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トップ > My ページ > てぃだかんかん さんのレビュー一覧
検索結果:2件中1件から2件まで表示
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4人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/11/02
交響曲第2番についてですが、この曲に対する指揮者とオーケストラの到達した最高で最後の一瞬をとらえた奇跡の録音と言ったら言いすぎでしょうか。60年代終わりのLyrita盤と比較するとこの数年の間のボールトの円熟とLPOの充実は本当に素晴らしいと思います。部分的にはこれより正確で素晴らしい演奏は他にもありますが、全体から滲み出す情感はまさに落日の輝きで感動しました。さり気なく、美しく、格調高く。またこの素晴らしさは長年活動を共にしたLPOでなければ表現できなかったように思います。どこをどのように演奏すればよいかすべてわかっており、淡々と進む歩みの中で実に味わい深く歌い尽くしています。そしてこのコンビの特徴である中音域のたっぷりとした豊麗な響き堪能できる録音です(実演もこんなサウンドだったのでしょうね。聴いてみたかったです)。時代と共に演奏スタイルも人々の嗜好も変化していきますが、40年近く前の録音でありながら、未だにこの曲のスタンダードな名演奏だと思えてなりません。
4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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4人の方が、このレビューに「共感」しています。 2010/08/17
これは良い演奏です。特に交響曲は同じコンビのこの5年前のスタジオ録音より肩の力が抜けて、かつ推進力があります。指揮者もオケもこの曲に最も相応しい呼吸で演奏しているかのような、とても自然な音楽の運びです。ノランをリーダーとしたLPOは、インテンポの中でもよくうたい、この曲のオーケストレーションをよく理解したバランスの鳴り方で聴かせます。さすがです。ハンドリーの新録音が残念ながら不可能となってしまった今、こうなったら2番もライブで…というのは無い物ねだりなのでしょうか。
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