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充介 さんのレビュー一覧 

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2018/11/22

    2種類のロマンティックが聴ける。N響との録音がないだけに貴重。しかもいずれも名演。モノラルながら鑑賞には全く支障がないレベルの録音。ブルックナー9番も(ライブならではの特に金管のミスも散見されるものの)呼吸の深い感動的な名演。英雄は、既出の盤に比べても格段に録音が改善されている。4楽章コーダの爆発力が今一歩なのが惜しまれるもののその他はどこをとっても生々しい迫力が味わえる。これだけでも猛烈なCPの録音集。買って決して損はないと思う。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2018/08/25

    超名盤の割にレヴューの数があまりに少ないので、恥ずかしながら投稿します。ランパルは以前から楽天的すぎるので敬遠していましたが、ここでは酸いも甘いも噛分けた超絶的な名演を繰り広げています。曲想にぴったりです。スターンもアッカルドもケチのつけようがない。テクニック、音の美しさも格別というか別格です。そして文字通り基底部の役割をがっちり担っていて且つ全体をリードしているのは紛れもなくロストロポーヴィチです。チェロの支えの上に他の3者が自由に思い存分、緊張感を伴いつつも心から楽しんでいる様が手に取るようにわかる演奏です。特にk.285はこれ以上望めないような名演となっています。私自身、気分の晴れない、あるいは落ち込んだ時にこれを聴き、何度救われたことでしょうか。是非、ご一聴をお勧めいたします。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2018/03/11

    演奏、録音とも素晴らしいの一言です。「四季」を含む「和声と創意の試み」より以前の作曲らしいのですが、当然、随所に「四季」に通じるものがあります。どちらかと言えばこちらの方が音楽的に充実していると言えば言いすぎでしょうか。冒頭から気持ちを持っていかれ、一気に聴き通しました。特にNo.10、No.12は本当に感動的です。しかもこの信じられないほどの低価格。お買い得の域を超えています。

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2015/11/01

    指揮、オーケストラ、合唱、ソリストのどれをとっても本当にすばらしい。特に二人の女性ソリスト、ゲオルギューとバルチェッローナは文句のつけようがない。視覚効果もあって、思わず涙腺が緩む。アバドは、あまり好きな指揮者ではなかったが、大病を患った後、確かに変った。無駄な虚飾を削ぎ落として核心に迫ろうとする気迫と、同時に、格段に音楽の呼吸が深くなったのを感じる。記念ライブということもあって緊張感、集中力も尋常ではない。今まで聴いた中では最高の名演だと思う。これが890円で入手できたことは驚きで、心から感謝申し上げる。評価としては5ツ星+α。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2014/09/28

    ギレリスに偏見を持っている人にこそ聴いて観てほしいDVDです。
    特にワルトシュタインのすばらしさ。少々のミスタッチはしかたないにしても実演ならではの熱演は「サイボーグ」「機械的」「体育会系」などといった暴言妄言偏見を一掃するものだと思います。CDに比べると多少遅めのテンポでたっぷりと音を鳴らし、ここぞという時に「鋼鉄のタッチ」を響かせます。微妙なニュアンスも見事に表現しきっており、終楽章などは天国的な美しさといってもよいかと思います。気分の落ち込んだ時などこのDVDを何度も何度も視て、何度も何度も救われ励まされました。一生の宝物です。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/03/23

    実はシベリウスは長年苦手でした。ベルグルンド新旧、ロジェヴェンの全集、カラヤンなどを聴いてもイマイチピンときませんでしたが、これを聴いて初めていいと思いました。マニエリスト、マゼールが自然派シベリウスを見事にさばききったアイロニカルな感動です。星6ツです。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/06/28

    珠玉のような言葉が並ぶ名評論集といってよい。吉田氏の最大の美質は、慎ましさと言いたいところだが、それ以上に、自分の意見・考えを明確に提示しながらも真逆の考え方さえも許容できる懐の深さにあるのではないだろうか。マーラー入門書としては最適の一冊だと思う。事実、ここで知ったセルやベーム、シャイーやレヴァインのマーラーに接近する大きな契機を与えてくれた。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/06/28

