ヴァーチャル・ライト

ウィリアム・ギブソン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784042659037
ISBN 10 : 4042659039
フォーマット
出版社
発行年月
1999年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
429p;15

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読書メーターレビュー

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  • 藤月はな(灯れ松明の火) さん

    大地震による復興が進まずにスラム化したアメリカ。また、エイズの感染によって性交渉が規制された近未来。そんな世界にエイズに対抗できる男が再び、性交渉によるコミュニティの構成をしようとしていた。法統治がなされていないために生きるために窃盗、買春などをする人々などの描写が見事な中、グロテスクな死体描写、考えを窺わせないウォーベイビーの恐ろしさが際立つ。最早、パンクSFを築き上げたギブソン作品がほとんど、絶版なのが残念すぎる!!

  • Small World さん

    大学時代にサイバーパンクを読み漁っていた私にとって、W.ギブスンはヒーローだったんですよね。久しぶりにギブスンを読んでみたくなったのですが、今はほとんどが絶版になってたりして.....w この第4長編を図書館で借りてきましたが、結末が???なことを除けば、楽しませてもらいました。 

  • ねりわさび さん

    SFカラーの強い電脳3部作とは趣を変えて現代劇に近い舞台設定で構成されている。極秘情報を秘めたVRライトを求めて二重三重の人間関係が織りなされるところは、さすがヒット作家のギブスンの腕の為せるワザと思いました。ガンヘッドなどなどのネーミングセンスも懐かしくて面白かったです

  • 作楽 さん

    好きな人は好きなんだろうな、と思われる作品。装飾のような言葉の羅列を削いだら、意外にまっすぐなんだろうなと思うのだけど。悪辣な言葉や、気持ち悪い描写が目にちかちかして、作者の意図を読み取るのが難しい。たしかにマキシマが読んでそうな感じ。一番有名な作品を読めばよかったかな・・・

  • Ai さん

    近未来アクション。ベイブリッジにこびりついたように暮らす人々の描写がおもしろい。本筋の話よりも、スラムの描写や伝染病とそれにまつわるカリスマなど、脇の話がいいんだよな。

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