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JAZZMAN さんのレビュー一覧 

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     2024/03/06

    各パートの伸びやかで豊かな表情がつぶさに耳に染み込み、身をゆだねることができます。やや録音が遠い気もしますが、少しボリュームを大き目にすると空間的な広がりを感じ取れます。ジャケットも良いし、自分には味わい深く、愛聴している一枚です。

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     2023/12/19

    TESTAMENTの3月14日の録音でも相当にすごいと思っていたのに、3月15日のこの録音はさらに何かが憑依したような演奏ですね。ありふれたコメントですが、買ってよかったです。

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     2023/09/16

    優秀な録音で生々しい音、脈打つ音楽。そして何よりも解釈のとても新しい演奏だと思う。50年代の録音だが、近年のアバドのドラマチックな表現を先取りしたような演奏で、もっと知られてもよい録音だと思う。60年代にバルビローリがベルリンフィルと録音した演奏よりもずっと解釈が新しいと思うのだがどうだろうか。ブルックナー3番にも、マーラー2番にもいえる。アドラー指揮のマーラー3番もぜひ手に取りたいところだが、いつも品切れですね。

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     2023/06/06

    どれも尋常ではない演奏です。初めて聴いた感想としては、常軌を逸した演奏ともいえます。ナチス政権下という時代の空気もあるだろうし、演奏家の気迫にはものすごものがある。ベームの戦中の演奏はあまり聴いたことがないのですが、戦中もやはりライブで燃えるタイプだったのでしょうね。演奏の前後、それに演奏の途中で入るアナウンスの声(放送事故?)もあわせて部屋で聴いていると、ナチス政権下のドイツにタイムスリップしてしまったような錯覚に陥り、頭がクラクラしました。そして演奏家の気迫と比肩するほどのハイレベルな音響復興技術にも驚かされました。ヴァイオリニストの指使いが目に浮かぶほどのねっとりとした芳醇という形容では到底表現しきれないいほどの厚みと存在感に惚れ惚れしました(特に2曲目)。少々、高額のCDでしたが、良い買い物をしました。ありがとうございます。

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     2022/11/14

    1955年の録音ですから、フルトヴェングラーが他界した次の年の録音。モノラルながら明瞭な素晴らしい録音。個人的には「ドン・ファン」と「マ・メール・ロア」が特に秀逸な名演。「ダフニスとクロエ」は、極めて熱血漢な演奏。今のウィーンフィルからは期待できない、いわゆる芳醇で奥行きのある独特の音色が、ムジークフェラインという独特の空間の中で踊る。ウィーンフィルの絶頂期を克明に記録した録音というべきか。

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     2022/11/04

    私が手にしているのは「ダフニスとクロエ」と「高雅にして感傷的なワルツ」が収録されたCDです。いわゆるフランス的な響きとは違うのだと思います。各パートがくっきりと鮮明、かつ明晰に浮かび上がってくるクリアな音響で、アバドのロンドン響時代の特色が著しく楽しめます。ドラマチックであるものの、全くうるささを感じさせません。アバドのベルリンフィル時代の響きはどうも苦手で敬遠してしまうのだけれど、ロンドン響時代の響きは、やはり抜群に好感が持てます。全集はまだ未入手ですが、ぜひアバドの他のラヴェルも聴いてみたくなりました。

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     2021/06/18

    ブルックナーの交響曲を聴くとき、あくまでも自分の場合、心の雑念を振り払って精神をクリスタルクリアな状態にしていないと音楽に深く入り込めないのです。このことは、名演であればあるほど当てはまります。あくまでも自分の場合です。ブルックナーの交響曲を聴くときは、ある儀式にのぞむときのような精神統一みたいなものが事前に必要なのです。しかし名演を聴いた後、すべてが満たされてしまったような恍惚感に襲われ、その後に音楽なんぞ聴きたくなくなります。ましてや、一日にブルックナーの交響曲を二曲も三曲も聴くなど、自分にとっては到底考えが及ばないことです。しかし、このCDセット、一日に3番と4番でも、5番と9番でもいくらでも聴けてしまいそうな勢いで、やや戸惑っております。ブルックナーの交響曲というよりは、人物としてのブルックナーが発する言葉に耳を傾けているようで心地良い。決して軽いという意味ではなく。

