デッドエンドの思い出

よしもとばなな

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163220109
ISBN 10 : 4163220100
フォーマット
出版社
発行年月
2003年07月
日本
追加情報
:
20cm,229p

商品説明

人の心の中にはどれだけの宝物が眠っているのだろうか―。つらくて、切なくても、時の流れのなかでいきいきと輝いてくる一瞬を鮮やかに描いた5つのラブストーリー。

内容詳細

人の心の中にはどれだけの宝物が眠っているのだろうか―。つらくて、切なくても、時の流れのなかでいきいきと輝いてくる一瞬を鮮やかに描いた5つのラブストーリー。

(「BOOK」データベースより)

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人との「縁」とか、「辛さや切なさ」という...

投稿日:2006/11/02 (木)

人との「縁」とか、「辛さや切なさ」というのは、きっと何か必要なものなんでしょうね・・・。読んだ後は、ちょっぴり胸が痛いけど、それ以上に清々しい気分。

睡蓮 さん | 宮崎県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 美紀ちゃん さん

    再読。 つらく切ないラブストーリーばかり。 5つの短編集。 高梨くんひどい。 ひどすぎる。 辛い。 でも西山君がいて良かった。 西山君と付き合うことになるのかと思ったが、そうならなくて良かったのかも。 よしもとばななさんの誠実さが出ている。

  • MI さん

    恋愛短編集。「幽霊の家」は彼のアパートに前に住んでた老夫婦の霊が見えるとばななさんらしい作品。洋菓子屋の彼と食堂の娘のなんとなく気が合う2人が、再開してやっぱりこの人だったんだと気がつく。ゆっくりと時間が流れて、自分の居場所がここなんだと感じて一緒になる幸せ。「デッドエンドの思い出」は婚約者に浮気されて1人になる悲しさ。失恋した主人公に「自分を情けなく思ったり嫌いになりそうなことがあっても、これまでの人生を否定しなくてもいい」と前向きにさせてくれる言葉が詰まっていた。

  • ❁かな❁ さん

    よしもとばななさんの小説を読むのは学生の時以来かも知れません。ばななさんらしいなぁと懐かしかったです。辛くて切ない内容ですが読んでいて静かに温かい気持ちになりました♪忘れられない、かけがえのない瞬間を描いたような5編からなる短編集です。私は一番『幽霊の家』が好きです!それから『おかあさーん!』『デッドエンドの思い出』も良かったです!ご自身があとがきで「この中で『デッドエンドの思い出』がこれまでに書いた自分の作品の中で、いちばん好きです。これが書けたので小説家になってよかったと思いました。」との事でした!

  • おかむー さん

    激しくいまさらながらよしもとばなな初読み。平均的なよしもと作品がどういうものかわからないけれど、これはいい感じでしたよ。『よくできました』。5編からなる短編集は、それぞれに傷を抱えたひとびとのほんのりとした癒しの物語。「藤子・F・不二雄先生に捧ぐ」とあったので辻村深月ばりのドラえもん絡みかと思ったらほんのちょっとだけ(笑)。ところどころで妙にいびつな感触の性描写が見られる部分はちょっと引っかかったなぁ。とはいえひとの身に染み込んだような悲しみとほんのりと包み込むような暖かさが描かれて好感触でした

  • ゆみねこ さん

    読友さんの感想から手にした1冊。美しい装丁とこの季節にぴったりの内容、深く印象に残る一書になりました。5つの短編どれも好きですが、中でも「幽霊の家」と表題の「デッドエンドの思い出」が良かったです。自分では中々選べない本と巡り合えて素敵なひと時を過ごせたことに感謝です。

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人物・団体紹介

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よしもとばなな

1964年、東京生まれ。詩人・思想家の吉本隆明の次女。日本大学藝術学部文芸学科卒業。87年「キッチン」で海燕新人文学賞を受賞しデビュー。88年「ムーンライト・シャドウ」で泉鏡花文学賞、89年『キッチン』『うたかた/サンクチュアリ』で芸術選奨文部大臣新人賞、同年『TUGUMI』で山本周五郎賞、95年『

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