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vitB3 さんのレビュー一覧 

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     2011/08/12

    G.オズビーのバンド出身でオズビーのレーベルからもアルバムを出してるヴァイブ奏者のレギュラー・バンド”Little Green Men”(←コミックのキャラクターとの事)でのアルバム。メンバーはハイスクールからの仲間のb,dsに同じくオズビー・バンドのOGである Megumi Yonerzawa(p、オズビーのPUBLICというアルバムに参加してます)をくわえたもの。
    大変なSFファンということでプログラムの大半はSF作品関連のもので、何とTRONやターミネーターまで聴け、サラ・コナーのテーマは大変美しい好演。
    ピントのヴァイブは本人はミルト・ジャクソン直系と言ってますが、ミルトのようにストレートにメロディを出すのではなく、より小さい玉・長い柄でゆれながら振幅しソロをつづってゆく感じ。リズムもソリッドかつダイナミック、それを芯のあるピアノがおおらかに受け止めスイング。尖り過ぎず、新しい感覚もありお薦めです。

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     2011/08/06

    デンマークで活躍している平林さんのM.マズール(ds)とのピアノ・トリオ作品。曲は二人の自作曲。リーダーのプレイヤーとしての色はそれほど強くないですが、曲・トリオとしての個性は素晴らしいです。特にマズールはECMの諸作の冷え冷えとした遠い音を聴いて外していましたが、実体感があり濃密でカラフルかつ伸びのある録音を聴いて惚れ直しました。

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     2011/08/06

    40〜50年代にホンカーとして活躍、Corn Bread の大ヒットがあり、D.エリントン・オーケストラでの演奏歴もあり、60年代以降ヨーロッパで活躍しているシンガーの2010年録音。同じくヨーロッパ在住の一応前衛派のD.マレイとの共演なので<チャレンジ>なのでしょうが、アレンジもバックもどこ吹く風のマイペースの演奏。音に粘り・伸びがなくなり、もたり気味ですが歳も歳ですので文句をつけてはいけません。一方のマレイもいつもどおりですが一段と贅肉がついた感あり。リズム隊は直球勝負で好演ですが、140キロ前半の球でコントロールがもう一つで押し切るのはしんどいかな。プログラムも含めて一工夫あれば…。

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     2011/08/06

    スペインのテナー・サックス奏者のワン・ホーン作品。同系のS.ハミルトンやH.アレンに比べるとよりモダンでエッジの効いた音色の持ち主です。全編、快調に吹いてますがリズム陣が薄く軽い(一曲参加のvoも同様)のが少々残念。名曲 Berkshire Blues(R.Weston)、Holy Land(C.Walton)を取り上げ好演しています。

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     2011/08/06

    tr.2はハンコックの参加し前作からのテイク。お薦めは残りのファレル - ベック によるジャズ・ロック曲でCTIらしく整った演奏ですがロウな魅力に溢れています。ベックは後ろで前で絶えずロック調でガツガツ弾いており一番目立ち実質的なリーダー。ファレルはRTFでは映えたソプラノ、フルートはぱっとせず、ざらついた音色のテナーを吹いたtr.3,4がお薦めです。S.マーカス - L.コリエルのコンビとの聞き比べも一興かと。
    woundedbird での再発ですが音質の詰めが甘く、作曲者の記載も見当たらず(CTIのLP盤では盤のレーベル面に記載)で残念な再発です。

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     2011/08/05

    Return to Forever(第1期)、E.ジョーンズでの活躍で知られるファレルのCTI盤。CTIでのリーダー作はこれ以前は新主流派+αですが、この作品の後はジャズ・ロックになり、これは分岐点となる作品。
    ジャズ・ロック路線の相棒となるベック、バッシュラー(共にマルチ・ジャンルのスタジオ・ミュージシャン)も参加していますが、目立つのはファレルとハンコックで勢いのあるロウなソロをとっています。基本、シリアスな作品ですが、CTIのレーベル・カラーか主役のキャラかポップなフレイバーが漂います。

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     2011/08/04

    日本のヴィーナスからもアルバムを発表しているピアニスト兼歌手の作品、見た目が一作ごとに膨張してるのが気になるところです。
    基本、ピアノ・トリオ+歌で全曲で唄っているわけではありません。
    ピアノはバップ・ルーツですが少し古風な感じで現代的な山あり谷あり揺れ動くスタイルではなく、もたり気味ですが芯のある丸めの音でストレートに弾いています。歌は柔らかく少し太めのジャズっぽい声ではったりをかまさず素直に唄っていていい感じ。
    ジャケットにままでCDの入った簡易紙ジャケで、曲目以外何の情報もないのは廉価とはいえ不親切。

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     2011/08/04

    当時のボス、H.マンのプロデュース。ヴィトウスはマンのグループを抜けウェザー・リポートに専念しようとして揉めてた頃(結局、WRにいくのですが、ファンック・ベースが弾けず追い出された)ですが、マンは縛りをかけず自由にやらせています。
    音楽は新主流+フリーにジャズ・ロックをかましたもので、当時の精鋭ミュージシャンを集めたものですが、ヴィトウスにリーダーとしてまとめる能力は足りず、結果、ヴィトウスは全編1番前でベースを弾きたおし他では絶対聴けない音楽になっています。この作品の先は未だ現れず、行き止まりのままですが、今聴いてもこの先には何かある筈と思わせる怪作。
    サイドでは周りの混乱にもクールにマイペースを貫くJ.ヘンダーソンと、彼の参加でブルー・ノートの諸作とカラーを換えてくれたJ.マクラフリンがひかります。