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     2021/04/07

    かつて、一晩中グールドのことを語明かす知人がいた。彼の語りに触発され、自分もグールドのバッハはすべてCDで購入し、これまで繰り返し聴いているが、どうも自分の耳にはなじまないというか、自分がグールドの音楽に入り込むのを拒絶する違和感めいた何かがあり、苦悩していた。シフのバッハに初めて触れたのは、「フランス組曲」のライブ映像だった。妙なる安心感、包み込まれる感覚が全身を走った。以来、グールドは保留、そしてシフのバッハ演奏はボックスにて全集を揃え愛聴している。

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     2020/09/28

    最初の一音から神々しい。ケーゲル盤に取り憑かれると他の盤が俗ぽっく響いて、聞くに堪えないことも。数年前、ルネ・コロ氏の最後のリサイタル後、この盤にサインをねだると驚いた様子で、「これは、ベーム盤ですか?」と予想外の反応が。「東ドイツで録音されたケーゲル盤ですよ」というと、ニッコリと笑みを浮かべてサインしてくれた。家宝として大切にしています。コロさん、いつまでもお元気で。

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     2020/06/05

    予約させていただきました。このような日がやってくるとは。夢のようです。ジョン・ウィリアムズ氏がかつて「スターウォーズ」のサントラを録音する際に「名だたる大指揮者に鍛え抜かれたロンドン交響楽団を振れて光栄」とおっしゃっていたのを聞いたことがあります(正確な文言ではないかも知れませんが)。しかし、ついにウィーンフィルですか。ひねくれた見方かも知れませんが、カラヤン、バーンスタイン、ベーム、クライバーなど、巨匠たちが権勢を誇っていた時代であったのなら、このような企画は成立していなかったのかも知れません。ジョン・ウィリアムズ氏=ウィーンフィルで来日してくれないかな。あり得ないだろうけれど。個人的には「アナキンのテーマ」も演奏してくれていたらなお良かったです。

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     2020/05/08

    確かに凄い演奏ですね、第三楽章までは。しかし、第四楽章に入ると空気が一変します。それは、第四楽章だけ録音日が違うからと以前に聞いたことがあります。第三楽章までなら★7つ、第四楽章は平凡で★3つですかね。よって、総合★5つということで(笑)。

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     2018/09/02

    自分にとって、すべてが全く新しい曲に聞こえる。聴き手として音楽への引きこまれ方が半端ではない。いろいろな演奏家でベートーヴェンのソナタを聴いてきたが、今までにない体験。自分にとって、今まで耳にした演奏家の音は理想ではなかったということなのか…

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     2015/09/17

    「Complete Solo Piano Music」とありますので、バルトークのソロ・ピアノ曲がすべて収められているようです。バルトークというと超難解なイメージを持っていましたが、全然そうした認識にはあたらないです。サティでもない、モンポウでもない、プーランクでもない、独特の世界に聴く人をいざなってくれます。次の展開が全く予見できず、何か迷路に迷い込んだ「心地よさ」があります。

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     2015/08/02

    CD2から聴き始めました。こってりとしてホーレンシュタイン節全開のワーグナーから始まり、次の「浄夜」で度胆を抜かれました。シェーンベルクの本来の意図を余すところなく表現しているような、しつっこくて妖艶なドラマが、ギシギシという弦楽器の強奏で物語られます。時代物の録音ですが、音質は優秀です。同曲は、クレンペラー=ロイヤルコンセルトヘボウのライブ録音、ミトロプーロス=ニューヨークフィルのスタジオ録音とお気に入りの演奏に出会ってきましたが、総合的に見て、私にとってはこのホーレンシュタイン盤が同曲の演奏として最も満足度が高いのではないかと今、思っています。

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     2015/04/16

    ホロヴィッツのスクリャービンが3枚にまとめられ、一挙に聴けてしまうという企画で大変に嬉しい限りです。スクリャービンといえば、ソフロニツキーが愛聴盤で、聴くたびに作曲者が描く幽玄な陶酔の世界にいざなってくれますが、ホロヴィッツは極めて冷静、かつ緻密に表現しています。録音はクリア、デッドな響きで音の細部まで聞こえてきます。まるで自分の部屋で弾いてくれているような雰囲気がします。

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