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オペラかじり虫 さんのレビュー一覧 

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  • 9人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/12/15

    名実共にワーグナー指揮者となり、今ではスカラ座も制圧した?バレンボイム。バイロイトの映像はそう度々は見ませんから、こうして音源を集成したボックスは歓迎です。中で「ローエングリーン」はおそらく唯一の完全版録音かも。大詰めのローエングリーンの素性告白の歌「グラール語り」で、ワーグナーが長大なために自らカットしたと言われる後半部分を歌わせた録音です。

    9人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/12/15

    NHKBSでの再放送?を見ていて、これは誰だ!と驚き桃の木だった、私にとっては正しくダムラウ発見の映像です。普通は直立不動型が多い夜の女王を、動き回り、娘を拉致された怒りと哀しみを訴える母なる表現による舞台に、まず目を見張り、その歌唱に耳を奪われました。今日、ビッグ・スターになったのもむべなるかな。これだけでも価値あるライブ映像です。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/12/13

    逸早くライブ録音をNHKFMで聴き、ネトレプコの脱ロシアのベルカントに魅せられました。映像はもちろん素晴らしい出来で、最近のドイツ語圏のオペラハウスの殺風景(一例、ミュンヘン!)な舞台とは大違いの表現もすばらしいものです。冒頭にセーモールと王の絡みを見せるのもなかなか気が利いています。ガランチャがまたステキにはまってくれ、このご両人に加えメーリまでもキャスティング、今日望みうる最高の顔触れです。イタリアのローカルなオペラハウスでしか、もうこのオペラは見られないか、と思っていた者にとって、ネトレプコさまさまと言ったとろですね。もちろん、METも楽しみましたよ。後はこのふたりで、カラス=シミオナートが果たせなかった「マリーア・ストゥアルダ」を早く見てみたいものです。星印をもうひとつ付け加えたいくらいです。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 16人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/11/28

    ベームのRINGの歴史的意義は、今もなお厳として存在します。新バイロイト様式の締めくくり、ひとつのバイロイトRINGの記録として、この全曲は何時までも不滅です。コメントは自由ですが、これからワーグナーを知ろうとする人たちを戸惑わせる表現は先人のすることではありませんね。ジェームス・キングとペーター・ホフマンを比較したところで、何らワーグナー理解には役立ちません。昔、放送を聴いて、「ベームはワーグナーの干物」とこきおろした評論家がいましたが、レコード化されるや、途端に褒めていました。ベームがお嫌いならば、ムリしてお聞きになられる必要はありません。カイルベルトRINGバイロイト・ライブが発掘され、他は価値が無くなったと決め付ける人もいますが、それはその人のご勝手です。ベーム録音が無視されていい道理はありません。そこに歴史的意義を聴きとってこそ、ワーグナーの楽しみは、より豊になるのではありませんか。ブラヴォ、ベーム!

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/11/27

    こちらは廉価盤。ボーナスCDは無し。パヴァロッティはほぼ理想的な歌唱。彼を聴くためにも重要な録音です。サザーランドは旧盤の方を取りたい。でも、不当に無視されたDIVAに敬意を表して愛聴したいものです。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 6人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/11/17

    興味津々の映像ですが、これってどうして日本語字幕が入っていないの? 韓国語までOKなのに。何処か日本でライセンス契約している会社があるのか? ステンメはアイーダを持ち役にしていますが、果たして如何か。それだけが要ポイントです。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/11/10

    これって、スゴク音質がよくなっているように思われるのですが? 今となれば、やはり40分ものカットは問題。それにしても、カラスの記録に、誰も手を差し伸べなかった、この片手ならぬ両の手落ちの不幸よ。このふたりでMaria Stuardaを聴きたかったものです。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/10/15

    日本ではすっかり無視されたヴェルディ・バリトン:=Dの貴重なライブ。かつてエアチェック音源のCDがありましたが、正規発売は大歓迎です。彼の評伝(ケネス・ホイットマン/小林利之氏訳/東京創元社)に曰く、「(…)運悪くマクベス夫人(エレナ・スリオティス)が声楽的に未熟で低水準に終始したため、せっかくの彼の(そしてヴェルディ自身の)お気に入りの役であるマクベスの描き方も見過ごされがちのまま、忘れられそうになっている」――当のDECCA盤は廃盤の今、この出盤は貴重なドキュメントです。本当は、これが、ザルツブルクでのヴェルディ発見を唱えたカラヤンだったら、もっと興味津々だったのですが。バンブリーもすばらしい。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/10/15

