アルベルト・アインシュタイン

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アインシュタイン日本で相対論を語る

アルベルト・アインシュタイン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062109314
ISBN 10 : 406210931X
フォーマット
出版社
発行年月
2001年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
158p;27

内容詳細

アインシュタインの43日間にわたる日本各地での行動日記。誕生直後の相対性理論の講演、日本の伝統芸能、建築等を見た感想、愛情あふれる日本人への感想など、20世紀最大の天才の興味深い事実を初公開。

【著者紹介】
アルベルト・アインシュタイン : 1879年、ドイツ帝国時代のバイエルン地方ウルムに生まれる。スイス連邦工科大学を卒業。1905年、特殊相対性理論と光量子論を発表、1913年には一般相対性理論を発表し、物理学に革命を引き起こす。重力や時空の構造の解明といった知的貢献に止まらず、原子力、核兵器開発など全人類の生存にかかわる分野に絶大な影響を及ぼした、20世紀最大の科学者。1922年に来日し、各地で講演を行う。来日途上の船中でノーベル物理学賞受賞の報を聞く。第2次大戦後は、自らも関与した原爆開発への悔恨から平和運動を展開。晩年まで米国プリンストン高等研究所において、一般相対性理論を拡張した統一場理論に取り組むが、未完のまま1955年に没す

杉元賢治 : 1947年、福岡県に生まれる。近畿大学工学部電気工学科を卒業。1985〜87年、ドイツ・ミュンヘン大学数学研究所に留学後、近畿大学教職教育部教授。英国BBC制作のドキュメンタリー映画「アインシュタインの脳」(ビデオはポニーキャニオンより発売)、NHK大阪放送制作の「オモシロ学問人生・愛しのアインシュタイン」などに出演し、アインシュタイン研究家としてメディアでも活躍

佐藤文隆 : 甲南大学教授、京都大学名誉教授。1938年、山形県に生まれる。1960年、京都大学理学部物理学科を卒業。アインシュタインの重力場方程式厳密解の研究、ブラックホールやビッグバン宇宙論の構築などに貢献。京都大学教授、基礎物理学研究所所長、理学部長、日本物理学会会長などを歴任。紫綬褒章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • roughfractus02 さん

    著者訪日の日本側の詳細は『アインシュタイン・ショック』にあるが、本書は著者の旅行日記から日本滞在の43日間を抜粋し、日本側の写真資料等が加えてある。その歓迎パニックの背景は他の書物にもあるが(「相対性」が性に関する研究会「相対会」とリンクした等)、第一次大戦を経験した著者の、民主的な国際主義のフィルタを通した大正デモクラシー下の日本の印象が綴られる。神戸に到着し、最初に京都に宿泊した点もこの異文化に対する印象に影響したようだ。講演をこなして日本の知的欲求の弱さを感じつつも東北大の研究の進展に注目している。

  • KTakahashi さん

    アインシュタインの旅日記6冊のうち,日本部分を写真印刷し,日本語訳をつけた本。当時の新聞記事,写真,講演録,なども納められている。岡本太郎の父,岡本一平の挿絵もある。

  • ZEPPELIN さん

    まず、来日時の写真がこんなにも残されていることが素晴らしい。そして、座布団の上であぐらをかくアインシュタインが可愛い。そもそも、丁寧に日記をつける人だったとは。さすがに本人による相対論の講義は少々難しいけれど、日本そのものや日本人に対して好意を持ってくれているのは後世の日本人としても嬉しい。20年代にアインシュタインが、30年代にはボーアも来たなんて、当時の日本人の科学に対する意識の高さも伺える。ただ、過度な西洋化を危惧したアインシュタインの想いは、残念ながら無駄になってしまった

  • hesofesta さん

    滞在日誌の和訳。 近所まで来てたんだなー。

  • Susumu Kobayashi さん

    大正11年(1922年)にアインシュタインが改造社の招きで来日した時の模様を、アインシュタイン自身の日記や新聞記事等の資料とともに描いたもの。完全版「相対性原理に就いて」―アインスタイン博士講演録を収録。提唱者自身による講演はわかりやすい。当時の日本および日本人に対するアインシュタインの感想を読むと日本人として鼻を高くせざるを得ないが、同時に「生活の芸術化、個人に必要な謙虚さと質素さ、日本人の純粋で静かな心、それらすべてを純粋に保って忘れずにいてほしいものです」という言葉に襟を正さなければならない。

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アルベルト・アインシュタイン

ドイツ生まれの理論物理学者。1879年3月14日生まれ。チューリッヒ工科大学を卒業後、ベルンで特許局技師として働きながら研究を続け、1905年に特殊相対性理論など画期的な3論文を発表。1916年には一般相対性理論を発表。1921年度のノーベル物理学賞を受賞。ナチス政権の成立にともないアメリカに逃れ、

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