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endless odyssey さんのレビュー一覧 

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/07/26

     音質の悪いのを覚悟して聴けば、それほど悪くない音で気の引き締まった硬質のブルックナーが聴けます。モノラルではありますが、私は8番の演奏が、気に入りました。

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  • 7人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/06/17

     演奏の良し悪しなどは、客観的なタイムや奏法などよりも、結局個人の好みの問題に集約されると思います。それは、一人一人が他人や評論家の意見に左右されず、自分だけの価値観を確立すれば、自ずと自分にとってかけがえのない演奏に出会えるものと思います。それよりも、現在では、芸術の世界においても経済の理屈が幅を利かしているようです。それ以前の、音楽家が、純粋に音楽の事だけに集中することが可能であった時代のウィーン・フィルの奏でる音を、このCDでは15時間も聴くことができます。私にとってそのことが、この演奏の最大の魅力であると思っています。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/06/13

     R・シュトラウスが得意なデラ・カーザが、マーラーを歌っているのが珍しく思い聴いてみました。
     演奏は全体的に早いテンポです。これを軽快と感じるか、忙しいと感じるかは個人の好みによると思います。
     4楽章のデラ・カーサの歌声は、流れるように歌う歌手が多い中、歯切れの良い発声で歌い上げます。
     CSOは金管のイメージが強い方も多いかと思いますが、この頃のCSOはそれほど金管は目立ちません。むしろ弦の合奏が素晴しいと感じました。58年の録音なので、さすがにテープノイズは仕方がありませんが、音は明瞭に聴こえます。
     万人が納得する4番ではないかもしれませんが、私は十分満足できました。
     

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/06/10

     高音が突き抜けることがなく、低音がこもったような音色ですが、その響きは素晴しいです。その響きのおかげで臨場感が感じられます。住宅環境の事情でヘッドフォンでしか聴けないのですが、大音量になっても不快感がありません。歌手の歌声もその響きに違和感なく調和しています。各幕の終わりに観客の拍手がはいりますが、最後の一音が鳴り止まぬ内に馬鹿声を出して、演奏を台無しにする行儀の悪い観客もいません。少し無理をして購入したのですが、買って良かったと思えるセットです。

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  • 7人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/06/08

     「4つの最後の歌」ですが、評判の良いカラヤン=ヤノヴィッツよりも、私はこちらの方が気に入っています。モノラルのハンデはありますが、デラ・カーザの声の方が私にはなぜか落ち着きます。伴奏のオーケストラの違いもあるのかもしれません。
     「アラベラ」は、デラ・カーザが得意にしていただけあって素晴しいのですが、「カプリッチョ」にこんな良い曲があるのを知りませんでした。是非全曲盤を聴いてみたい思います。

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/05/20

     ノイマンのマーラー全体に通じることですが、この9番も良い意味で歌謡的な演奏です。不必要に強弱やテンポの変化を付ける訳でもなく、淡々と無心に歌います。4楽章でさえ、リズミカルと言えるほど歌心で溢れています。そして、何よりも、チェコ・フィルの弦の音色が素晴しいです。昨今、どのオーケストラも、技術の差はともかく似たような音色になってきている中で、このような高いレベルで特色のある音色を出せるオーケストラは貴重であるかと思います。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 7人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/02/07

     バーンスタインのトリスタンが、現在廃盤なのでこちらの抜粋盤でもと思い購入しました。ところが、何と、当然入っていると思っていた「前奏曲」が入っていません。いきなり歌から始まります。一番楽しみにしていた部分なので残念です。ちなみに「イゾルデ愛の死」は入っています。

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/01/18

     ユニバーサルの、SHMやルビジウムカッティングなどのややこしい盤を聴くよりも、このオープンリール復刻盤の方が、テープノイズは大きめですが、素直に当時のウィーン・フィルの音色が楽しめます。低音も十分に出ています。
     この演奏、改訂版であることが不評の原因になっているようですが、私はそんなに悪くはないと思います。原典版の重厚な演奏は、また別の指揮者で聴けばいいだけのことなのです。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/01/18

     この長大な曲の始まり、静かに始まるはずが盛大なせきでかき消されています。録音状態も安定しません。しかし、一枚目の半ば頃からオーケストラの音も安定し、聴きやすくなります。といってもモノラル特有の分離の悪いだんご状態の音です。歌手の歌声は明瞭です。
     演奏は重みのあるテンポで進んでいきます。録音のせいもあるのでしょうか、何か底知れない暗さと凄みを感じる演奏です。これが、ワーグナーなのでしょうか?それとも、これがクナッパーツブッシュという指揮者なのでしょうか?どちらにしても、現在では聞けない稀有の演奏であることには違いありません。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/01/05

     フラグスタートのブリュンヒルデが聴きたくて購入しました。SACDの効果なのでしょうか、広がるようなオーケストラの音の中から一本芯の通った歌声が響いてきていい感じです。フラグスタートの全盛期の歌声を私は知りませんが、この一曲を聴いただけでもその素晴しさを窺い知ることができました。
     その他の管弦楽も、十分にワーグナー堪能できる音質と演奏です。

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/11/16

     ショスタコーヴィッチの交響曲は、社会主義やら共産主義やら、所詮人間の権力欲のきな臭いイメージがあったので敬遠してきましたが、廉価版が出たのを機に聴いてみました。
     この演奏のように、前述のようなイメージを排して純粋に音楽として聴けるのなら、ショスタコーヴィッチの音楽も中々良いと思えるようになりました。

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     2011/10/25

     オーケストラの美音も、歌手の美声も、飛び抜けて素晴しいものはありません。しかし、なぜかこの演奏が好きです。丁寧に音を拾って聴いていると充実感があり、流れも心地良いのです。
     私は、バラで購入しました。前半2夜がシャンドス、後半2夜がEMIですが、確かにEMIの方がテープノイズはあるものの、音が鮮明で歌手の発音も聞き取りやすいです。しかし、シャンドスが必ずしも悪いかというと、ノイズもなく、ほんわかとした音になっている分、幻想的な雰囲気を醸し出していると言えなくもありません。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/10/23

     私は、情念、爆演系の演奏が苦手です。淡々と美しい系の演奏が好きです。しかし、それでも年に何度かはバーンスタインのマーラーを聞いています。やはり、それだけの魅力か魔力を持っているということでしょうか。

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  • 6人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/07/17

     テンポを極端に落とす事によって、確かに音一つ一つの美しい響きを聴かせてくれます(特に1,2楽章)。しかし、音楽の重要な要素のひとつであるリズムが感じられません。元々5番自体がテンポの良いリズムや印象深いメロディで作曲されているわけではありませんので、余計停滞感があります。
     チェリビダッケのファンの方々には申し訳ありませんが、私には少々きつい演奏でした。

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  • 8人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/07/17

     昨今、有名指揮者による全集が3千円から5千円も出せば買えてしまう中で、いくらSACDでも1万円は割高感があるかもしれません。しかし、素晴しい演奏と音質です。
     日本のオーケストラはパワーが貧弱なイメージがありましたが、とんでもありません。音質の良さと相俟って、思ってた以上に迫力も音色の美しさもありました。
     私にとって、一生もののベートーヴェン全集です。

    8人の方が、このレビューに「共感」しています。

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