    これは素晴らしい! 1度DGがCD化、国内盤が出ました。もちろん対訳付き。ブンダーリヒの数少ない音源としても貴重。すっかり忘れられている〜日本では〜ベームを思い出すよすがともなる貴重なライブです。なおこのオペラは1幕物に非ず、3幕のコミック・オペラ。各幕共同じ部屋での時間推移のお話ですが。1時グルベローヴァが得意にしており、ウィーンでのライブが残っているはずなのですが? ドニゼッティ「ドン・パスクワーレ」の生まれ変わりオペラ、日本でも日の目を見てもいいのですがね。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/10/11

    これでは駄本だ。誰かさんのアホ本の本歌と思い古書価250円を投じて取り寄せました。せっかく評論家諸氏の意味不分明記述を一刀両断(?)にしてくれているのに、これでは子犬の遠吠えです。10年早いね、書くのは。江戸学の大家三田村先生の「大衆文芸評判記」くらいはお読みになって、ズバリ論法を会得してお書きあれ。寸鉄人を刺さぬと読者は納得しませんよ。この程度でしたり顔では、誰も溜飲を下げてはくれますまいて。江戸落語の話芸も仕入れて、大家さんの物言いなど、いろいろ工夫しなはれ。それにしても、人様をバカ・アホと言ってはなりません。自分をバカというのはよろし。上を向いてツバキを吐けば、己の面にかかります。出版社も三流やね。もしこれが新潮社だったら、もっとちゃんとした編集がされているやろ。アサヒ芸能と書かれる所以や。しっかり溜めて精神的にも成長されて、書き直されたらよろし。おきばりやっしゃ!

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/09/29

    これは素晴らしい! 歌手も揃っており、この超重量オペラを果敢に歌いとおしてお見事です。歌のへヴィなことでは、ヴェルディ一番の難物、上演に接するだけでも稀。プレツィオジッラやメリトーネが絡む場面のコーラスの見事な動きに拍手! これぞオペラの群集演技なり。この映像で舞台を具に見た後、テバルディ/デル・モナコを聴くともう最高ですよ。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/08/29

    LP時代、何しろこの録音しか無かったので、何となく聴いていましたが、CD化されて手にしたものの、久しく耳にしていませんでした。ミュンヘンで今夏グルベローヴァが歌った舞台を見て来た人の話が誘い水でした。何というカバリエの歌いぶり! 後年のカレーラスとの《ルチーア》などの無表情とは大違い。録音もよろしい。音楽的にもなかなかのものだし、もっと日本でも日の目を見たいオペラです。クラウス、ヴァーレットと配役も申し分なく、これがこんなロープライスとは! 対訳が手に入れ難いが、まずは音楽を!

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/08/06

    これは素晴らしい! ヤング女史のノリノリのワーグナーに脱帽です。とかく薄っぺらで、空気感に乏しい近年のライブ音源の中では、出色の録音。広いダイナミック・レンジ、全てに分厚く滑らかさも申し分のないオケが繰り拡げるワーグナー・サウンドの妙音。若々しく明るい声のフランツ/ジークフリートに拍手! ミーメ役もすこぶるつきの好唱。これこそまさしくキャラクター・テノールの真骨頂です。RINGの中でも屈指のおもしろオペラを、かく実証してくれたハンブルク・オペラ万歳! ブリュンヒルデがやや軽めの声ですが、これまた一興かも。秋に発売の「神々の黄昏」が期待されます。これで史上初の女流RING完成――ギネス・ブックものか?

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/06/21

    オーケストラの美音を楽しむには、ウィーン・フィルと双璧のサウンド。単発でも廉価盤登場は歓迎モノです。ルネ・コロの明るい、ハイ・バリトン的ではないジークフリート、アムステルダムの映像で懐かしく感じたアルトマイヤーの優しいブリュンヒルデ――聞いて損の無い名録音です。ザルミネンのハーゲンなど歌手たちも申し分ないところです。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/06/05

    他レーベルとの音質の比較はしていませんが、これはまず良い部類に入ります。後年のスカラ座でのワーグナーとは大違いです。カラヤンは何故か「ラインの黄金」と「ジークフリート」は他の2曲よりはお得意のようです。特に「ジークフリート」は格別です。開幕当初からたたみ込むような見事な呼吸で一気に聞かせます。歌手たちも申し分なし。この年のバイエルン放送は、「ラインの黄金」と「ジークフリート」をカラヤンで、後のふたつをクナッパーツブッシュで放送したものでしょうか。録音はされたでしょうから、テープは残っているはず。音質が貧しく、3幕しか残さなかったEMI「ワルキューレ」は論外、全曲をぜひ日の目を当てて欲しいものです。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

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