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だいちゃん さんのレビュー一覧 

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2017/09/22

    毒にも薬にもならない平凡な演奏である。

    英グラモフォン誌、ライプツィヒ『大衆新聞』 の評論が紹介されているが、 残念ながら該当する箇所を見つけることができなかった。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/11/04

    ウィーンなまりのワルツはそれなりに良いものだが、個性(自己顕示)押しつけ型が多く気持ちよく聴けるものは少ない。ドラティはローカル色こそすくないものの、颯爽としており音楽的にとても自然な緩急、強弱、ほどよい甘美さをほどこし気品高く歌う。決してやりすぎることなくアンサンブルも引き締めている。聴いた後には崇高な愉悦に浸れる。最後に演奏されるフィドラーは一転して通俗的(こういう演奏が多い・・・)であり奈落の底に落とされてしまうのが残念。

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     2011/08/10

    実に美しい音色を聴かせてくれる。セゴビアが生まれ変わったかのような錯覚さえ覚える。セゴビアほどのデフォルメは控えられているが、パークニングの血肉として消化されているもので納得できる必然性を備えている(セゴビアと比較してしまうと若干物足りなく思える箇所も・・・比較すること自体はナンセンスですが・・・)。テクニックは素晴らしく、これ見よがしに強調するところもなく求められる音楽を見事に表現している。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/07/30

    ラモーのクラブサン組曲集にはなかなか良い物がない。本盤は特に感心しない。品位を喪失した恣意的なテンポの揺らしは極めて不自然。優雅で気品があるとはとても認めがたい感覚だ。リスナーの年齢差のせいか・・・?。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/06/27

    マリア・カラスの伝説的なヴィオレッタを意識するあまり、スカラ座では長らく『椿姫』は上演されていませんでした・・・のHMVレビューに興味をそそられて聴きましたが、いただけせんでした。ムーティーの椿姫であれば1980年のクラウス、スコット、ブルゾンと役者のそろったEMIのCD(現在は廃盤?個人的には椿姫のベスト)の方がはるかに良いと思います。

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     2011/06/22

    クレーメル/ブラームス:ヴァイオリン・ソナタがカタログから消えていたというのは理解できないことです。クレーメルの録音の中でも特筆されるべきの名演です。ブラームス:ヴァイオリン・ソナタの録音の中でも最高のレベルでしょう。クレーメルは一見変わった演奏をしているようですが(この録音ではほかの奏者よりかなりゆったりしている)強い集中力でたるんだところはいささかもありません。きれいな音で甘くせつなく聴かせるわけでもありませんが、実に美しく深い表情で語りかけてきます。筆舌に尽くしがたくまさに「これぞ音楽!」。最近はテクニックとアイデア勝負とばかりの音楽不在な演奏家の録音が多いものですが、これは本物です。本盤はいささか古い(1987年)録音ですが、これをきっかけにクレーメルという音楽家が演奏する現代曲も聴いてみてはいかがでしょうか?

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  • 6人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/04/07

    私にとってゲルギエフはよほど相性が合わないらしい。ロシアものということで期待したのだがやはり受け入れがたいものであった。『ルスランとリュドミラ』序曲は期待通りに早いのだが上滑りしていて、こごち良いスピード感、スリルを味わえない。『1812年』の序奏部ではフニャフニャとした猫なで声を聴かされているようで緊張感がまるでない。全曲に共通してリズムの拍節感が適切でなく音楽の品位、落ち着きがない。ねっとりとしたソフトな(?)歌い回しにはいやらしさがつきまとう。伝統的表現方法を全否定しているところが斬新ということなのだろうか?私には理解しかねる「新しすぎる音楽」だ。

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     2009/09/25

    トランペット協奏曲??? いきなり場違いで下品なビブラートを聞かされげんなりとする。我慢して聞き続けても、終始出しゃばりすぎてしまうトランペットが耳障りである。すべてをぶちこわしている。これをよしとする人も多いようであり、私の感覚が浦島太郎ということなのであろう・・・これほどグロテスクなバランスの演奏は聴いたことがない。

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/09/12

    渇望されていたエラート録音の再発売だ。多くの音楽愛好家にお勧めしたい。アンドレの特徴はその音色にあります。トランペットは金管楽器でありますが、粗野で戦闘的で景気の良いだけのものではありません。あたかも木管楽器のように柔和な優雅さを備え、豊かな音楽性に裏打ちされた過不足のない表現に魅了されます。アンドレほどに「超絶技巧」という言葉が似つかわしくない演奏家はいません。彼にとって、音楽に必用なあらゆる技術は当たり前のことであって、いとも簡単そうに吹ききってしまうので聞き手としてはどこが難しいのかを意識することができない。(ほかの演奏家を耳にして、本当はすごいのだ初めて気づかされる・・・まさに「トランペットの神様」なのです)そのようなことを意識することなく、彼の暖かな人間性に任せて音楽そのものに深く没頭できるのは幸せの限りだ。最近の刺激的な音楽を好む人には物足りないかもしれないが、素朴で偉ぶらない豊かな心にあふれた人間の記録でもあります。多くの人に聴いていただきたいと願います。音質ですが、良心に満ちていた頃の定評高いエラートの録音です。今日的なエキサイティングなレベルには及ばないところもありますが、ハッタリのない充実した音楽を感じさせるものとなっています。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/09/02

    知名度が低く、録音も少ない名歌手「アラン・ヴァンゾ」の名唱が堪能できる超おすすめのセットだ。
    スペインの至宝と讃えられた「アルフレード・クラウス」とよく似ている。気品高く実に清らかでかつ力強い精神性を味わえる希有のテナーだ。もっと高く評価されても良いと思うのだが「アルフレード・クラウス」と同様に「通俗性に欠ける」ところが人気を得なかったのかもしれない。
    「ミニヨン」自体も序曲は有名であるが全曲盤は極めて少ない。これだけの名歌手がそろった「ミニヨン」は名盤といえる。作品として高く評価されるべきであり、もっと聴かれて良いと思う。星4つとしているのはオーケストラが今ひとつ表面的に流れていて若干緊張感に欠けるところだが、無い物ねだりというものだろう。、

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

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