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独居人 さんのレビュー一覧 

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/05/30

    エロイカの出だしのトゥッティのリアルさに仰天した。
    ムジークフェラインザール特有の長い残響の中に身を置いていると巨匠の実演とは斯くの如きであったかと妄想さえしてしまう。
    むろんの事、電気的な処理の結果ではあるが、アンビエントという単語さえ浮かんでくるほどだ。

    エロイカ、未完成共に強奏部の迫力は凄まじく、対して弱奏部の丁寧さ、念入りさはいつも通りである。
    一点の曇りもない演奏、録音状態である。
    数々の苦難を乗り越えた晩年の巨匠の明鏡止水の心境が見て取れる。

    音質は高音から低音までフラットな印象だ。
    静音部に若干のヒスノイズ、ハムノイズ、プチノイズは感じるが、ほとんど板起こしという事実を忘るほど良好な状態である。
    OTAKENさんのこの一枚にかける熱き想いが伝わってくる次第である。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/03/31

    冒頭から透明感溢れるアカペラが敬虔な響きを伴って流れ出る。
    古の時の大聖堂の中で聴いている様な、不思議な臨場感を伴っている。
    複雑に織りなすフーガは、やがてそびえ立つ大伽藍の如き全容を表して行く。
    人の声という物はかくも美しく、力強く響くものだったのか。
    当時の教会は音楽装置であったと述べ伝えられる所以でもある。

    聴いているうちに身体中の細胞が、リフレッシュされて行く感覚だ。
    グレゴリオ聖歌等をお好きな古楽ファンならずとも、癒しを求める御仁には最適の一枚だ。
    リマスターの秀逸さも優秀録音を後押ししている。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/12/25

    George Bensonを彷彿とさせるChuck Loebのギターソロからゴージャスなストリングス、そしてBossa Novaのリズムに乗ってマイケルの歌声が聞こえてくる。
    これほどブレがない人も珍しい、
    マイケル印の超高品質ポップスが決して煮詰まることのない新鮮さを届けてくれる。
    いや、むしろ充実度は増してきた感がある。
    この人にとって年齢はアクセサリーほどの意味しか持たないのかも。

    クレジットをみると、Till Bronnerの名前がある。
    Whispering Voiceでは先輩格のマイケルのサポートか。
    ソロアルバムを出したVeronica Nunnも参加している。
    サポートのChuck Loebは時にはエレクトリック、時にはアコースティックに持ち替えて多彩なギターワークを楽しませてくれて勉強になるぞ。
    いいね、暑い夏の夕暮れにビールでも飲みながら聴くとささやかな幸せに浸れる…と書こうと思っていたらいつの間にか寒い冬(笑)
    ウィンター・シーズンにもよく似合う…です。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/12/21

    高域は伸びないが、引き締まった低音が美しい。
    中低域は満足のいくレベルの音質だ。
    とは言っても最新録音に比較しての事なのでフルヴェンのカタログの中では最高の部類だろう。
    田園と同様に昨今とは異なるウィーンフィルの重厚さを堪能できて興味深い。
    コントラバスの弦のうねりまで聴き取れるようだ。
    ムジークフェラインザールの残響音があたかもその場にいるかのような臨場感を醸し出してくれる。
    時たま傷のようなノイズが混入するが、全体的にノイズは極小。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/12/12

    一昨年あたりから続く怒濤のリマスターラッシュの中で、これはある意味一番衝撃を受けたと言っても過言ではないだろう。
    スピーカーから流れ出る音は一瞬聴いただけで最新の録音かと思わず息をのむ。
    しかしながら僅かに漏れ聞こえるノイズに嗚呼これは板起こしだなと気付かされる。
    とは言え高音から低音まで満遍なく聞き取れてマスタリングも上々の出来だ。
    晩年のセッション録音はウィーンフィルの美音を余す事なく収録していた事がわかった。
    フルヴェンはモノラルだから、音が悪いから、と敬遠された御仁も聴いてみる価値がある。
    恐るべし、Super “ITAOKOSHI” Super“Breitklang”の威力!
    静かな部分では僅かながらポップノイズ、スクラッチノイズが聞き取れる。
    名だたるリマスター、板起こしの向こうを張って、こんな隠し球を最後に持ってくるとはOTAKENさん、心憎いぜ・・・。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/11/28

