京都ごはん日記

いしいしんじ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309206370
ISBN 10 : 4309206379
フォーマット
出版社
発行年月
2014年01月
日本
追加情報
:
346p;20

内容詳細

ファン待望! いしいしんじの「ごはん日記」が帰って来た!! 長野県の松本を後にした、いしいさんと園子さんの新天地、それは著者縁の地・京都。いしいしんじの感性を通じて新たな京都を発見出来る一冊

【著者紹介】
いしいしんじ : 1966年大阪府生まれ。京都大学文学部仏文科卒業。03年、『麦ふみクーツェ』で坪田譲治文学賞、12年『ある一日』で織田作之助賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ちょろんこ*勉強のため休止中 さん

    日々の出来事や趣味、食事の内容がメインで、いしいさんの“感情”がほとんど描かれていなかった。こういう日記はよほど個性的な生活をしている人じゃないと、カタログ的になりがちだと思う。だがこの日記は文章に落語か漫談のような独特の流れるリズムがあり、随所に言葉遊びが散りばめられていて飽きなかった。フットワークが軽く、京都・東京・三崎・直島と個人的に好きな場所が出てきて嬉しい。「ごはん」に関しては美味しいお店を引き当てる率が高いようで羨ましい!価格も手が出る範囲が多く、巻末に地図もあるので参考にしたい。

  • ユメ さん

    京言葉混じりのユーモア溢れる独特な言い回しで気取らず胃袋に忠実に記される作家の日々のごはんは、自分も同じものを食べられたら間違いなく口福に感じるだろうと思わされる。おそらく、京都に並ぶぐらい、あるいはそれより多く美味しい店がある街はあるだろう。だが、京都の凄さは、それこそ散歩がてらふらりと歩いていける距離にそういう店が揃っているところだ。あの狭い街の文化の密度の濃さよ!そして、その中で育まれる、なんやおもろい人たちの奇跡のような縁。いしいさんが体験した京都のディープさに圧倒されていた。

  • Y さん

    読み終えるのにとんでもなく時間がかかった。重いものセンターが何を指すのか、ゆっこが誰を指すのか等ずいぶんと読み進めた後でやっと理解した。「幻のねこ」にひたすら癒される。いしいさんの生活がうらやましいけれど、いしいさんほどの広い交友関係を維持することは自分には到底できない。同じ時期に京都に過ごしていたので、行動範囲が微妙にかぶっているのでどこかですれ違っていたのかもしれない。お金を稼ぐ人にとって京都の町を過ごすのはすごく楽しいんだろうなあ。だって京都にはおいしいものや面白い人や見るべきものが詰まっている。

  • onasu さん

    久しぶりのごはん日記、住まいは松本から京都に。と言っても、東京、三崎など毎週のように動き回っていて、我が家にもニアミス! 多くは妻の園子さんも合流。好きなんですな。東京には実家もあるし。  場所を選ばずの文筆(早っ)、のぞみ車内とかで速読、絶え間ない資料とレコードの蒐集。  気力、体力、尽きぬ好奇心。それが、京都でも何処でも、人との巡り合わせを招く。  おっと肝心のごはん。さすがに古都は店の数が多い。巻末にはリストも…。京都は、まあ何れの機会に。まずは富士宮、次いで松本の蕎麦屋、それと宿願の三崎だな。

  • 鯖 さん

    いしいさんの文章大好き。食べているものも大好き。毎日が美味しそうでうらやましい。長野や三崎の時の日記は新潮文庫だったので、しょっぱなから、ハードカバーだとそこがちょっと辛い。まあ、ウェブでほぼ読めるんだけど、やっぱり紙と活字が好きなのです。

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人物・団体紹介

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いしいしんじ

1966年、大阪市生まれ。京都大学文学部卒。’96年、短篇集『とーきょーいしいあるき』(のち『東京夜話』に改題して文庫化)、2000年、初の長篇小説『ぶらんこ乗り』刊行。’03年『麦ふみクーツェ』で第18回坪田譲治文学賞、’12年『ある一日』で第29回織田作之助賞、’16年『悪声』で第4回河合隼雄物

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