音質は申し分ないものだっただけに、新たなリマスターによってさらなる音質向上も期待できます。

【ハイドン交響曲集】
1971年録音された第83番『めんどり』と第101番『時計』、そして1975年に録音された第104番『ロンドン』を収録。カラヤンのハイドンはどれも流麗な美しさと堂々たるスケール感を示すものですが、特に第104番は、作品の仕組みが大がかりなこともあって、モダン楽器大編成ならではの壮麗な演奏が非常に感銘深いものとなっています。

【モーツァルト後期交響曲集】
この後期交響曲集は、ベルリンのダーレムにあるイエス・キリスト教会で録音された有名な演奏です。モーツァルトの傑作交響曲の数々を豊麗なサウンドでスタイリッシュに描きあげたここでの演奏は、迫力に富み陰影豊かな抒情美に覆われた実に見事なもの。

【シューベルト交響曲全集&『ロザムンデ』抜粋】
1970年代のカラヤン&ベルリン・フィルならではの華麗でダイナミックで精緻なシューベルト演奏。作曲年代を考えればもっと素朴な演奏が望ましいのかもしれませんが、カラヤンのアプローチは徹底して唯美的で豪華。分厚い音の絨毯ともいうべき強靭な弦楽に、無類に美しい色彩を醸し出す木管セクション、そして金管とティンパニを核に壮麗きわまりないトゥッティを形成する後期ロマン派風なサウンドの魅力にはやはり抗し難いものがあります。全盛期のベルリン・フィル・サウンドを完璧に捉えたアナログ後期の高度な録音技術も特筆されるところです。

【序曲】
1980年にデジタル録音されたケルビーニの『アナクレオン』序曲と、ヴェーバーの『魔弾の射手』序曲を収録。どちらもカラヤンが若い頃から得意としていた作品で、録音もそれぞれ複数存在しますが、倍管大編成スタイルの華麗な魅力が最もよくあらわれているのが、この録音だと思います。(HMV)

【カラヤン・オフィシャル・リマスター・エディション】
没後25周年記念企画。カラヤンがEMIで制作した音源を、アビー・ロード・スタジオでオリジナル・マスターテープから新たにリマスターしたシリーズ。初登場となる音源も含まれる注目の大規模企画で、全部で13の限定ボックスがリリースされます。(HMV)

【新リマスター】
ヘルベルト・フォン・カラヤン没後25年記念盤のリリースに向け、4人のエンジニアがロンドンのアビー・ロード・スタジオで、オリジナル・アナログ音源を収録した歴史的EMIレコーディングを新たにリマスターしました。サイモン・ギブソン、イアン・ジョーンズ、アンディ・ウォルター、アラン・ラムゼイは、EMIやその他のレーベルのアーカイヴ録音を長年にわたってリマスターしてきたエンジニアです。
 作業に取り掛かるにあたり、常に最初におこなうことは、ロンドンのEMIアーカイヴに保管されているすべてのレコードやテープを探しだし、さまざまなソースやすでにCDとして発売された多数の音源と比較するということです。
 次に、録音セッションについてエンジニアやプロデューサーが書き残した録音に関する記録ファイルをひとつひとつ参照します。そうすることで、テープのセットが複数存在する理由がわかることもあります。
 1940年代から1980年代にかけて収録された録音は、78回転のSPレコード、モノラルやステレオのアナログテープ(1/4インチ)など多岐にわたります。すべてのテープが良い状態で保存されており、録音の特徴を再現できるよう入念に調整した上で、1/4インチ テープ用のStuder社製A80の機材で再生しました。
 今回のリマスタリングによって、オリジナルのスタジオ サウンドに、より近い音質を再現することができました。Prism社製ADA-8コンバーターを使用してアナログから96 KHz/24 bitに変換し、SADiE社製Digital Audio Workstationに取り込んでいます。
 1970年代のカラヤンの録音の中には、1インチ、8トラックのアナログテープによるものもありましたが、私たちはそれを2トラックのステレオマスターテープにリマスターしました。8トラックのアナログを新たにステレオ ミックスすることにより、オリジナルのマスターテープを使用したかのような優れたサウンドを実現しています。例えば、ワグナーの前奏曲や、クレーメルが協演したブラームスのヴァイオリン協奏曲をお聴きになってみてください。これらはすべて8トラックのオリジナルテープをリマスターしたものです。
 そして、リマスタリング作業の最後に、EMI独自のアナログEQ(TG12412とTG12414 トーンコントロールボックス)を使用し調整をおこないました。リスナーの皆さまへ今までにないほど鮮明で繊細な音色をお届けいたします。(サイモン・ギブソン、2014年3月)

