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emanon さんのレビュー一覧 

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     2013/08/23

    SF要素についてはなるほど堅実な設定でその描写も見事といえるものの、肝心のストーリーの運び方がいささか強引であるということ(終盤に顕著である)と、群像劇めいた描写が場面転換以上にたいした役割を担っていないといった点が惜しくも本書の魅力を損なっているように思われる。それになにより、主要キャラ二人のラストがあまりにも私には受け入れがたいものであった…。

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     2013/08/22

    当初、本書について私にとって障壁がふたつあった。ひとつめ、主人公になかなか感情移入できない。ふたつめ、描かれる情景がなかなか脳内再生しにくい。しかしながら、これら障壁のうち後者は要するに慣れの問題で解決され、前者については、ページが進むにつれて主人公の内省にどんどんひきこまれ、最終的には成長物語として大成功しているのではないか、と思うほどになった。文体も描写の強弱も読者のストレスになるようなものでもなく、また、不必要に設定をご開陳するような作者のマスターベーション全開な作品でもなく、本書は、冒険活劇もののビルドゥングスストーリーとして高く評価できる作品と思われる。

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     2013/08/20

    作風が独特なので、慣れない人は苦痛であろう。私は苦痛であった。少なくともこの作風にどっぷり漬かりたいという気持ちはわかなかった。しかし明かされる世界の謎と最後のオチだけは拍手を送りたくなるほど見事であった。その点だけは高く評価できる。が、そのためだけに本書の作風に長々と付き合いたくはない。

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     2013/08/20

    最後の最後の展開にだけ納得がいかなかった。その点を除けば、娯楽作品としてそこそこの出来であったように思われる。とはいえ、やはり最後については読む人によって評価が分かれるだろう。

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     2013/08/20

    特筆すべきことはあまりない作品であった。それなりに長いのだが、冗長なだけであった。またストーリー展開も娯楽作品としての機能を感じられず、かといって重厚な人間ドラマが展開されているわけでもなく、そして肝心のSF部分についても「そうなんだ…」くらいの感想を覚えた程度であった。

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     2013/08/20

    大変軽く、サクサクっと読める作品であった。もちろん、だからこそ、いろいろなものが犠牲になっているが、読者にストレスをかけるような作品ではないので、その意味では悪い作品ではない。が、何度も読み返したいというような思いはわいてこなかった一作。

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     2013/08/20

    シリーズ5作目である。前作『いわゆる天使の文化祭』の人間ドラマについてはともかく、トリックや舞台設定の仕掛けがあまりに見事だったので本作への期待が高い状態で読んだのであるが、正直に言うと期待はずれであった。もちろん期待が高すぎただけである。とはいえ、シリーズ1作目の遺産を本作で回収するとは思ってなかったので、その点はいい意味で意表を衝かれた。あと、この学校、事件が起こりすぎである。

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     2013/08/20

    あまり長々と言うのもアレなので短く。参りました。お見事。流石です。

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     2013/08/20

    シリーズ三作目の、特に連作と言うわけでもない短編集である。とりたてて目を引くような短編があるわけではないものの、この著者、どんどんトリック方面に磨きがかかっている一方で(全編でトリックのアイデアが光ってるといいたいわけではない)、人物ドラマや内面描写(まぁ後者は一人称視点なので限界はあるが…)があまり映えていないのが気がかりではある。

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     2013/08/20

    シリーズ二作目の下巻(のような位置づけ)である。本巻で、上巻からの「断章」の意味と、とある登場人物について重大なことが発覚するのだが、このつなげ方は見事だと感じた。

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     2013/08/20

    シリーズ二作目の上巻(のような位置づけ)である。本巻の方は連作短編としてそれほど後の短編と強いつながりを持つものではない。収録内容のうち、著者の冴え渡る筆致によって、私はまんまと「第三話 猫に与えるべからず」で痛い目を見たクチである。

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     2013/08/20

    著者のデビュー作である。帯の背表紙にあるように「コミカル学園ミステリ」なので、この時点ですでに人を選ぶかもしれない。しかし、設定・キャラ造形・トリックのアイデア・筆致といった諸点はデビュー作としてはまずまずといえるのではなかろうか。

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     2013/08/20

    梓崎優の短編の出来が良すぎて他の作者の短編が一気にかすんで見えてしまうほどのアンバランスな短編集である。しかも梓崎短編が最後に収録されているので、最初から順に読むのであればなおさら。

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     2013/08/20

    出来はいつも通りの著者である。ワトソンとホームズのペア。いい加減このペア方式以外の作風も見てみたい。それから、表紙でいくぶんか損しているのではないかと思う。

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     2013/08/20

    一点だけ。読了すると表紙の時点で凄まじいネタバレと気づくが、要するにこれはダイソン球殻の外から中に入ろうとする物語なので、最後に眼にする核爆発は太陽のそれだろう。

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