エリザベス・フェラーズ

人物・団体ページへ

亀は死を招く 論創海外ミステリ

エリザベス・フェラーズ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784846019006
ISBN 10 : 4846019004
フォーマット
出版社
発行年月
2020年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
272p;20

内容詳細

戦争で婚約者を失った女性ジャーナリストを見舞う惨禍と逃げ出した亀を繋ぐ“失われた輪(ミッシングリンク)”を探し出せ! 女流本格エリザベス・フェラーズのノン・シリーズ長編“ Hunt the Tortoise”が70年の時を経て初邦訳!

目次
亀は死を招く
訳者あとがき

著者プロフィール
エリザベス・フェラーズ (エリザベス フェラーズ) (著/文)
本名モーナ・ドリス・マクタガート。別名義にE.X.フェラーズ。1907年、ミャンマー、ヤンゴン生まれ。6歳の頃、英国へ移住し、ロンドン大学でジャーナリズムを専攻。1930年代にモーナ・マクタガート名義の普通小説で作家デビューし、ミステリ作家としては、「その死者の名は」(40)が処女作となる。英国推理作家協会(CWA)の創設メンバーとしてミステリの普及に尽力し、1977年にはCWA会長を務めた。代表作に「猿来たりなば」(42)、「カクテルパーティー」(55)など。95年死去。

稲見佳代子 (イナミカヨコ) (翻訳)
大阪外国語大学イスパニア語学科卒。翻訳書に『赤き死の香り』や『サンダルウッドは死の香り』(ともに論創社)がある。



【著者紹介】
エリザベス・フェラーズ : 1907‐1995。本名モーナ・ドリス・マクタガート。別名義にE.X.フェラーズ。ビルマ、ラングーン(現在のミャンマー、ヤンゴン)生まれ。6歳の頃、英国へ移住し、ロンドン大学でジャーナリズムを専攻。1930年代にモーナ・マクタガート名義の普通小説で作家デビューし、ミステリ作家としては、「その死者の名は」(40)が処女作となる。英国推理作家協会(CWA)の創設メンバーとしてミステリの普及に尽力し、1977年にはCWA会長を務めた

稲見佳代子 : 大阪外国語大学イスパニア語学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • あさうみ さん

    感想が難しい…ネタばれしないように伝えるのが難しい!戦後、南フランスのホテルが舞台。宿泊客は一見普通の旅人だったり、バカンスっぽいので最初は「ミステリー…?」と首をかしげたが次第に奇妙な会話と行動、突如あらわれる宝石、そして亀…殺人。真相が明らかになると「なるほど」とフェラーズらしさを感じる。

  • 雪紫 さん

    「どうしたの?みんなどうしたというの?何が起きてるの?カナダ人のダイバーと妻と財宝を積んだ船、親に感謝しない息子夫婦と心配性の両親、夜中に死の恐怖を語る声、イギリスとフランスがひとつの国になるべきだと考えてるフランス女、幸運の亀、話すべきでないことを話すといけないので妻がわたしと話すのを恐れている夫‥‥‥」「これって、人が休暇を取りに来て期待するようなこと?」。戦争の惨禍を残したホテルと衰退に財宝への夢想が絡みつき、読みやすい。犯人判明と仕込みには思いっきり驚いたけど、亀のジジの印象が薄くなった感・・・。

  • cinos さん

    謎だらけの登場人物たちで、3分の1たってやっと謎の宝石が出現するという事件らしいことが起こり、そして人が殺されます。ちょっと読みにくくて、物語が入ってこなかったです。何が起きているのか、謎だらけの不思議なミステリでした。

  • koo さん

     第二次大戦直後のフランスのホテルを舞台としたノンシリーズもの、異国情緒は満点で続々と怪しい登場人物が集まる導入部はクリスティの作品のようで好印象でした。ただ登場人物のうち○○○○は序盤にもっと登場させて欲しかったですね、キーパーソンがあまりにも印象が薄すぎます。真相解明までに推理する情報が不足していますし真犯人を炙り出すトリックは決まったようにも見えますがエピローグ抜きの唐突な幕引きで作品構成も不満が残りました。導入部が気に入っただけに残念な読後感でした。

  • tokyo-zodiac さん

    戦争も終わり、9年ぶりにフランスのラ・マレットの地を踏んだ英国人女性ジャーナリストのシーリア・ケントは、ホテル・ビアンニュブのオリヴィエ一家に歓待される。9年前は支配人だったオリヴィエ夫妻も今は隠退し、息子のジャックとその嫁のクローデットに経営を任せている。だがジャックは最近一攫千金を狙って、財宝が積まれているという沈没船採掘の権利を持つピエール・ジャメというカナダ人ダイバーのスポンサーになり、両親の蓄えを食い潰しているという。そんなある晩、シーリアはジャックのポケットからこぼれ落ちた首飾りを拾いあげ…

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品