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　2013/11/09

これほど物語に感動、もしくは人物に感情移入、世界観に引き込まれずに見入ってしまった映画は自分にとっては初めての経験である。だって要は野心家で頭の切れるパソコンオタクが運良く億万長者になっていく過程を描いただけだから・・・それを監督であるデヴィット・フィンチャーの演出の力量のみで最後まで飽きる事無く観終えてしまったのである！そうゆう意味(笑)で驚くべき作品であった。

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　2013/11/07

これが武侠映画の原点なのか・・・とても素晴らしい！！！

今現在のアクションと比べたら演出の拙さや(良い意味での)誤魔化しなどが目に付いてしまうが、そんな些細な事が吹飛んでしまう位のオリジナルの凄味で満ち〃ている。

いつの間にか摩り替わる意外なストーリー展開、予想外の残酷描写、歌劇を取り入れたシーンなど独自の演出に驚かされるが、何と言ってもこの映画は主演の『武侠影后』(剣劇の女王)、チェン・ペイペイの存在に尽きる！

女伊達らに男達をバッタバッタと切り捨てる様はまるで舞いを踊っているかのような独特の個性が光る。その華麗な殺陣捌きに惚れ惚れし、しかも美人なので思わずファンになってしまった。

このような武侠映画に限らず香港映画全体の発展に大きく貢献したＳＢ(ショウ・ブラザーズ)の名作のひとつに数えられている作品。

ついこの前まで埋もれていたこの傑作をこうして拝見出来きた事をとても嬉しく、生きていて良かったとさえ思うのであった。