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toska さんのレビュー一覧 

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     2009/06/11

    家宝にします。大切にします。つったってうちの奥さんも娘もふーんってな反応。いいんだ、僕の中では一生モノです。Disc1は主にドン・チェリーの作品集で、意外なのがプロデュースはリンドストローム?アルバムはおろか12インチさえ出す前だがSMALLTOWNだけに有り得なくはない。Disc2はお馴染みジョー・マクフィー御大と。飛んでDisc4は45分弱の大作(マッツのプラスチック・アルトがまた…)。目玉はDisc3のDVDで盟友サーストン・ムーアとの共演ライブ!…がしかしこれ、PALというオチ付き。それすら含めて、最高の箱モノです。

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     2009/05/04

    「OK」としたけど、本音は、マジで分かりません。この文章もふわふわしてます。UKガラージ、2ステップ、グライム、ダブステッブ、ベースライン、あたりまでは楽しめた。骨抜きにされたバイレファンキだって、ハイフィーだって…。だけどドンクは何か違うよ。言語化できなくてもどかしい。諦めてんのかな?歴史上のレベルミュージックと違って、現状への己の無力さから、外の世界とは戦わずして、パーティーのみに狂喜。これってパラパラ?サイケ(SHIBUYA)?こっから先はナイっしょ。本当に来るとこまできたような音楽じゃないの?

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     2009/04/27

    ジャケットにあるような北欧の人里離れた山小屋で、一冬、濃密に愛しあう二人が外界のアクセスを絶ち閉じこもって精製した結晶。汗の染み込んだシーツの匂い、乾いた体液がこびり付いた肌の香り、そのむせ返るような生々しい芳香が僕らに想い起こさせるのは、深く深く愛し合う事は、なぜこんなにも悲しくて孤独なんだろう、というパラドックス。音数の極端に少ないアコギのアルペジオ。時折思い返したようなチェロやトイピアノや諸々。YOUNG GODのカタログの中でも突出して耽美的な一枚に魂の奥を深く突き刺さされる。

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     2009/04/25

    ほぼ時を同じくして海の向こうでは、プレフューズがサヴァス&サヴァラス、ノーバディがブランクブルー、デイデラスがロングロスト、と気鋭のビートメイカー達が女性Voの柔らかさを活かしたユニット作品を続々リリースしたが、リョウさんのシンクロニシティも早い。国産である事を意識せざるを得ない、まるで00年代以降のテクノロジーとセンスに研磨された純シティ・ポップスの系譜。これは、ありそうでなかった。

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     2009/04/17

    V系バンドは掃いて捨てる程いるのに、彼らの「ロック観」が亜流メタル/モダン・ヘヴィネス(死語ですよ…)にしか由来しない音楽的貧困さに辟易し続ける身としては、つい最近ヘンリク・シュワルツが出したmixでも冒頭を飾ったミニマル古典、スティーヴ・ライヒ「ELECTRIC COUNTER POINT」でのパット・メセニーのトーンの影響を公言するようなLUNA SEAの(この場合はスギ様アコギ。「SELVES」エンディング部など)才覚には震えるしかない。僕は洋の東西問わず千人万人のギタリストを聞いたけれどアコギにワーミーをカマしてあんな美しいソロ弾くなんて…とスギ様ばかりですが、実はイノ様派な自分(笑)。本当のファンならここから始めて色々な音楽に開かれるはずですよ。

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     2009/04/17

    晩年のチェット・ベイカーとも暮らしていたフランスの伊達男(役者業もたしなむ)による、その筋では避けて通れぬ歴史的名盤。決して弾かれぬギターのピックアップが拾い、増幅させた空気の揺れのカケラを配する手際は、盆栽のような静寂と微動によるミニマリズムを示す。アクショテが弾かないのはエゴや意思の排除だと言い、その論旨により例えば灰野さんのようなシャーマニックなスタイルを全否定しているが、そのあまりの潔癖ぶりが逆に子供っぽくて(僕は両者とも好きですが)。この後のポップスカヴァー集には何も言えません。

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     2009/04/15

    マイブラよりSlowdive狂だった人間にとって、Morr Musicの歴史的トリビュートを、逆に本人が後追いするような音響工作、つまりはポスト・シューゲイザーの参照点をエレクトロニカに見出すような習作的ep(Hさんサイトには載ってない?)には落胆を隠せなかった。それでも未練で聞いた本作にてリベンジは達成。ウォールオブサウンズはチリっとしたノイズに変換され、ビート感は薄く、アコギの爪弾きと囁くような歌声が遠くに。やはり単に曲が良いんだよ!ソングライティングに戻ってきてほしい!