    近年のハイティンクには人生の悲哀感を朴訥と語る好々爺といった感がある。
    思えばブルックナーも遅咲きの作曲家と言えるのだが、ハイティンクも齢を重ね、音の深みが増して更なる円熟の境地へと達したのかな…と感じ入った。
    若い頃はこれほど感銘を受けた印象はない。
    音質的には前作の第5番と同様に、金管のハイプレゼンスを押さえた中低音重視とも言える音作りをしている。
    決して派手さや突出した個性のある演奏ではないが、DSD録音の音の良さと指揮者の音楽に対する誠実さを犇々と感じる一枚である。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 7人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/11/12

    英グラモフォン賞の受賞作とのことで全くの予備知識もなく衝動買いしたのが大当たりだ。
    ドビュッシー「幻想曲」は美しく妖精的な音楽が冒頭からほとばしる。
    バウゼの演奏は一見派手さはないが一音一音を丁寧に描いているのが好感を持てる。
    トルトゥリエの漂うようなオケの伴奏も相まって絵画的な美しさにうっとりしてしまう。
    息も止まるような美しさと言えば大げさだろうか。

    ラベル「ピアノ協奏曲」に入っても美しさは持続している。
    第一楽章は多少メカニカルなパッセージも増えるが、外連味のない演奏だ。
    独特なユーモラス感もうまい表現だ。
    第二楽章の瞑想的な表現力は魔術的だ。
    第三楽章の連続する高速パッセージも流れるような演奏。

    「左手のための協奏曲」で冒頭の多少控えめなオケに続いて見栄を切るようなピアノの登場シーン、
    ホールトーンも豊富に捉えてゆっくりと踏みしめるような演奏だ。
    コーダ直前のピアノソロは胸を締め付けられるような美しさに目頭が熱くなる。
    マスネの「ピアノ曲集」は一服の清涼剤の感があり、テクニックもさることながらその歌心に溢れた感性も素晴らしい。

    録音はマイルドながら、ダイナミクスを巧く捉えた表現だ。
    バウゼのピアノはこの喧噪と汚れに満ちた世俗から魂を解き放ってくれる。
    この一枚をライブラリーに加えられることに喜びを禁じ得ない。

    7人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 19人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/10/19

    快速である、なおかつ重厚でもある。
    「英雄」第1楽章はあっさりと通り過ぎるが、さほど違和感は感じない。
    展開部の頂点では強烈なトゥッティで煽られる。

    「運命」動機もテンポよく、性急さは感じられない。
    「田園」も早急なテンポで通り過ぎるがデュナーミクの幅が広いので飽きさせない。

    第7番はそれほど速いという印象はない。
    第一楽章冒頭のトゥッティからの速いパッセージへの展開が素晴らしい。
    第二楽章はインテンポで淡々と進むがすっきりしていて聴きやすい。
    舞踏の神格化と呼ばれる第三、第四楽章はもっと粘りを効かせても良い気がするが、ここでの主旨にはそぐわないのであろう。

    第9番は静寂の中から始まり、力強く展開する。
    第二楽章のティンパニはどうだ!耳を劈かんばかりの強打はあのフルヴェンの戦時下ライブをも凌ぐ勢いだ。
    第三楽章は弦楽の天国的な美しさを十二分に堪能できるだろう。
    終楽章も冒頭からティンパニの連打が炸裂だ!
    静寂から浮かび上がる主題は快適なテンポだ。
    声楽陣も絶好調で感動的だ。

    各部が明瞭に聴き取れるクリアーな音質である。
    ここぞと言う時には爆音を聴かせてくれるが音色が良いので聴き疲れしない。
    「コクがあるのにキレがある」・・・新たなベートーヴェン像を確立したのではないか。
    ベートーヴェンの生前から関わり合い、ニキシュ、フルトヴェングラー、ワルターなどの歴代巨匠の薫陶を受け、今シャイーと言う情熱溢れる創造者を迎えたゲヴァントハウス管は、新たなる高みへと飛翔を開始したようだ。

    19人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/07/25

    一連のベルリンフィルとのライブシリーズだが、ここではウェーベルン、ムソルグスキーといった比較的近代の作品を取り上げている。
    ウェーベルンは不協和音を構築しながらも一つ一つのフレーズを、ゆったりとしたテンポで丁寧に描いている。
    「展覧会の絵」は
    CSOとの録音と比べると、ライブの熱気もあってか若干テンポが速くなっているようだ。
    それ故に独特の噛んで含めるようなカンタビーレ奏法が薄まっているかのような印象も否めない。
    その代わりにライブ特有の一発勝負の高揚感が存在している。
    好みの分かれるところではないだろうか。


