ベートーヴェンの愛弟子 フェルディナント・リースの数奇なる運命

かげはら史帆

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784393932209
ISBN 10 : 439393220X
フォーマット
発行年月
2020年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
296p;20

内容詳細

目次 : 【1】モラトリアムの時代 / 1.楽園のゆりかご / 2.師の使命、師弟の葛藤 / 【2】キャリアの時代 / 3.マスケット銃かピアノか? / 4.よろこびとあきらめ / 【3】セカンドキャリアの時代 / 5.帰還から再起へ / 6.楽園の再生 / *年表/主要音楽家生没年一覧 / ジャンル別全作品リスト/アルバムガイド / 主要参考文献

【著者紹介】
かげはら史帆 : 1982年、東京郊外生まれ。一橋大学大学院言語社会研究科修士課程修了。音楽雑誌、文芸誌、ウェブメディアにエッセイ、書評などを寄稿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 月華 さん

    図書館 フェルディナント・リースの生涯を単独で一冊の本にまとめた、おそらく世界初の伝記とのこと。フェルディナント・リースが残した作品や手紙、その他のテキストは、何よりもまず彼自身の音楽人生の所産とも書かれていました。年表、全作品リスト、アルバムガイドも載っていました。

  • とっても さん

    読みやすくて、一気に読了。生きている間はある分野でそれなりに成功して、だけど後世には残らない…プロとして生計を立てていてもその多くはそのようなものだと思う。後世までその業績が残るなんて、本当に本当に、稀なこと。リースは音楽家として充分に成功したといえる。天才ではなかっただけ。終章で書いてある、同世代の誰よりも生き残った音楽家のチェルニーでさえ練習曲しか知られておらず、世代特有の不運があったことにはなるほどと思った。ベートーヴェンの直弟子という血脈を断絶させたこと、これはやはり残念だったかもしれない。

  • B. S. Junkie さん

    激変する歴史の波濤に弄ばれる木の葉のごとき人生であったようだ。ヨーロッパの混迷は彼の生前よりあって、現代に至るまで続いている。21世紀にようやく歴史的評価をなされる順番が巡ってきたフェルディナント・リースの旅は、今もなお続いているのかもしれない。

  • スコーンモンスター さん

    リース側からの一次史料を読み込み、それを紹介しつつ、歴史上の点と点を著者独自の視点から線で結びつけようとするテクニックがすごい。こじつけではなく、リースの立場になって「〜だったかもしれない」と表現しており、史実と著者の見解を見事に分けて書かれている。

  • シオン さん

    社交性というか権威ある人に気に入られる性格であるということが人生軌道に乗せる秘訣だと思った。

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人物・団体紹介

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かげはら史帆

1982年、東京郊外生まれ。法政大学文学部日本文学科卒業、一橋大学大学院言語社会研究科修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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