偉大なる道 朱徳の生涯とその時代 上 岩波文庫

アグネス・スメドレー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784003342916
ISBN 10 : 4003342917
フォーマット
出版社
発行年月
1977年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
:
15cm,388p

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読書メーターレビュー

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  • 壱萬弐仟縁 さん

    中国人民解放軍の総司令官朱徳将軍の生涯の、60歳の時までの物語(11頁)。 「われわれは、もっとも困難な状況のなかでも、われわれの文化を高めてゆく」(32頁)。 困難で鍛錬されていくが、維持するのは容易でない。 どの国、どの時代でも、犠牲になる者がおり、重税を課してくることの理不尽を思う。 「革命が挫折した原因は、農民を完全に組織して、農地改革を最後の結論にまで押し進めることに失敗したところにある」(59頁)。 組織化することは容易でない。 読書人階級というものの存在は知らなかった(60頁)。 

  • mztn さん

    「大地の子」を読んで近現代の中国の成り立ちに興味が湧いて勧められたので読んでみた.革命家の朱徳が毛沢東と出会い中国が成立していくまでの話を,著者のスメドレーが朱徳から話を聞いてまとめた本.清のあとは,端的に言うと,カオスだった.日本で言うところの戦国時代のような感じかな.歴史の授業ではあっという間に過ぎ去ってしまう話ですが,その裏ではかなりの戦乱の世になっていたようだ.貧富の差が非常に激しい中国において彼らは貧民層の味方になり,そこらじゅうで蜂起した農民や工人が現代の中国を成立させた.よくわかりました.

  • dexter4620 さん

    朱徳、農民出身で中国共産党の礎を築いたこんな人物がいるとは今まで知るよしもなかった。貧農で苦学しながら将官まで登り詰める伝記は、時を経てもなお新鮮。改めて努力することの重要性を思い出した。下巻にも期待

  • m0t0m さん

    仁井田陞『東洋とは何か』からの繋がりで手にしました。

  • 無意味への献身 さん

    改めてというか今さら、中国は大きい国だと思った。巻末の中国地図(全土の地図ではない)を見ながら読み進めると、朱徳と共に華南の大地を移動する気分になれる。これは歴史の解説書や通史を読んでいるだけではわからない、呼吸している「歴史」感覚を想像のうちに体感できる得難い経験。そして何よりもスメドレーが最晩年の困窮の中で書き上げたという作品の背景にまず胸をゆさぶられる。中国という国はいつの時代も統治するのは大変なんだなあ、と。

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