アガサ・クリスティ

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パーカー・パイン登場 ハヤカワ・ミステリ文庫

アガサ・クリスティ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784150700317
ISBN 10 : 4150700311
フォーマット
出版社
発行年月
1978年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
312p;16

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読書メーターレビュー

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  • 夢の中で枕濡らし さん

    パーカーパインという謎の銀髪オールバックの女性かと思いきやお髪がお涼しいお旦那さまであったようで名前で判断するのは良くないという最例かもしれませぬが私も磯鷲桔平とかに生まれてこれたら磯鷲桔平登場!と銘打って幕内からヨヨヨと出できたのではありましょうが今作のアガクリ師匠は短編でなんと計12編。前半はほのぼの勘満載の一話完結でこち亀の良作回といったところで今作でしか味わえないタイプの物語。後半はサスペンシャルもあってアガクリ師匠の不発なやつの短編版といったところ。ただ最後の短編は捻りが分かりやすくて良かった。

  • 星落秋風五丈原 さん

    新聞の「あなたは幸せ?そうでないならパーカー・パイン氏に相談を」という広告を見て客は氏の事務所を訪れる。氏の治療法は35年間勤めていた官庁で得意としていた統計収集の経験を元にしたもの。個人の不幸の根本的な原因を探り出し、その人間にあった治療法を選びだす。中には救えない人もいるが一旦治療の依頼を引き受けた相手に関してはまず直すことができる、と氏は自信を持っている。12編から成る短編集である、6編ではパーカー・パイン事務所への身上相談などの依頼を残り6編では氏が休暇中に巻き込まれる殺人事件などの事件を描く。

  • 旅人(𝒕𝒂𝒃𝒊𝒕𝒐) さん

    新キャラの短編集は一風変わった設定で、「あなたは幸せ?でないならパーカー・パイン氏に相談を」という新聞広告で、訪れた人のお悩み相談をする。パイン氏の、クライアントが不幸と思っている原因を突き止めて、それを幸せに導く手腕がお見事。同じような展開を避けたのか、後半はパイン氏が旅行に行った先々で出会った謎を解き明かす、いつものミステリ仕立てになっているが、最終話にはこの短編集を締めくくる仕掛けがあって、興味は尽きない1冊です。後のポアロものに出てくるミス・レモンやオリヴァ夫人が出てくるのも面白い。

  • まゆみ さん

    1934年刊行。心の専門医パーカー・パインによる短編12編。訳し方もあるのでしょうが、描写が端的に書かれた文章で気になりましたが、面白かったです。「推測ではなく、観測して分類」した上で悩みを解決することに興味をそそられました。その上、ポアロシリーズにもお馴染みのオリバー夫人が、パイン氏の職員の一人で、事務所の上に住まいがあることや、同じくポアロの完璧な秘書ミス・レモンが、パイン氏の事務員として登場していることに戸惑い驚きました。同じ舞台にポアロも存在しているのかなと思うとワクワクします。新訳で再読したい。

  • シチュー当番 さん

    クリスティの第三の探偵? ポアロとマープルしか知らなかったから、友人に借りた時はとても楽しく読めた。キャラクターがとても魅力的で、是非続編を読みたかった。推理もの、ではないけど人間の心の機微に鋭く迫る話ばかり。「ありがたいことに、わたしはきめたことは必ずやりとげます」

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アガサ・クリスティ

イギリスの作家。1890年生まれ。1920年に『スタイルズ荘の怪事件』でデビューして以来、長編と短編集あわせて100冊を超す作品を発表した。巧妙な着想と錯綜したプロット構成に、独創的なトリックの加わった『アクロイド殺害事件』や『オリエント急行の殺人』『ABC殺人事件』といった多くの作品が、古典的名作

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