地べたを旅立つ 掃除機探偵の推理と冒険

そえだ信

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784152099853
ISBN 10 : 4152099852
フォーマット
出版社
発行年月
2020年11月
日本
追加情報
:
290p;19

内容詳細

札幌方面西方警察署刑事課勤務の鈴木勢太は小樽市で交通事故に遭い、目覚めると――ロボット掃除機となっていた。こんな姿になっても義父からDVを受けて勢太が保護していた姪を護らなければいけない! 卓抜な着想で選考委員達を驚嘆させた掃除機ミステリ。

【著者紹介】
そえだ信 : 2020年に『地べたを旅立つ』で第10回アガサ・クリスティー賞大賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • みっちゃん さん

    暴走車にはねられ、意識を取り戻したら自分は高性能の掃除機になっていた…あり得な〜い!しかも目の前には謎の死体が。このとんでもない事態にも半狂乱にならず(なっても仕方ないが)回りの状況を把握しつつ、打開策を探るあたり、さすが警察官よ。大事な姪を救う為、札幌から小樽までの30キロの大いなる旅に出る。壁、ドア、段差!行く手を阻む困難を高機能の身体を駆使して突破、突破!「出来すぎやろ」と思いながらも、充電の電源を借りるのさえ、罪悪感を感じる誠実な人柄にいつしか声援を送る自分がいた。面白かった。楽しめたよ。

  • 散文の詞 さん

    まさに、タイトル通りのミステリーです。 それ以上でもそれ以下でもありません。 しかも、ミステリーなのに面白いんです。 夜の国道5号線を爆走します。 当たり前ですが、こんなの展開が全く読めない。 ただ、残念なのが、これ以上の長さにできない都合があったのか、中盤から後半にかけてバタバタと片付いてしまいます。 もうちょっと、読みたかったな。

  • machi☺︎︎゛ さん

    裏表紙に第10回アガサ・クリスティー賞大賞とあり気になり読んでみた。冒頭からいきなりのぶっ飛び設定。鈴木勢太は北海道で警察官として暮らしていたがある日車に撥ねられ、気がついたらお掃除ロボットになっていた。この時点でもう既についていけないと思ったけどやっぱり気になり最後まで読んだ。結局最後まで色々ぶっ飛んだ事が起こり飽きなかった。お掃除ロボットの魅力は十分に伝わった。

  • kou さん

    事故に遭った刑事が目覚めたら「スマートスピーカー機能付きロボット掃除機」になっており、そこから娘の危機を救う為、30キロ離れた小樽まで旅に出る。あらすじを読んだ率直な感想としては、この題材でアガサ・クリスティー賞に挑んだ著者の挑戦に凄いを通り越して恐怖すら憶えた!!しかし、読み始めると先が気になって読むのが止められなかった。何故なら、先の展開が予測不能だから(笑)。突っ込み所は満載だったが、色んな意味で面白い一冊だった。

  • chantal(シャンタール) さん

    2020年のアガサ・クリスティ賞大賞受賞作。昨今話題の『同志少女よ敵を撃て』もこの賞の大賞作品だが、だいぶテイストの違う作品。交通事故に巻き込まれた刑事の勢太は目覚めたらなんと円盤型掃除機になっていた!なんとしても小樽にいる姪っ子のために札幌から移動しなければならない、と言うロードムービー。その道々、安楽椅子探偵ならぬ物言わぬ掃除機探偵として事件解決したりして。発想がぶっ飛び過ぎてて「おぉ?」と思ってるうちに読み終わってしまった。いつも面白い作品を発掘してくれる読友ち〜先輩、ありがとう、面白かったです😁

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そえだ信

2020年に『地べたを旅立つ』で第10回アガサ・クリスティー賞を受賞し、同作を改題した『地べたを旅立つ 掃除機探偵の推理と冒険』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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