エミリー・モノッソン

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闘う微生物 抗生物質と農薬の濫用から人体を守る

エミリー・モノッソン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784806715535
ISBN 10 : 4806715530
フォーマット
出版社
発行年月
2018年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
227p;20

内容詳細

目次 : 第1部 自然の味方(私たちを守る細菌/ 畑で働く微生物)/ 第2部 敵の敵は友(感染者に感染するもの/ 農薬に代わる天然科学物質)/ 第3部 遺伝子が世界を変える(病気に強い遺伝子組み換え作物/ 次世代のワクチン)/ 第4部 敵を知る(新たな農業革命/ 診断の未来)

【著者紹介】
エミリー・モノッソン : 環境毒物学者、ライター、編集者。ローニン・インスティテュートの独立研究者。マサチューセッツ大学アマースト校、非常勤教授

小山重郎 : 1933年生まれ。東北大学大学院理学研究科で「コブアシヒメイエバエの群飛に関する生態学的研究」を行い、1972年に理学博士の学位を取得。1961年より秋田県農業試験場、沖縄県農業試験場、農林水産省九州農業試験場、同省四国農業試験場、同省蚕糸・昆虫農業技術研究所を歴任し、アワヨトウ、ニカメイガ、ウリミバエなどの害虫防除研究に従事し、1991年に退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • yyrn さん

    著者は、人体・土壌・微生物との共生を目指せと言いつつも、本書の中盤で「ワクチン開発は科学的興奮とともに、製薬会社への不信や市民の誤解を招きがちであるが、科学が健在である証拠だ」と言い、遺伝子操作による(耐病+増産性の高い)農作物も地球人口が72億人を超える現状では「是」とし、ゲノム解析の躍進とクリスパー技術の確立がそれを可能にしたこと、ワクチン開発でもウイルスを弱めて摂取する時代は終わり、遺伝子操作で素早く人工的に作れる時代となったと(現在のコロナワクチンのスピード開発を予言するかのように)礼賛するが、⇒

  • ボル さん

    サブタイトルからも解るとおり、幅広い題材を取り扱っている。筆者が言うには、私たちは微生物に満ちた世界の中にいる少数の大型生物であると。遺伝子組み換え作物に関しては寛容な立場を貫いている。私たちは白だ黒だという善悪で判断しがちな世界に住んでいるのではないと。農薬や薬品では微生物や病害虫などの抵抗性をもつ集団が出現するので、別の方法を研究すべきだと。その他プロバイオティクス、畑の微生物、農薬にかわる天然物質(フェロモン)、次世代のワクチン、農業革命など。共感出来る内容であった。

  • セヱマ さん

    訳が教科書的過ぎて、まず読みづらい。 エピローグと訳者あとがきが、簡潔なので、そこを読めば中身が概ね理解できると思われる。内容は納得いくのだが。。。

  • Kayo Miyashita さん

    人体への抗菌薬、農作物への農薬の濫用に警鐘を鳴らしつつ、それらの有用性も事例をもって語られています。有益な微生物を守りつつ病原菌をゼロにしなければならないこと、自然界を守りつつ病害虫も防がなければならないことを並列して述べられていて、共感できる内容でした。

  • MAGASUS藤丸 さん

    おそらくこの時期は、寿命、医療、生命などの興味が爆発していた。遺伝子組み換えを是とし、落ちないリンゴで食べられなくなったリンゴも、少しは食べてみる気になった。

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