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横須賀マリノス さんのレビュー一覧 

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/10/18

    大昔に、ラジオで「閉ざされた町」のスタジオライブを聞いてから、この曲だけはいつも頭の中にあった。この度初めてアルバム全体を通して聴いてみたが、もっと早く聞くべきだったと後悔している。特に「崩壊の前日」を若い頃に聞いていたら、その後の人生が随分変わっていたのではないか。この曲は、イントロダクションからのつなぎ方、曲の始まり方、ヴォーカルの入り方、少しずつ聞き手の体温を上げていく構成などなどが、ライヴの初っ端で如何に客のハートをつかむかを追求したい人には物凄く参考になると思う。普通、この手の曲と詩は大袈裟過ぎて滑稽な感じを与えるものになりがちだが、マキの歌声が現実離れした世界にマッチしているせいか、すぐに曲にのめり込んで行けて、違和感や滑稽さを微塵も感じさせない。大仰だけど切なくやりきれない世界をとことんハードロックで表現するというコンセプトが最初から最後まで一貫している点に鑑みれば、個人的にはこれがこのバンドのベスト盤だと思う。

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/04/02

    庄司紗矢香のアルバムでレーガーに目覚め、思い切って23枚組にチャレンジしてみた。晦渋、難解といったレーガーの一般的イメージそのままの曲もない訳ではなかったが、普通に聞いて楽しめる曲の方が圧倒的に多いという印象だった。グッとくる悲劇的な曲やウットリする抒情的な曲、フルートが飛び跳ねる軽快な曲などは、難解どころか親しみ易いとすら言えるだろう。構成の複雑さやテクニックの深さが分かるかどうかはどうでも良いのではないか(と言うとお叱りを頂くかもしれないが)。レーガーを先入観だけで敬遠していたことが、あまりにも勿体なさ過ぎたと感じた。これからはレーガーをじっくり味わう楽しい人生を送っていきたい。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/02/21

    曲の並べ方に疑問を感じるところもあるが、それは大した問題ではない。演奏・録音ともに素晴らしく、それを1枚あたり約200円で聴くことができるというのだから、感謝するしかないだろう。演奏のスタイルは、テンポの取り方、ストップの選択、装飾音の表現など、いずれの点においてもオーソドックスな印象を受けた。安心して買えると思う。

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  • 8人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/02/19

    レーガーとバッハを交互に並べることによって、両者の作品が等価であることを主張したかったのではないかと思う。知名度の低いレーガーの無伴奏曲が、バッハと比べても遜色のない深みを持っていることを初めて認識させられた。バッハの残りの3曲もさることながら、レーガーの他の作品もどんどん録音して聴かせてほしい。ブロッホの生演奏を聴いた時にも感じたことだが、作品から霊感を受けて演奏する時の庄司さんの魅力を、きっとレーガーの作品も十分に抽き出してくれると思う。弦の音色以外の音も残さず拾った抜群の録音が、今回格段に増したように感じられる演奏者の迫力を丸ごと伝えてくれているのも素晴らしい。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/10/16

    これは文句なくすごい。完璧に調律されたホルンとオルガンの管から響く持続音の気持ち良さは、正に天上の音楽。音程を取るのが難しそうな楽器でこれだけのハーモニーを生み出すことができたら、きっと吹いている人も天上に舞い上がるような幸福感に包まれていることだろう。私のイチオシは『見よ、大いなる祭司たちを』。ホルン、テューバ各4とオルガンの響きが頭上を飛び交う様は、宇宙が鳴り響いているような迫力がある。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/10/16

    前回から大分経ってようやく第4弾。いつ完結するのだろうか。前代未聞のシュッツ全曲プロジェクトを気長に見守りたい。シュッツの曲には霊魂の叫びのような「怖さ」が満ちている。残念ながらメッソーリのシュッツにはそういう怖さが感じられないが、その分とっつきやすい演奏とも言える。バッハやブクステフーデより前の時代に興味がない人にこそ聴いてみてもらいたい。奥深いシュッツの世界へ続くダンジョンが口を開けて待っていますよ。

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/10/15

    交響曲のイメージを思い描きながらピアノ曲を聴くと、ギャップの大きさに驚く。どっちがブラームス本人の心情を素直に表しているのだろう。私は間違いなくピアノ曲の方だと思う。この5枚のCDの中にこそ、本当のブラームスがいるようだ。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/10/15

    LPで発売されたのが約30年前。生ギターでこんな音が出せる人なんかどこにもいなかった。テクだけに溺れず、きちんと曲が書ける人でもあった。宮野弘紀の名前はそれほど知られていなかったが、このアルバムを「尖がった」人たちは当たり前のように聴いていた。今改めて聴いてみて思うのは、今年のニューアルバムだよ、と言って誰かに聴かせてみたいということ。これが30年前のものだとは誰も気付くまい。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/10/15

    トゥリーナあたりからスペインの作曲家はフランス風味をまとい始めたように感じる。ブランカフォートも激情を排し、モンポウよりもさらに「静かな音楽」を作った。ナクソスはこういう地味な作曲家でもピアノ全集を作ってくれるところがいい。全部で5枚。一気に揃えたいとまでは思わないが、徐々に買い足していくことになりそうな予感がする。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/10/15

    まったく知らない作曲家だったが、ハープソナタを聞いて他の曲にも興味を持った。室内楽の方は凡庸すぎて聞くに耐えないトラックも少々含まれているが、全体的には質が高い曲が多いと思う。暗くもあり明るくもある雰囲気は、なんとなくラヴェルの弦楽四重奏曲が好きな人には受け入れられるような気がする(楽器編成は全然違うけど)。ピアノの方は、いずれの曲もアンビエントミュージックみたいな感じが好きな人には向いていると思う。抵抗なく耳に入ってくる心地よさがある。ブリリアントのポリシーを信じて一度聞いてみる価値は十分にあるアルバム。この値段ならハズレでもあまり懐は痛まないし、アタリならすごく儲かった気分が味わえる。私は後者でした。

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     2010/09/04

    ブルッフが聴きたくて取り寄せてみましたが、他の2曲が意外に良かった。グリックのカナダ音楽はしっとりと落ち着いた感じ。一方、メンデルスゾーンの六重奏曲は気の合う仲間のノリの良さが際立つ快演。どちらの演奏も、聴く回数が着々と増えつつあります。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/09/04

    これを廃盤にしてはイケナイでしょう。いつでもどこでも聴きたくなる名盤なのに勿体ないことです。6枚通しで聴いても全く飽きることなし。生産復活期成同盟を結成したいものです。

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     2010/09/04

    前のお二方と同じく、編曲の素晴らしさを感じました。映画音楽のような感じ、と言うとゲーと思う方もおられるかもしれませんが、要するに映像的というか、視覚的というか・・・・。スペイン国内の情景が見えてくるような気がします。スペイン旅行に行きたいけどなかなか行けない方は、これを聴いて行った気になりましょう。

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     2010/09/04

    マドリガルと、ヴァイオリンソナタ。この2曲は、本当に素晴らしい。ピアノ三重奏や数多くのピアノ曲に劣らない名曲と言っていいのでは。まだ聴いたことのない方は、是非一度お試しを。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/09/04

    これは「全集」ではありません。しかし色んな曲が聴けてこのお値段、というのは大変なお得感があります。ソレル、セイシャス、グラナドスに続いてアルベニス。このまましばらくイベリア半島にどっぷり浸かっていたいと思います

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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