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海月一彦 さんのレビュー一覧 

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     2013/04/30

    けして歌唱力で聴かせるようなタイプではなく、歌手としてはやや不器用さを感じさせる。しかし、ありていな言い方が許されるならその透明感のある声と、飾らない素直な歌声は何度でも聴きたくなる。大江千里作の「スケッチブックを持ったまま」の弾き語りから感じとれる“健気なまでの一生懸命さ”が愛おしい。小泉今日子のカバー「マーマレード」など、各楽曲も古くささにおちいらない程度のレトロ感が巧みで、センスを感じさせてくれる。ただアルバムの中で梶浦由記作の「synchronicity」のエキセントリックなサウンドだけが浮いているのが残念。

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     2013/04/30

    ヒップホップを落語と同じ話芸と捉えれば、歳を重ねて円熟味が増していくのはむしろ当然のこと。ニューアルバムを出すたびに“全盛期”を更新していくライムスターは、まさに「師匠」と呼ばせていただきたい。自分やリスナーに向けたアジテーションのような鋭いリリックや、ある種のおじさんらしい狡猾さを見せる言い回しが多いなかで、ミュージシャンの哀愁をスローなラップに織り込んだ「グラキャビ」がひときわ心に染みる。

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     2013/04/30

    出し惜しみなしの“ほぼ全部入り”的なベストアルバム。アニソンは「ひとむかし前の流行り」におちいってしまうことが多いが、なかなかどうしてμ’sの楽曲はアイドルソングの最前線で戦える良曲揃い。もともと9人で歌うことを前提に歌詞やマイクリレーをしっかり構成している曲が多いのがミソだ。また、1st〜5thのPVはまさにμ’sの成長の軌跡であり、この中での描写がTVアニメにもフィードバックされているので、古参はもとより新規ファンならなおさらこのブルーレイDisc付を選択すべきだろう。

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     2013/04/30

    一曲一曲のクオリティが高いのはもちろん、アルバムの構成が見事で全曲通して聴くといっそう味わい深くなること受け合い。1曲目の「P-O-P-T-R-A-I-N」で引き込まれ、9曲目の「三年」で泣かせ、ラストの「休もう、ONCE MORE」でホッと気分を和らげてくれる。iTunesで曲単位で購入したりシャッフルで聴くのが当たり前になった時代だけれど、アルバム単位での魅力もしっかり打ち出すノーナはやはり信頼できる! 

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     2013/04/30

    佐野元春は歳を重ねてこそのクールなロックを体現する数少ないミュージシャンだ。
    プレイグスの深沼元昭、元GREAT3の高桑圭、ノーナ・リーヴスの小松シゲルらによる有機的な演奏も聴き応えがあり、だからこそ全曲のインストが収録されているこのデラックス盤を購入する価値もある。

    タイトル曲の「Zooey」は若くして亡くなったアーティストのことを歌っているという。
    インターネットに「亡くなっても故人の日誌が残っているなんて、少し残酷だと思った」という佐野元春の解説を読むと、もしかしてフジファブリックの志村正彦のことだろうかとも想像するが、あれこれ詮索するのは無粋だろう。

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     2011/06/29

    とにかく「ストーリー」を聴いてほしい。美しいピアノから一気にグルーヴが炸裂するイントロで心を奪われてしまう。
    また「まなざし☆デイドリーム」は過去にさかいゆう本人がラジオ「ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル」で語った“グルーヴ・ミュージックとしてのクラシック音楽”を実践した一曲。バッハの旋律を取り入れて洒落たラブソングに仕上げている。
    デビュー作と言うことでややトーンダウンする曲も混じっているものの、ゴキゲンなアッパーチューンからしっとりとしたバラードまで、さかいゆうの非凡な才能がそこかしこにキラキラと輝いている、そんなアルバムだ。

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     2011/06/29

    「ONCE AGAIN」や「ラストヴァース」へのセルフ・アンサーソングとも言うべき「そしてまた歌い出す」で始まるこのアルバムは、前作『MANIFESTO』と対をなしている。
    単体としても良曲が多いが、アルバムとしては2枚あわせて楽しむのがおすすめだ。

    また子育ての問題を取りあげた「Hands」から、業界的に危ない発言を繰り返す「余計なお世話だバカヤロウ」など、極端な振り幅の大きさがライムスターらしい。
    なお、「Hands」のテーマはおそらく赤ちゃんポスト問題を取りあげたZEBBRAの佳曲「Everybody Needs Love」を意識しているのではないか。
    家族愛や子育ての苦労をラップするMUMMY-Dの実弟KOHEI JAPANへの応援ソング、と捉えてみるのも一興だ。

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