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B級 tiger さんのレビュー一覧 

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     2015/06/07

    とうとう出たシングルコンプリート。 シングルB面曲「私がいない」「√17(ル-トセブンティーン)」「砂浜にルージュ」「愛してあげる」など、久しぶりに聴きたかったトラックが網羅。シングルのカラオケは要らないから、その分、「ナイーヴ(NAIVE)」「せつなさのPOSITION」「二年目(ジンクス)」を収録すれば良かったと思った。 「砂浜にルージュ」の音が歪んでるという声もチラホラ聞くが、「花のように / 砂浜にルージュ」発売当時からのもともとの意図的な音質だと思うので、気にしないで聴いて欲しいですね。

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     2015/06/07

    デビューシングル『レースのカーディガン』、2ndシングル『赤いポシェット』、1stアルバム『季節のプロローグ』までは、当時の坂上のイメージに相応しい大物作家の楽曲ばかりで、美少女コンセプトに沿って着実に正当派お嬢様アイドル路線で大成功だった。『レースのカーディガン』のMVは大林宣彦監督、ジャケ写も篠山紀信撮影(『赤いポシェット』のカメラマンは不明だが)と、栄耀栄華を極めていた。

    なのに、当時の所属事務所は何を血迷ったのか、坂上の歯の治療とタイアップ待ちもあってか、5ヶ月も間を空けて発売した3rdシングル『プラトニックつらぬいて』で、作曲に後藤次利を抜擢し、いきなりの工藤静香・おニャン子路線。 ここから徐々に路線の軌道がズレ始め、3ヶ月後に発売した4thシングルにはアン・ルイスの『グッドバイ・マイ・ラブ』を唄わせたりと、どんどん軌道をズレさせた後に2ndアルバム『夏休み』で収録曲の半分をカヴァー曲にしてしまうという、失敗ぶり。

    翌年発売の3rdアルバム『ARE YOU READY?』は歌唱力こそ少々上達しているものの、とうとうユーロビートナンバーをカヴァーと、音楽活動期間たった2年という超短期間にも関わらず、あまり一貫性を感じられないかった。作品を発表する度にファンを減らしていった。そんな印象が拭えなかったと同時に、松本隆ソングを最低でも丸2年は貫いて欲しかった。それこそ、薬師丸ひろ子や原田知世に続いて欲しかったし、当時の坂上をそれを望んでいたと思いたい。
    アルバムもせめて2ndまでは同じ路線を臨んでいただけに、坂上の歯の治療以降のイメチェン(本人の変貌振りもそれ以降一気に加速してしまった)が激し過ぎて、ガッカリしたのを憶えてる。

    そんな約2年間の凄まじい路線変更を遂げ、振り回されてしまった坂上の縮図的一枚ではあると思うが、せっかくのゴールデン☆ベストなら、CD未収録音源だった角松敏生(作詞・作曲・編曲)の「気をつけて Do It Again』は収録して欲しかった。

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