    音質は比較的ソフトな印象だが、当時の放送用実況録音と考えると優秀な部類であろう。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/07/25

    セッション録音(この公演の2日後に録音終了)のアナログ盤視聴時は、多少無機的な冷たい印象を持ってあまり好きではなかった。
    しかし、ここでのジュリーニ先生とベルリンフィルは、ライブの熱気も手伝って適度な緩急をつけた有機的な音作りを行っているようだ。
    デジタル黎明期(セッション録音)とアナログ成熟期(ライブ録音)の違いなのかこちらの方が演奏も、音質も数段上だと感じる。

    1曲目はベルリンフィルの美しくも劇的な演奏にアライサ(テノール)の歌声が力強く物語の世界へと誘ってくれる。
    2曲目の弦楽の厳かな出だしが透明な空気感を醸し出し、ファスベンダー(アルト)の透き通った声との調和が天上の美を表現する。
    3曲目は東洋的な楽しい調子で始まり、酒を酌み交わす姿が眼前に浮かぶ。
    4曲目、5曲目と明るい曲調が続くがラストの「告別」の暗いトーンが際立っている。
    ファスベンダーは次第に熱を帯びて行き、静かで美しいラストを迎える。
    これにはワルター、フェリアー、ウィーンフィルの名盤があるが、勝るとも劣らぬ内容だ。

    音質はトーン、バランス共に優れていて透明感がありあたかもコンサートホールで聴くような充実感がある。
    ヘッドホンで視聴すると先生の唸り声も楽しめる。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/06/15

    何も足さない、何も引かない、そして溢れんばかりの歌心。
    客観性と主観性の調和が見事な演奏だ。

    「悲劇的」はバロック的な和声を用いつつ交響曲的展開を得る事に成功した演奏だ。
    こういう演奏を聴くとジュリーニ先生の持つ優美さと、堅牢性を自ずと感ぜさせられる。

    「グレート」も先生の特徴が顕著に現れている演奏だ。
    強引さはなくとも最後まで惹き付けて止まない魅力あふれる演奏だ。

    「展覧会の絵」において、形のある絵を音楽にエンコードして、そしてまた万人にその色彩、輪郭をデコードする。
    怪奇性、神秘性を伴ったこの曲の側面を失うことなく審美的に構築された演奏だ。
    クライマックスの「キエフの大門」では、制御されたパワーがえも言われぬ恍惚感を醸し出している。

    「マラ9」は一つ一つの音を丁寧に描いて説得力を持たせている。
    哀愁漂う出だしから力強いクライマックスまで一貫したトーンで描ききっている。

    「未完成」はゆったりとしたテンポで始まるが、これが心地よい。
    ディテールを丁寧に描き分けるいつもの手法が見事にはまり、他のどんな指揮者より説得力を持つ。
    シューベルトを初めて好きになるかも・・・先生のおかげです。

    ブリテンの「テナー、ホルン、弦楽のための夜想曲」はジュリーニ先生の金字塔とも言える演奏だ。
    ここには安らぎ、進化、発見の過程が存在している。
    ラベルを彷彿とさせる、叙情的かつ幻想美溢れる内容だ。

    シカゴ響は機能的な構築性を築きつつ古典的な親和性に富んだ演奏を展開している。
    音質に明瞭な変化を感ぜられないので、残念ながらリマスタリングは施されていないと思われる。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/05/25

    この作品は同時発売の「Oblivion」と共に長らくCDとして手に入れる事が出来なかったもので今回の再発(国内紙ジャケ仕様)は喜ばしい限りである。
    冒頭から乾いたギターのサウンドでユートピアらしからぬアメリカンロックと言おうか、ポップロック路線。
    しかし焦点はぶれていない、繊細さを併せ持つトッドらしい音だ。

    キャッチーなメロディーラインのバンドサウンド。
    そしてブルーアイドソウルの元祖らしいソウルフルなボーカル。
    ここに「Nearly Human」以降の路線を見いだす事が出来ると感じるのは私だけだろうか。
    しかし、随所に80年代的なサウンドの片鱗を聴く事が出来る。
    アナログからデジタルへの過渡期とでも言おうか。