【収録情報】
Disc1
・ハイドン:交響曲第83番ト短調『めんどり』
・ハイドン:交響曲第101番ニ長調『時計』
 録音:1971年

・ハイドン:交響曲第104番ニ長調『ロンドン』
 録音:1975年

Disc2
・モーツァルト:交響曲第35番ニ長調K.385『ハフナー』
・モーツァルト:交響曲第36番ハ長調K.425『リンツ』
 録音:1971年

・ケルビーニ:歌劇『アナクレオン』序曲
 録音:1980年

Disc3
・モーツァルト:交響曲第38番ニ長調K.504『プラハ』
・モーツァルト:交響曲第39番変ホ長調K.543
・リハーサル(モーツァルト:交響曲第40番第1楽章)
・リハーサル(モーツァルト:交響曲第39番第1&2楽章)
 録音:1971年

Disc4
・モーツァルト:交響曲第40番ト短調K.550
・モーツァルト:交響曲第41番ハ長調K.551『ジュピター』
・リハーサル(モーツァルト:交響曲第40番第1楽章)
・リハーサル(モーツァルト:交響曲第41番第4楽章)
 録音:1971年

Disc5
・ウェーバー:歌劇『魔弾の射手』序曲
 録音:1980年

・シューベルト:交響曲第1番ニ長調
・シューベルト:交響曲第2番変ロ長調
 録音:1977〜1978年

Disc6
・シューベルト:交響曲第3番ニ長調
・シューベルト:交響曲第4番ハ短調
・シューベルト:劇付随音楽『ロザムンデ』よりバレエ音楽第1番
・シューベルト:劇付随音楽『ロザムンデ』よりバレエ音楽第2番
 録音:1977〜1978年

Disc7
・シューベルト:交響曲第5番変ロ長調
・シューベルト:交響曲第6番ハ長調
・シューベルト:劇付随音楽『ロザムンデ』序曲
 録音:1977〜1978年

Disc8
・シューベルト:交響曲第8番ロ短調『未完成』
・シューベルト:交響曲第9番ハ長調『グレート』
 録音:1977〜1978年

 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Symphony No. 83 in G minor, "The Hen": I Allegro Spirito
  • 02. Symphony No. 83 in G minor, "The Hen": II. Andante
  • 03. Symphony No. 83 in G minor, "The Hen": III. Menuetto: Allegretto - Trio
  • 04. Symphony No. 83 in G minor, "The Hen": IV Final - Vivace
  • 05. Symphony No. 101 in D, "The Clock": I. Adagio - Presto
  • 06. Symphony No. 101 in D Major, "The Clock": II. Andante
  • 07. Symphony No. 101 in D, "The Clock": III. Menuetto: Allegretto - Trio
  • 08. Symphony No. 101 in D, "The Clock": IV. Finale: Vivace
  • 09. Symphony No. 104 in D, "London": I. Adagio - Allegro
  • 10. Symphony No. 104 in D, "London": II. Andante
  • 11. Symphony No. 104 in D, "London": III. Menuetto: Allegretto - Trio
  • 12. Symphony No. 104 in D Major, "London": IV. Finale: Spiritoso

ディスク   2

  • 01. Symphony No. 35 in D, K385 "Haffner": I. Allegro Con Spirito
  • 02. Symphony No. 35 in D, K385 "Haffner": II. Andante
  • 03. Symphony No. 35 in D, K385 "Haffner": III. Menuetto & Trio
  • 04. Symphony No. 35 in D, K385 "Haffner": IV. Finale: Presto
  • 05. Symphony No. 36 in C, K425 "Linz": I. Adagio - Allegro Spiritoso
  • 06. Symphony No. 36 in C, K425 "Linz": II. Poco Adagio
  • 07. Symphony No. 36 in C, K425 "Linz": III. Menuetto & Trio
  • 08. Symphony No. 36 in C, K425 "Linz": IV. Finale: Presto
  • 09. Anacreon - Overture
  • 10. Symphony No. 40 in G minor, K550 (Rehearsal Sequence): II. Andante

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かつての巨匠たちも得意としたアナクレオン...

投稿日:2018/10/03 (水)

かつての巨匠たちも得意としたアナクレオンがやはり素晴らしい。こういった序曲の心沸き立つような演奏を、コンサートでも聴きたいものです。

fuka さん | 東京都 | 不明

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CD-2にもリハーサルが入っている。 ジャケ...

投稿日:2016/07/21 (木)

CD-2にもリハーサルが入っている。 ジャケットには40番の第2楽章になっているが、41番の第2楽章。 このリハーサルシリーズは、なんとなく胡散臭い。 演出されているように思える。 元々カラヤンは嫌いだったが、改めて聞いてみるとなかなか良い物もあり再評価したものもあるが、このモーツァルトだけは「レガート・カラヤン」全開で、モーツァルトよりカラヤンが前に出るのがなんともいやらしい。

ききだおれ さん | 神奈川県 | 不明

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8CDとも音質は新鮮です。ハイドンはモダ...

投稿日:2014/07/07 (月)

8CDとも音質は新鮮です。ハイドンはモダンオーケストラによる美演を楽しめます。モーツアルトも良い出来です。シューベルトはこれまた素晴らしい。私も若い頃はカラヤンなんてと気取っていましたが、このセットを聴いてやはりすごい指揮者だなと感心しました。

サインバルタ さん | 東京都 | 不明

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