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アイル さんのレビュー一覧 

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     2021/03/07

    録音ではオーケストラの良し悪しはわかりにくいように感じています。ところが、その理由はわかりませんが、ここではベルリン・フィルのすごさがとてもよくわかります。クリュイタンスの指揮は、少しおとなしいように感じますが、安定していて聴いていて気持ちが良いものです。話は演奏とは全く関係ないことですが、別の方が評論家の言葉として「古い器に新しいワインを入れる」という言葉を引用しています。これは聖書にある言葉の読み間違いなのですが、正しくは「古い革袋に入れると破れてしまうので、新しいワインは新しい革袋に入れるように」ですよ。クラシック音楽を好きな皆さん、もっと聖書を読みましょうね。

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     2021/03/01

    ハイドンの人気は高くはないようですが、バーンスタインのようにハンガリーやオーストリアと特に関連のない指揮者でもハイドンを特別な存在だと考えている人もいます。ハイドンの曲の中には、いろいろな、音楽の知恵とでも呼ぶべきものがいっぱい詰まっていて、聴き終わった後は満足感で満たされます。この演奏は全集ではありませんが、15枚組というなかなかの分量のもの。シュナイダー、コーエンをはじめとして達者な奏者ばかりの上、安全運転の演奏ではなく、強い意志を感じる意欲的なものです。と、素晴らしいセットのはずなのですが、50年代前半の録音としても、この録音の貧しさはどうしたことでしょうか。デジタル時代とはいいませんが、せめて60年代に入ってから録音してくれていたらと思います。

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     2020/06/22

    どういう演奏を行うかについて、アップショウとナガノは徹底的に話し合ったに違いありません。話し合いの結果は、アップショウの輝く声を最大限に活かすというものだったのではないかと思います。そのためにオーケストラは、丁寧ながらやや抑えぎみです。2人の考え抜いて狙いすました演奏がとても見事です。ジャケットの写真も演奏をよく表しているように思います。

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     2020/06/12

    少し古い録音ですが、期待通りの素晴らしい演奏。明るく端正で堂々として自信に満ちているように思います。この後、2度もバッハの全集を製作していますが、解釈に大きな違いがあるようには思えません。アランの演奏というのは既に若い時にはほぼ確立されていて、その後のアランの興味はもっぱら楽器にあったのではないかと思います。このセットでも、弾きなれたパリのオルガンではなく、デンマークなどの完成したばかりの楽器を使用しています。

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     2020/05/28

    ベートーヴェンの3枚については後年のステレオ録音が存在していますし、ブルックナーもショスタコーヴィチも良い録音で聴きたいような曲です。ということで、なかなか手を出しにくいセットですが、コンヴィチュニーに期待して買ってしまいました。結果は大当たり。全てモノラルですが録音状態は予想以上に良好で、聴き始めに少しだけモノラルであることを意識しますが、聴き進めていくと録音のことは忘れてしまいます。この指揮者は余り長生きしませんでしたが、晩年の50歳代になると、曲を知り尽くしたような安定的で巨匠的な演奏を残してくれました。

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     2020/05/28

    12のオペラ。イタリア系とドイツ系が半分ずつ。フランス物やロシア物が無いのはちょっとさびしいです。指揮者はひとり1曲で12人。ショルティ、ジュリーニ、クーベリックといったビッグネームもいれば、少し地味な人も。歌手はなかなか豪華です。まあ、そういった公演がピックアップされているのでしょう。特別な機会ではなく日常的な演奏なので際立った高揚感はありませんが、ライブならではの緊張は感じられます。当然、少しばかりのキズとムラはあります。それにしてもさすがにコヴェントガーデン、高いレベルの演奏だということはわかります。持っていると少し幸福な気持ちになるセットです。ところで、HMVの解説に対してひとこと。ショルティをはじめ何人かには「サー」が付けられていますが、ダウンズもギブソンも「サー」なのですよ。それに「サー」を付けるのならテ・カナワやジャネット・ベイカーには「デイム」を付けましょうね。我々日本人にとっては遠い世界のことなので、中途半端な知ったかぶりはしない方が良いのでは。ちなみに、このセットに付けられている解説書中には一切「尊称」はありません。

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     2020/05/24

    14枚組の旧セットから大地の歌などの2枚が抜けて12枚となり、また第9番がウィーン・フィルからベルリン・フィルに変わっています。内容は大きくは変わっていないのに価格は驚くほどダウンしており、とてもお買い得です。演奏は、ラトルの情熱が全面に出た感動的なもので、10曲中7曲を担当しているバーミンガム市響も大健闘です。どうでもいいことなのですが、解説書で、ラトルはSir Simon Rattleですが、第2番に参加しているジャネット・ベイカーはDame Janet Bakerとは記されておらず、ただJanet Bakerとなっています。日本人が作る解説書ならこんなものでしょうが、ヨーロッパでもこんなことがあるのでしょうか。

