まど・みちお全詩集

まど・みちお

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784652042311
ISBN 10 : 4652042310
フォーマット
出版社
発行年月
2001年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
21cm,735,65p

内容詳細

日本人ではじめて国際アンデルセン賞作家賞を受賞した著者の全詩集。芸術選奨文部大臣賞、産経児童出版文化賞、路傍の石文学賞特別賞受賞。

【著者紹介】
まどみちお : 詩人。本名・石田道雄。1909年、山口県徳山市に生まれる。戦前、台湾総督府につとめながら「コドモノクニ」「綴り方倶楽部」「お話の木」などに投稿して北原白秋に詩・童謡を学ぶ。また詩友、水上不二らと詩誌「昆虫列車」を創刊して精力的に詩作をつづける。戦後約10年間、幼児雑誌の編集に携わる。以後詩作に専念する。詩集に『てんぷらぴりぴり』(大日本図書)、『まめつぶうた』『しゃっくりうた』『いいけしき』(以上理論社)、『まど・みちお詩集 全6巻』『風景詩集』(以上かど創房)、『THE ANIMALS』(すえもりブックス)、『ぼくがここに』(童話屋)があり、童謡集に『ぞうさん』(国土社)、『まど・みちお童謡集』(弥生書房)、童謡曲集に『おおきい木』(ドレミ楽譜出版社)など多数の著書がある。上記の著書や詩作によって、サンケイ児童出版文化賞、児童福祉文化賞、日本児童文学者協会賞、野間児童文芸賞、巌谷小波文芸賞、小学館文芸賞、川崎市文化賞、ダイエー童謡大賞などを受賞。また、『まど・みちお全詩集』によって、芸術選奨文部大臣賞、産経児童出版文化賞大賞、路傍の石文学賞特別賞を受賞し、全業績に対し国際アンデルセン賞作家賞が贈られる

伊藤英治編 : 編集者。1945年、愛媛県西条市に生まれる。書評紙「図書新聞」、雑誌「日本児童文学」を経て編集プロダクション恒人社に所属。これまでに編集した本に『椋鳩十の本』『乙骨淑子の本』、関英雄著『体験的児童文学史』、いぬいとみこ著『四つのふたご物語』(以上理論社)、『児童文学マニュアル』『今西祐行全集』『長崎源之助全集』『現代児童文学作家対談』、猪熊葉子著『ものいうウサギとヒキガエル』(以上偕成社)、『日本出版クラブ30年史』(日本出版クラブ)、『菅忠道著作集』(あゆみ出版)、原昌著『比較児童文学論』(大日本図書)などがある。また、『まど・みちお全詩集』によって日本童謡賞特別賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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  • 玖良やまだ さん

    言わずと知れた「ぞうさん」の作詞家。作詞家60年の軌跡。とくに初期の作品が好みだ。どこか懐かしい。自分が子供の頃の光景が浮かぶ。カラーではなくセピア色である。宇宙と繋がっていることを再認識する。汚れてしまった自分の心を、リセットするときは、まどみちおの世界に浸るのだ。

  • ロビン さん

    まどさんの詩は、目に見えるもの―蚊のような生物もコップのような無生物も含めーを通じて、存在の背後にある目に見えない働きや力をみごとに表現している。一輪の花を開かせるその見えない力に対して驚嘆するまどさんの感性は素晴らしい。ノミからゾウまで、そのものがそのものである素晴らしさに心打たれるまどさん、生きとし生けるものの命はみな平等だと信じるまどさんの詩は、小さないのちへの慈しみに満ちた伊藤若冲の「動植綵絵」のこころまでもを彷彿とさせる。むかし戦争協力詩を作ってしまっていたことに対する反省の言葉も真摯だった。

  • みやび さん

    まどさんは誰もが歌ったことのある「ぞうさん」「やぎさん ゆうびん」などの童謡もたくさん書かれ、104才で亡くなった詩人さんです。身近なものを題材に、生き物だけでなく無機物にまで向けられる優しい眼差し。感じさせてくれる宇宙。パッと開いて読む一篇に、あの世のおじいと話せたような温かな気持ちになります。どれも大好きだけど「地球の用事」が特別にお気に入り。

  • LACI さん

    まどさんがお亡くなりになられ本棚に置いてあった詩集をあらためて読んでみた。 寒い朝に幼稚園でよく歌っている「ゆげのあさ」もそうだったのか・・・。「ぞうさん」「やぎさんゆうびん」「ドロップスのうた」・・・ずっとずっと歌い継がれていくだろう。まどさんやさしい言葉を沢山紡いでくださってありがとう。

  • k sato さん

    長らく病気療養しておりましたが、ようやく本を読むことができるようになりました。復帰最初に、まどさんの詩集を手に取りました。ひらがな、カタカナを多用されており、内容を理解するのに苦慮しました。身近にある生命や疑問に焦点を当てた作品が気に入りました。「蚊」や「おなら」の題名が多かったですね。どちらにも命があって愛おしいをいうことを伝えたかったのだろうと解釈しました。

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