    ウィーンフィルのマーラーを聴くならこの全集に止めを刺す。マニエリスト、マゼールの面目躍如といったところ。いつもの人工美がマーラーでは鼻に付かないどころか、特にディティールにおいて本領が発揮されている。だが過度に人工的にならないのはウィーンフィルのおかげだろう。正・反・合で、ウィーンフィルとマゼールの組み合わせは意外に新しいものを生み出している感じがする。残念なのは「大地の歌」が入ってないことと、4番のバトルがあまりに場違いなこと。マゼールならもっと他のソプラノを起用できたのではないだろうか。オケが万全なだけに極めて残念。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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     2011/06/28

    本試験の区分に沿って1章 法令、2章 物理・化学、3章危険物の性質他と実に要領よくまとめられている。各章のはじめに要点総まとめが置かれ、続いて予想問題と解説が重要度ランク付けまで付いて掲載されている。わずか850円だが質・量ともこの一冊だけで十分合格できる実力が付く。 

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/06/28

    入手困難とかで、約2ヶ月待ちでようやく入手した。待った甲斐があったといえる演奏。なんといっても74年、ベーム健在の頃のウィーンフィルの超の付く豪華なサウンドに圧倒される。マゼールの後のマーラー全集に通じる演奏で、ディティールを磨き上げ鳴らす所は豪快に鳴らすがメリハリ丁の演奏ではないし構成感もしっかりしている。若干、特にピアニシモ時の思い入れが不足気味の感じもなくはないがウィーンフィルに大いに助けられ不満足とまではいかない。少し残念なのは、終楽章コラールからコーダに突入する時の緊迫感がイマイチなのとコーダも音量こそ十分だが息の長いクレッシェンドが聴けないところ。だが、ないものねだりかもしれない。十分推薦に値するウィーンフィルのブル5のなかではベストを争う名盤だと思う。

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  • 8人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/10/11

    LにヴァイオリンRにピアノと明瞭な録音。1番2楽章冒頭など音像定位の乱れもあるが全体として録音に不満はない。普及クラスのヘッドフォンでは確かにヴァイオリンの音が貧弱に聴こえるが、中級(総額約30万円)以上のステレオ装置ではそれなりに美しく聴こえる。特筆すべきはオボーリンのピアノ。第一回ショパンコンクール優勝者の名に恥じない寸分の隙も見せない驚くべき名演。伴奏ピアニストとの水準の違いを見せつける。全曲通じてオボーリンが主導権を握っている。オイストラフもオボーリンとの息をぴたりと合わせている。他に録音の少ないオボーリンの真価を伝える貴重な録音。もっとも「ヴァイオリンとピアノのためのソナタ」なのだからピアノがヘボでは話にならないわけで。入手して決して損はありません。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/09/16

    全集でないのが残念だが、次元の違う粒よりの名演揃い。同じ楷書体でもグルダと比べ、切れ味と爽快感はグルダ、重量感とじっくりとしたテンポ感はギレリス。ここぞという時の爆発力はギレリスに勝るピアニストはそういないのでは。音だけで勝負している割には聴き終えた時の充実感はちょっと例えようもない。EUR盤の方がジャケットのセンスが良いし収納に便利。

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  • 6人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/09/04

    これは、大変な名演名盤、一生の宝ものになると思います。SKBは今日の機能主義万能論の見地からすると多少聴き劣りはするものの、それを補って余りある音そのものの魅力、SKDとはまた違った木肌のぬくもりを感じます。それにスウィトナーの懐の深さ、真の意味でのスケールの大きさに感服します。特にブルックナー5番。あまり期待していなかっただけに良い意味で見事に裏切られました。私にとっては同曲のベストの3本指にはいる名演です。録音も全く不満はありません。

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  • 9人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/09/04

    30年前、LPで聴いたときは少し「ゆるい」なという感じでしたが、今日あらためて聴きなおして非常に感動しました。弛緩しているとか緊張感の持続がないなどのご意見には賛同できません。先入観なしに全曲聴きとおしてほしい。そこには最晩年のベームにしかなしえない心技体ともきわめて高次元でのバランスのとれた音のドラマが聴こえるはずです。本質はあくまで筋肉質です。白眉は最終の、合唱がゆっくりとディヌミエンドするところ。ようやくこの演奏の良さがわかる年齢になってきたということです。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/08/27

    今でも最先端を行く演奏だと思います。スタイリッシュで切れ味抜群、一切のためらいのない確固たる造型。あれよあれよという間に時が過ぎていってしまう感じです。リマスタリングに期待したのですが、全体としてはクリアな録音で十分満足できるものの、「悲愴」「月光」など一部のフォルティシモでのビリ付が改善されていないのは残念です。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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