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     2020/05/24

    グラズノフの交響曲は、ロシアの曲からイメージされる力強さとか豪快さではなく、清涼感と推進力が特徴かと思います。グラズノフは曲を書き進めるに当たって、常に晦渋ではなく明快さの方を選択しているようです。その結果、どうしても深みに欠ける印象はあるものの、聴き終わるとさわやかな満足感が残ります。このスコットランドのオーケストラは、実力は充分な上に、グラズノフの曲の特徴ととても相性が良いように思います。また、指揮は、あまり自己主張をせず、上手く曲の良いところを引出しているように思います。とても気持ちの良い全集です。

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     2020/05/24

    ボックス表の写真のように豪快な演奏かと思っていたら、洗練されたスマートなものでちょっとガッカリでした。もちろん、どこが悪いというわけではなく、これはこれで充分楽しめましたが。

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     2020/05/23

    ペシェクと2つの実力あるオーケウトラによるドヴォルザーク。悪いはずはないと期待していたのですが、どうもいけません。精彩を欠く、という言葉がピッタリなのです。特に、チェコ・フィルとの方が元気がないようです。どうしてこんなことになったのかわかりませんが、残念。

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     2020/05/14

    この限定版セットの存在を知った時には既に完売となっていたので、状態の良い中古盤がないものかと探していました。ところが今回、どこから出てきたのか、新品を手に入れることができました。演奏者から検索しても曲から検索してもなかなかこのセットにはたどり着かないので、私同様に存在を知らない人が多いのではないかと思うのですが、クラシック音楽の愛好者でこの価格でこの内容のセットを購入しない人がいるとは思えません。CDのラインアップを見ていただければ、このセットの内容をくどくどと書く必要はないと思います。一言だけ書くと、この超スター演奏家の中に小菅優が含まれていることが凄いと思います。ただし、ごつい解説書が付いており、りっぱなケースに入れられているのでやたらとかさばります。

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     2019/12/30

    パーテルノストロは、日本にも来てイタリア・オペラなんかを指揮していたのではないでしょうか。そういう人だと思っていたら、ブルックナーということで少し驚きましたが。ほぼ毎年1曲ずつ演奏しそれをライブ録音するという企画自体、指揮者やCD製作者の強い自信を示しているように思います。出来栄えは見事です。ただし、オーケストラは何とか頑張っているのですが、ぎりぎりの状態で余裕がなく、聴いていてちょっと苦しくなることもしばしばでした。とても良いアルバムだとは思いますが、星を5つ付けることはできません。

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     2019/12/11

    作曲者の頭の中で鳴った音を全て楽譜に記録することはできない、とはいつも言われていることです。とはいえ、モーツァルトやベートーヴェンの演奏では残された楽譜に頼るしかありません。しかし、近代・現代の楽曲では、作曲者自身が演奏することがしばしばあります。作曲者の演奏者としての能力にも依りますが、楽譜には書き切れていない作曲時に作曲者の頭の中で鳴った音が再現されている可能性があります。これらのCDで聴くことができる作曲者自身の演奏よりも優れた演奏が多くあるように思うのですが、ストラヴィンスキーの演奏には、他の多くの演奏者とは何かちょっと違うなと感じることが時々あるのです。もしかしたらそれが楽譜に書き切れなかったもので、そうだとしたら、それがこのコレクションの価値かなと思うのです。CD56枚。最も印象に残った1枚は、1959年録音の「結婚」です。驚くことにピアニストとして、バーバー、コープランド、フォス、セッションズが参加しています。おおらかで贅沢な時代があったのです。

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     2019/01/24

    CDジャケット裏に曲名や録音場所などが記載されていますが、何か間延びしていてピリッとしていません。「zaionjiさん」が別の点でCD製作者に対し不満を書かれていますが、このCD製作者は何か変です。しかし、それはともかく、ロジンスキーは「本物」です。見通しが良くわかりやすい演奏。曲の良さを引出す術を心得ていて、ああ良い曲だなと思わせます。1960年頃に演奏活動を終えた指揮者は、モノラル録音の比率が高いのは致し方ありません。それを理由にその年代の指揮者とはだんだんと縁遠くなっていましたが(ごく少数の例外を除いて)、実は1950年代の演奏は宝の山であることに気がついてきました。私の経験では、コンヴィチュニー、ベイヌム、そして今回のロジンスキー。彼らの録音では「この曲はこう鳴らなければならない」ということが実行されています。だから、空虚な瞬間というものがありません。「無難に整える」演奏とは全く別物です。

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     2017/05/18

    監修者が2人いるところをみると、お手軽に作られた本という感じがしますが、ブラームスに対する情熱などなかなか読ませる部分もあります。「(マーラーの)9曲の交響曲はすべてが90分を超え、・・・」は明らかな間違いですが、監修者は何をしていたのでしょうか。

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