アーサー・コナン・ドイル

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霧の国 創元SF文庫

アーサー・コナン・ドイル

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784488608040
ISBN 10 : 4488608043
フォーマット
出版社
発行年月
1998年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
352p;15

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読書メーターレビュー

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  • sin さん

    異なるジャンルの冒険科学の活躍を体験してきたチャレンジャー教授に突きつけられた心霊という挑戦状にいかに科学のメスを入れていくかと思いきや…記者マローンが遭遇する交霊会や幽霊屋敷は何らトリックの描写はなく、おまけにチャレンジャー教授の学問の事実上の弟子までもその重病を心霊医師に救われる。まるで心霊現象の啓蒙書のようで、ある意味予想外の展開に戸惑いを隠せません。作者は科学により物質主義に陥った現代への警鐘として精神世界の重要性を説いておられるのだろうか?

  • Tetchy さん

    作者自身も晩年傾倒した心霊主義を前面にテーマにした作品。自分の見た物しか信じなく、持論を疑おうとする人物を徹底的なまでにこき下ろすチャレンジャー教授はもちろん心霊術を疑っており、頭ごなしに非難する。心霊術を肯定する作者が真逆の人物を主人公に据えて心霊術を語ったことが実に興味深い。正直物語は実にシンプルなのだが、ドイル作品にしては文庫本にして約340ページとかなりの分量。これはドイルがいかに世間一般に交霊会を信じさせることに腐心したかを思い知らされる。つまり本書はドイルにとって心霊術布教の書であるのだ。

  • 榊原 香織 さん

    ”失われた世界”のチャレンジャー教授やマローンがかなりの年になっている。 コナン・ドイルは心霊の世界に後年夢中だったので、当然、鬼のように反対意見だったチャレンジャー教授も最終的には肯定する内容。 当時の流行でもあったのでしょう。 ドイルは本気

  • ホームズ さん

    今回は傍若無人だったチャレンジャー教授のキャラクターが少し大人しくなってしまっているのが残念。もう少しハチャメチャな感じの方が好きだな〜(笑)最後も少し微妙な展開だったしな〜。あまり面白みが無かったので読むのに苦労した。

  • 鐵太郎 さん

    20世紀初頭のイギリスで、新しい「科学」が勃興します。市井の研究者やその科学を信じる者たちにとって自明のことが、旧弊な社会の人々によって誤解され、彼らは弾圧され迫害されているのです。ひょんな事でこれを知った新聞記者マローンは、親しい女性イーニッドと共にこれを調査し、真実であると気がついてそれを広める活動に参加します。この考えを、かのチャレンジャー教授に納得させられれば──感動的なストーリー。この「科学」が心霊学、スピリチュアリズムでなければ本当に感動的だったのに。(; ´Д`)

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