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アマデ猫 さんのレビュー一覧 

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     2014/03/26

    私は「各々が、音楽評論家を好き嫌いで選ぶ」という考え方でよいと思っている。
    大家と思われる評論家の文章に共感できず退屈することが多い。
    好きな評論家を見分けていくひとつの私の方法は、「シューリヒト、パリオペラ座管のプラハ」やクリップス、ヨッフムのモーツァルトを褒める評論家の推薦盤を探すこと。「自分にとっての名盤」に行き当たる率が高い。同時にカラヤンのモーツァルトを褒める評論家を避ける。シューリヒトのプラハを褒める人も無視する人も、それぞれの演奏家の正直に音楽に感動しているのは間違いのないことだろう。人はあっという間に歳をとっていくので、自分に適合した評論家を早く見つけなければ。この本は面白く読みましたし参考になりました。
    宇野氏の評論で育った私は、最近は福島氏の推薦盤により近くなっている。氏の推薦盤で私自身の音楽生活は確実に楽しくなっている。ただ、全ての推薦盤がよいなどとは思ってない、当然だけど。「絶対」とか「永遠」という言葉には無理はあったかもしれない。福島さん、また次回作を出してください、買います。

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     2013/03/05

    「バッハより良い!」と、信頼する友人にこのハイドシェックのヘンデルを聴かせると驚嘆して言う。私もそう思うのだ。ヘンデルの組曲は、バッハが時折、機械的に感じられるのに(多分おそろしく機能的なんだろう)、ヘンデルのは、たいへん自在でファンタジーに満ちている。なんて美しく切ないのだろう。やはりチェンバロよりピアノが合っている。ヘンデルにピアノ協奏曲はないのかしら・・・
    この曲集の各曲の冒頭を聴くだけでも、ヘンデルの素敵なセンスがご理解いただけると思う。

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     2012/10/22

    こんなに美しい曲だったのか・・・とホグウッド氏の演奏はどの作曲家でも思わせる、というのが私見だが、特に第9の第4楽章が一番のお気に入り。
    行進曲風の(9:00〜13:00)辺りや各声部がベールのように重なる(15:00〜)の「ゆっくりさ」が絶美で、こういう演奏をずっと聴きたかった。(人によってはこの部分で拒絶すると思う)
    どの曲も美しく丁寧に造形されている。飽きない。

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