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はると さんのレビュー一覧 

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     2010/03/31

    ストックホルム グレンミラーカフェで録音された初のライブ盤です。ライブハウスならではの臨場感、西山瞳さんの息づかいまで伝わってくるような作品です。オリジナル曲をカルテットという形で演奏。「SAKIRA」(デュオ)「Carrying You(君をのせて)」(トリオ)と日本人としてのジャズのあり方を大切にしている西山さんらしい選曲が続きます。ラストの「You are not alone」はストックホルムジャズフェスティバルでの演奏だと思われますが、スウェーデンの柔らかく暖かい風を感じます。遠い地での彼女の無事と成功を祈っていた私は、後日これを聴き、最後の拍手のところで涙があふれました。このアルバムでしか味わえない観客と共に作られた空気感だと思います。

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     2010/03/31

    西山瞳さんがバンドサウンドにこだわり、同年代の日本人アーティストと共に作り上げられたという作品です。生き生きとプレイする等身大の西山瞳さんが存在しています。中でもギターの馬場孝喜さんが参加された「Changing」と「Invisible World」が素晴らしい。また「Softly as in a morning sunrise」が、スタンダードを越えたオリジナリティあふれるアレンジになっており、とても新鮮です。日本人としての心を大切にした「思ひ草」。ラストの「Aprilis」では少女のような彼女の表情が見え隠れします。西山瞳さんは、演奏するアーティストをまず想定して作曲する場合が多いと言われていますが、このアルバムでは、ベースの坂崎拓也さんとドラムの清水勇博さんの「らしさ」が存分に発揮されていると思います。素晴らしい!の一言です。

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     2010/03/31

    西山瞳さんの曲はいつも私に勇気を与えてくれます。美しさや繊細さの中に、内面と向き合う強さが感じられ、惹かれます。2作目となるこのアルバムの中のオリジナル曲はそんな西山さんの深い音楽性を感じることができるものとなっています。一方「Sneaking Around」はさりげないスィング感がとても心地よく、パットメセニーの「Hermitage」はベースソロから始まり、切なくメロディアスに展開していきます。解説書のガーデンの写真がとてもきれいで好きです。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/03/31

    待望の西山瞳さんのメジャーアルバム。それ以前に彼女のピアノに魅せられ、ライブハウスに通っていましたが、このアルバムを聴いた時にスウェーデンのアーティストにより、彼女のピアノがよりきらめき、ストーリー性が増したことに驚きました。『光』と『影』が共存し、『儚さ』と『強さ』が融合する世界。エンリコ・ピエラヌンツィに影響されたという緻密なボイシングや、ピアノの美しさを最大限に生かすべく音の組み合わせ。また、変拍子や転調で繰り広げられるスリリングな曲の展開が、大変興味深いです。西山瞳さんのピアノの魅力を存分に知る為に、まず手にして頂きたいアルバムです。

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