銀ちゃんが、ゆく 蒲田行進曲完結篇

つかこうへい

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041422281
ISBN 10 : 4041422280
フォーマット
出版社
発行年月
1988年11月
日本
追加情報
:
317p;15X11

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KANEO さん

    『蒲田行進曲』の後日談にして完結篇。映画では一見ハッピーエンドかのように終幕したが、現実はそうは問屋が卸さないわけで、銀ちゃんと小夏には無慈悲で過酷な運命が待っていた。しかし、これまでの彼らを顧みればそれは当然の因果応報のように思える。気の毒には思うが同情はできない。前作では主役クラスであったヤスが今回は完全に第三者で蚊帳の外であり扱いも酷く不憫。それを特に意に介さない銀ちゃんと小夏。弱者を平気で踏み付けられるのもスターに必要な素質なのかも知れない。前作以上に華やか世界の業にまみれた裏側を見た気がした。

  • けいちゃっぷ さん

    抱えきれないほどの重荷を背負いながらも、スターはスターであるからこそスターであることを体現している銀ちゃんはかっこええ。つかこうへいさんのご冥福をお祈りいたします。317ページ

  • きゅうり さん

    「蒲田行進曲」での銀ちゃんは只ただスターだったけど、人の親になったことで一人の“人間”にならなきゃならなくなったのね。見たくなかった一面に一番魅了されることもある。

  • jdrtn640 さん

    『鎌田行進曲』は感情移入できるキャラが一人もいなかったけど、こちらはかなりキャラも立っててかなり楽しめた。解説によると、作者は前作のヒットについて違和感を持ってたというのは、やっぱり連載時のタイトル通り「銀ちゃんのこと」として書いたのかなぁ?

  • YJ さん

    面白い

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人物・団体紹介

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つかこうへい

1948年、福岡県生まれ。慶應義塾大学文学部フランス哲学科中退。74年、戯曲「熱海殺人事件」で岸田國士戯曲賞を当時最年少の25歳で受賞。舞台を次々手がける一方で、82年、『蒲田行進曲』で直木賞を受賞。90年、戯曲「飛龍伝’90 殺戮の秋」で読売文学賞受賞。2010年7月没(本データはこの書籍が刊行さ

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