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トップ > My ページ > skull89 さんのレビュー一覧
検索結果:2件中1件から2件まで表示
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0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2009/12/18
ゴンダタケシ(GRIP)と高木フトシ(AKUH / ex.HATE HONEY)によるアコースティック・デュオの1stアルバム。 それぞれの活動を行ないながら、時間が合えば合流し曲作りやライブを行なっていた彼らだけに、実にナチュラルで穏やかな作品となっている。 「波の雑音」「fall」「スタンド・バイ・ミー」など、自主制作で音源化されていた楽曲もすべて新録により新たな命を吹き込まれ、ライブでおなじみだったシンディー・ローパーの名曲「Time After Time」のカバーも収録。 良い意味で力の抜けた優しいギターの響き、包み込むような強さのこもったふたつの歌声が紡ぐ愛の言葉、心に安らぎを与えてくれる極上のメロディー。 迷走と混沌を繰り返す世界の中、このすばらしい音楽は誰もが抱いている“不変の愛”を思い出させてくれる。
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0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2009/11/10
2007年の結成以来、本能の赴くまま、走り続けてきたFOX LOCO PHANTOMが満を持して放つ1stフル・アルバム。 ダンサブルでありながら、琴線を揺らす和の調べ。 コミカルでありながら、痛烈に突き刺さる言の葉。 もともと持ち合わせていた独特な美意識と遊び心が、削り落とされ、研ぎ澄まされ、ひとつの生き物となりアンプから飛び出してくるような約50分の妖狐劇場。 さらに、後半の「月光哀歌」と「世界の詩」には今までに無いほど明確なメッセージが込められており、色気と毒気だけではない、強い意志も感じさせる。 なによりすばらしいのが、さまざまな顔がありながら、そのどれもがFOX LOCO PHANTOMであると確信できる“芯”があること。 ロックが“らしさ”を失いつつある現代において、声を出してロックと呼べる快作である。
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