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     2009/04/15

    シカゴよりNYなのかな?と僕は感じた。ディープ・ハウスはジャンルじゃなく状況です、と告げるテーリの口調には「これはむしろギャグ」というシニカルな照れ隠しの裏に潜むトランスジェンダー、越境する者、「境界」を常に意識せざるをえなかった者だからこそ持ってしまった純度の高い切実さが滲むようで。本人の意図は裏切るかもしれないけど、このグラマラスさもロマンチックさもセクシーさも、全てを素直に受け入れたい。

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     2009/04/15

    喪失を経験する全ての人へ。攻撃性云々、美しさ云々の外皮より、小林君の抱える孤独な魂に深く刺される。メロディやサウンドの美しさがそこから発せられている事こそが大事。そして詞。スミス時代のモリッシーだけが持ちえた青い拒絶、スコット・フィッツジェラルドの脆さの発光、ボリス・ヴィアンの陽炎みたいな儚さ、ジャン・コクトーの危うい不敵。モラトリアム、の一言で失われるものの多さにこそ気付いてほしい逸品。

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     2009/03/26

    その界隈では名を馳せていたジョセフ・ラグラニがドローン帝国krankyから初流通。ドローンという、はっきり言ってただでさえ退屈なジャンル(笑)では本物とソノ他の見分けがとても付きやすい。前者は他ジャンルに比べても圧倒的に少ないのでハズレくじを引く事が多いのなんのって…とか思ってたらはたと「改心の一撃」に出会った!サインウェイブ、オシュレーターからアコギ、自分の声までエレクトロ・アコースティックというわけじゃないもののデジタル/アナログの見境い無く丁寧かつ繊細なドローンが幾層にも折り重なって美しさ極まりない立体音響空間を創り出すのです。というかインプロに寄りがちなドローンの中で、しっかりとしたコンポジションが勝因かな。初心者にも求道者にもオススメ。マスタリングはGREG DAVIS。

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     2009/03/24

    かつてJAY DEEフォロワーの中でも抜きん出た存在だったプラチナム・パイド・パイパーは、セオ・パリッシュやデリック・メイのSOULへのジャンルを超えた共感を示た。そのメイが再度敷居を跨いで(?)アロエをレコメンドしていて気になっていた。日本のメディアを通して見る程、デトロイトではヒップホップもソウルもテクノもハウスも垣根は無いのかもしれない、と考える事は、かなりエキサイティングじゃないですか!?さてそんな彼の地の遺伝子を最前線で引き継ぐアロエの今作。日本ではジャジスポあたりを通じてツウでセンス抜群のアングラ・ヒップホップ…的に聞かれがちですが、前述のとおり逞しい混血の「ソウル・ミュージック」である今作は名状し難たいオリジ

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     2009/03/19

    かつてのJAY DEEフォロワーだったP.P.P.はセオ・パリッシュやデリック・メイに「SOUL」を感じ、そのメイすら感嘆させたアロエ・ブラック…って、あのさー、一体ホントのデトロイトの音楽地図ってどうなってんだろうね??ハウスもヒップホップもモダンR&Bも地下ではグッチャグチャになってる…その1番エキサイティングな交差点にこそ今作の座標は存在するのだ!って褒め過ぎか(笑)。ウッドストックの裏でMC5とサン・ラが共演していた彼の地の交配伝統は今も裏街道を闊歩していたのでした。

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     2009/03/18

    すごいすごい言うけど、みんな、コレ事件よ。「家族兄弟仲間を大事にソング」でもなく「恋愛ソング」でもなくもはや「絶望・虚無の自意識肥大ソング」ですらなくただひたすら真理を求め神や宗教と対峙する類のテーマがJ-POPチャートに入った事がかつての歴史にあっただろうか!?だからこそ、完璧なアンサンブルや巧みなソングライティングが醸す「聴感上の心地良さ」を、ただ横から補助するためのものとして今作の「歌詞」を消化しちゃいかーん!というか歌詞は手掛かりで、むしろコレを現代に書かざるをえなかった彼らの崇高な意識に皆さまどうか気付いて下さい。「かっこいい/わるい」すら凌駕する怪物的な作品だと思います。

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     2009/03/04

    社会学的見地から読み進めようとすると、意外なカウンターパンチに沈む事になるでしょう。映像も本当は見て欲しいけれど、本書単体だろうが構わない。極論すれば「想像力しかない」と。それは過酷なサヴァイヴの為にあるのではなくて、可能性のために。意味分からない?OK。とにかく、ここに収められているのは青年荒木浩と森達也による逡巡と葛藤の青春記。みんな、いつまでも困惑し続ける事!決めつけNG。開き直りダメ。諦めも不可。思考停止は論外。僕らには何も分からないからいつまでも想像力を張り巡らせるしかないんです。何に対してなのか全く不明なのに、読了後泣きそうになる自分を発見。注※本書に感情発散機能はございません。

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     2009/02/27

    え?CD廃盤!?んな馬鹿な!!と、とりあえずレビューをアナログの方に掲載させて頂きます…。マキシモ・パークやらトム・ヨークの参加(及びその後のremix)で若干話題だった今作ですが、勿論本質はそこではなく。tikimanの常連化からも、ベーチャン(正確にはrhythm&soundか)以降、ベルリンの硬派な伝統を引き継ぐ真摯な姿勢が見えますが、まるで照れ隠しのようなTTCフューチャーからも伺えるアンチ・メインストリーム/アメリカなB-BOYイズム、っちゅうか悪ガキ精神(笑)、更に悪ノリする、AFX〜電グル的テクノ伝統のヴィジュアル面ブラック・ユーモア、などなどが混然一体となり、しかしこうやっていくら固有名詞連発しようが結局追いつけない抜きん出たオリジナリティが本当に素晴らし過ぎますので、どうかどうか復刻の程を(BPITCH CONTROL自体、国内盤ライセンスしてないような気がするが…)!!

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