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     2011/07/28

    R.カイザー(tp)の国内盤に参加していたピアニストのトリオ盤。
    基本、バップ・ルーツのメイン・ストリーマーです。
    本人のソロは長いラインで丁寧に掘り下げてゆくスタイルで悪くはないのですが、ダイナミズムが不足しているよう。全体の演奏も同様で、パルスとダイナミズムの中で本領を発揮するR.グリーン(ds)も不発気味。
    今のピアノ・トリオはうるさくてと思っている方には、いいかも。

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     2011/07/24

     シカゴで活躍しているL.ローレンのビートルズ集。
     一応、ジャズ・シンガーとなっていますが他の作品や活動歴からは、クラブを中心に演奏するフォーク・ロック等幅広い嗜好を持つ’シンガー’と捉えるべき人です。その辺は取り上げた曲にもあらわれていて、ジャズ・シンガー、ミュージシャンとはかなり異なります。また、バックの演奏・録音もいい意味でアコースティック基調でPOP調のオンな音です。伸びのある素直、高域に少しひりつきのある声で、どの曲も少しひねりを加え唄っていてとてもいい感じ。”Here Comes the Sun”の扱いは気に入りませんが…
     なお、他の作品にも参加しいるD.サンボーン(as)が数曲で素晴らしい歌伴をしており、E.フィリップスやL.ロンシュタットの作品での歌伴でサンボーンのファンになった、私には思わぬプレゼント。

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     2011/07/19

    NY近辺で精力的に活動しているピアニストのSteepleChaseからの作品。これまでのFSNT、Sunnyside、自主レーベルからの作品は自作曲を中心にすえたもので、小難しい感もなきにあらずでしたが、この作品は自作は1曲のみで後はジャズ・オリジナル、スタンダード+α。
    準備時間の少ない状態でも、リーダーの少しややこしいアレンジも、バックがメインストリームのキーパー、P.ワシントン(b)、L.ナッシュ(ds)でドンと受け止め快調。チャッチャッと済ました感はなく、チェンジ・オブ・ペースでいい感じです。
    音が少し遠いのが残念。

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     2011/07/15

    今さらの有名盤ですが、 I Thought About You は LP未収録、Autumn Leaves , Joshua は LP と異なり未カット。その上、LP盤は収録時間が長いため溝幅が取れず、ダイナミック・レンジの狭い遠い音でしたが、グッとONになり音質・臨場感がUPしています。その恩恵を受けたのが T.Williams(ds) と G.Coleman(ts) 。トニーは広い空間を最大限利用して羽根を伸ばしているのが手に取るよう。また、コールマンは音色にもアイデアにも伸びのない2流奏者扱いされていましたがスモークの効いた堂々たる音色で元メロディを離れずに素晴らしいソロをとります。特に、テーマ後にマイルスがメロディを利用してソロをやりつくした後、自由に暴れるバックを相手にブルース&スウィングを心にソロをとるコールマンの意気にはアプローズ!

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     2011/03/23

    ブランチャード/ハリソン在籍時のジャズ・メッセンジャーズでテナー・サックスを吹いていたトゥーサンのリーダー作。
    もともとイギリス出身でJMを退団してすぐにイギリスに戻って活動、September や World Circuit にアルバムがあります。
    マルサリス兄弟以降のアメリカでのメインストリームの流れを汲む演奏ですが、リズムは多層の波からグルーブをつくるアメリカ勢とは異なり細かいパルスからスイングしていくスタイルですが、これはサイドメンの資質によるのかもしれません。トゥーサンのソロはなんとなく影の薄かったJM時代と比して音色も魅力的になり自信に満ちた充実したモノとなっています、ただできればもっとテナーを吹いてほしい。
    なお、ギタリストのJ.Barde; bardephone とクレジットされていますが、ソラマメ型のオリジナル・ギターで、彼のホームページに紹介がありますが、フランス語なので私にはさっぱりワヤです。

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     2011/03/23

    このクインテットの魅力は一にも二にもT.ウィリアムスのドラム。しょうがないことですが録音が芳しくないのでトニーのドラムが遠くでぼやけているため魅力は減ります。
    マイルスの音さえ聴けたら満足という人にはアグレッシブなソロが聴けて満足できると思います(特に 京都)。リバースは良くも悪くもいつもどおり。

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     2011/03/23

    R.カーターのプロデュースによる日本デビュー盤での二枚目ぶりもどこえやら、頭も薄くなりBMIも大きくアップしていますが、演奏はたいへん素晴らしいです。強力な左手を駆使してドライブ感溢れ、ストレートにスイング。いろいろな意味で贅肉のついたヘヴィー級のA.ジャマル or 正確で丁寧な左手を持ち貧乏ゆすりをせずタッチの綺麗なM.タイナーという感じです。普段はエバンス・スタイルのピアニストのお供をすることの多いドラムのアースキンもビッグバンド出身の出自を出してダイナミックに楽しそうに太鼓をしばいています。
    ジャズコンボの動画は如何にいじらないでダイナミクスを出すかがポイントだと思いますが、付属のDVDは画を編集しすぎ。

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