    この時期以降音楽制作は完全にコンピューターの手に委ねられる事になる。
    ドラムマシーン、シーケンサー、サンプラーなどの機器がポップ・ロックシーンを席巻してゆく。
    それらを駆使したボートラの3曲は今出来たばかりと言われても何ら疑う余地のないほど現代的である。
    かといって中途半端な作品群ではなくトッドの魅力が最も発揮されたものとなっている。
    特にM4.M9は昨今のステージでも好んで演奏されている事を顧みても明らかであろう。
    すべてのポップ・ロックファン、トッドフリーク必携の作品となっている。

    音質はリマスタリングの効果もあり迫力のあるもの。
    国内盤の装丁は紙ジャケット制作をdisk unionが行っており日本語解説、対訳等と共に丁寧なパッケージングがされている。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/05/09

    何という透明度、解像度、であろうことか。
    どのくらいかというと、最初片チャンネルから音が出ていなくても気付かなかった…それほどバランスが良い。(笑)
    音質は引き締まった豊かな低音と、柔らかい響きが心地よい。
    爽快でサラリとしているが決して淡白な印象はなく情感も豊かだ。

    マーラーは時として雑多な印象を受ける部分があるが今回はそういった事はなかった。
    耳障りな音が皆無なのだ。
    クリスタルのような澄み切った響きを持つマーラーだ。
    これはDSD録音特有のホールトーンを余す事なく収録した功績だろう。
    多少off気味で雰囲気が抜群なのである。

    最後に装丁のデザインだが、ジャケット、箱ともに大変満足できるもので、美術館のカードのような、まさに音の宝石箱と呼ぶにふさわしい出来映えだ。
    と言ってるそばからダブルジャケットからCD取り出すときに手を入れすぎて、ジャケットを破ってしまった(涙)・・・お気を付け下さい。
    付属のDVDも見ごたえ十分である。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/05/07

    先頃の来日で素晴らしい演奏を聞かせてくれたシャイーとゲヴァントハウス管のこれはとってもポップで楽しいアルバムだ。
    このドイツの老舗オケがアメリカの南部風なあっけらかんとした明るさを十二分に表現し切っているのは驚きだ。
    もっとも現在のゲヴァントハウス管は老若男女、多国籍のメンバー構成なっているので、さもありなむと思いあたる。
    共演のジャズ・ピアニストと共に息の合ったところを聴かせてくれる。

    「Rhapsody In Blue」の冒頭のクラリネットのポルタメント・ソロが実にBluesyでそこはかとない色気を感じ、まさにBluesの狂詩曲。
    綿花畑やミシシッピー川の蒸気船が目に浮かび、イマジネーションを掻き立てる。

    「Catfish Row」組曲は歌劇「ポギーとベス」の管弦楽編曲版。
    ”Catfish Row”はジャズ界においては”サマータイム”としても有名な曲だ。
    メランコリックなメロディーが郷愁を誘う。

    「Concerto In F」もラベル、ストラヴィンスキーの影響をそこはかとなく振りまきながら進んでいく。
    「Rialto Ripples」はラグタイム調の曲を編曲してある。


    ラベルのボレロも似たようなコンセプトではあったが、ガーシュウィンは Blue Note の概念をクラシックの管弦楽に持ち込み垣根を越えて作品を生み出そうとする意欲に満ちていたようだ。
    もしフランソワが弾いていたらどんな演奏だったのかな?と、ふと思った。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/04/23

    何よりも第一楽章冒頭の主題が浮かび上がる瞬間が美しい。
    ムジーク・フェラインザールのホールトーンが豊かに広がり、臨場感を増している。。
    眼前に広がるアルプスのような第一主題と民族的な第三主題との対比が面白い。

    第二楽章はワーグナーの葬送曲と言われているがむしろ全生命に対する鎮魂歌ではないかと感じた。
    重苦しさよりも美しさを重視し、淡々と進み押しつけがましくないのが良い。

    第三、第四楽章はいつも飛ばしていたが、今回初めて通しで聴いた。(笑)
    全編を通して官能的とさえ言える聴覚的な美感が感じられ、むしろ何度も繰り返し聴きたくなる。
    初めてこの曲の全貌をうかがい知る事が出来たと恥じ入る次第である。
    いずれマルチチャンネルで聴いてみたい一枚だ。

    余談ではあるが晩年期の構成のように、スケルツォ楽章を2番目においた方が安定するかなと思った。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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