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　2013/12/07

大抵の編曲物はハズレが多いですが，これはとても素晴らしい。初めから弦楽四重奏の作品だと思えるほどの出来ばえです。できるならベートーヴェンのピアノソナタを全曲弦楽四重奏に編曲して演奏したら面白いのかもしれないとさえ思ってしまいます。聴く価値は十分にある１枚です。

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　2013/11/11

チャイコフスキーに作曲を学んだセルゲイ・タニェエフの作品と思い購入して，ノートを読んでビックリ！！　このタニェエフはセルゲイの伯父か叔父にあたる人物だと知りました。父性のセルゲイ（エヴィッチ）にまんまとしてやられた。ロシア人の名前恐るべし。
しかし，その存在すら知らなかったアレクサンドルの作品に触れることができたのはラッキーだったかも。
交響曲は，どの楽章もとても美しくロシアの雰囲気たっぷりです。と言っても，決して暗くて寒々しい曲調ではありません。強いて言えばボロディンやグラズノフっぽいかな。結構ハープが効いてます。
組曲は，４曲（変奏曲／メヌエット／アンダンティーノ／フィナーレ）から成っています。組曲とはいえどもちょっとした交響曲と言っても過言ではないほどの出来ばえです。
ノートによれば，彼の交響曲は３つで組曲はもう１曲あるそうです。今後それらが聴ける可能性は極めて低いでしょうが，是非聴いてみたいものです。

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　2012/02/23

ふざけてるようにしか聞こえない口琴という楽器の音色が，聴いてる人に不思議な笑顔をもたらしてくれます。昔はこんな曲もありだったのかぁと目から鱗が落ちる1枚です。

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　2011/07/13

久しぶりにお気に入りの曲を見つけた気がしました。嬰ヘ短調『不運』Op.26はなかなかの出来だと思います。特に終楽章は、若干冗長の感は否めないものの、一度聴くと耳に残るキャッチーな主題で展開されていてなかなかの逸品です。