そのへんを

まどみちお

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784896421545
ISBN 10 : 489642154X
フォーマット
出版社
発行年月
2006年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,63p

内容詳細

溢れるユーモアと暖かな視線が、緊張した言葉に収斂する。表題作を含む新作詩11篇と、「水」をテーマに選んだ世界の風景写真30点による、心豊かなコラボレーション。まど・みちおとみやこうせいの対談も収録。

【著者紹介】
まどみちお : 1909年山口県生まれ。第2次世界大戦前、臺灣総督府に勤務しつつ詩作を始める。1994年、国際アンデルセン賞作家賞を贈られる

みやこうせい : 1937年岩手県生まれ。エッセイスト。メルヘン、批評など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • masa@レビューお休み中 さん

    あっけらかんとして、嫌みのない言葉たち。主張はしても、必ずしも意味を伴わなくてもいい。詩には日本語でしか表現することができない味わい深さがあるのだということに気づかされる。公害、戦争、政治、性、生…さまざまな事柄が詩という媒体を通して表現できてしまうおもしろさ。そして、詩だからこそ難しい問題も軽妙に、やんわりとたしなめることができるのかもしれない。まどさんの詩に始めて触れました。95歳とは思えない力強さとユーモア溢れる言葉使いに、ただ感嘆するばかりです。みやさんの風景写真とのコラボも素敵です。

  • 遠い日 さん

    まど・みちおさんが95歳当時の詩集。まどさんの詩の間に挟まれたみやこうせいさんの写真がまたいいのだ。どういう基準で写真を選んだかのことばが、まどさんとみやさんの対談の中にあった。子ども向けの詩とはまた異なって、ユーモアをまぶしたことばの中の辛辣な世情への批判や人生への言及やが、気づきを持って迫ってくる。なかなかの舌鋒であるのだ。詩人の目は、このように澄んで本当を見分けるものかと驚きを感じる。

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人物・団体紹介

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まどみちお

1909年、山口県に生まれる。1934年に雑誌に投稿した詩が北原白秋により特選に選ばれる。1951年に書いた「ぞうさん」は日本人に最も愛される童謡のひとつ。1968年にはじめての詩集『てんぷらぴりぴり』(大日本図書)を刊行。野間児童文芸賞を受賞する。『まど・みちお全詩集』(理論社)で芸術選奨文部大臣

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