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RCS さんのレビュー一覧 

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     2024/03/24

    リストの巡礼の年は長くてほとんど聴き通したことのない曲でしたが、このCDでは静かな曲から激しい曲まで、一つ一つの音が珠玉のように粒の揃った綺麗な音で、聴く耳に心地良く、さらにその奏でる音楽の流れにも淀みが全くなく、聴いていてその曲の中に一緒に引きずり込まれるような感じを覚えました。実演でも聴かせて頂きましたが、ピアノがベーゼンドルファーでもスタインウェイでも完全に北村さんの音が出ていた気がします。これだけの素晴らしい音色で、この長い曲を弾き切る集中力は大変な才能だと驚嘆するばかりです。また弾かれてる姿がとても印象的で、実演も聴かれることをお勧めします。その他にCDに入っている普段は全然聴かないノーノも何故か北村さんの演奏だと聴けてしまいました。ケージのCDも聴いてみようかなと思う今日この頃です。
    今後の活躍が楽しみなピアニストさんです!

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     2024/03/17

    知り合いの方から指揮者のポペルカさんの評判が良いと聞き、彼のCDを探している時にこのCDも購入しました。これは指揮者も素晴らしいと思うんですが、それと同時にロプコヴィッツ・トリオの演奏が刺激的で感動しました!ベートーベンの作品は元より全然知らないヴォジーシェクの作品に至るまで、ヴィオリン、チェロ、ピアノの全ての楽器が奏でる音楽がしっかりと聴こえ、その掛け合いが素晴らしく何度も聴き返しております。
    このトリオの今後のCDが楽しみです!

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     2023/10/12

    指揮者がアダム・フィッシャーさんだったので刺激のある演奏を期待して購入したCDでした。しかしピアニストは知らなかったので、オーケストラにピアノが掻き消されて目立たない演奏だとつまらないなぁとちょっと心配しながら聴き始めました。ところがオレグ・マイセンベルクさんのピアノが切れ味鋭く縦横無尽に弾きまくる演奏で大変感動しました!オレグ・マイセンベルクさんのピアノは初めて聴きましたが、アダム・フィッシャーさんの減り張りのあるバックの演奏に全く引けを取らないピアノでした!世の中には知らない凄いピアニストがまだまだいるんだなぁとまたまた思い知らされた一枚でした。もう少し若い時のさすらい人幻想曲の演奏を聴くのが楽しみになって来ました。オレグ・マイセンベルクさんのピアノが主役となるCDは少ないそうなので、ピアノ好きは是非とも手元に置いておきたい一枚だと思います。

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     2023/10/03

    久々にホロヴィッツの演奏を映像で視聴しました。やはり凄いピアニストだったことを再認識させてもらったBlu-ray Discでした!以前から映像は観たことなかったのですが、ホロヴィッツのラフマニノフのピアノ協奏曲第3番は今回のメータのバックの演奏が好きだったので、その演奏を映像でみれて嬉しい限りです。来日時に聴いた演奏を思い出しながら、2枚のDiscを一気に観て感動しきりでした。これは是非とも手元に置いておきたいDiscだと思います!

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     2023/09/30

    笹沼さんのチェロが奏でる音楽は、非常に伸び伸びと曲の世界を表現しており、その基盤となる技術や音色も素晴らしく感動的なドボコンでした。また普段あまり聴かないオケと指揮者でしたが、スロヴァキア・フィルもライスキンさんと共にソリストと完全に一つとなった減り張りのある絶妙な演奏を繰り広げていると感じました。アンコールの「月に寄せる歌」はチェロが歌詞はないですが、特定の方への想いを語っているのが十分に伝わってくる名演奏でした。ドボコンがお好きな方は勿論、一聴の価値あるCDだと思います。当日の実演も聴きましたが、ちょっと舞台からは離れていたので、CDの方が楽しめました。

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     2023/08/25

    少し前にフランスの指揮者パレーのご高齢での第九の演奏に興奮したばかりでしたが、今回またフランスのモントゥーのご高齢でのボストンSOを振った第九の演奏に興奮してしまいました!高齢なのに、オーケストラから導き出す音楽は若々しく、弛緩する箇所は全くなく、全曲通して減り張りのある素晴らしい演奏でした。以前、MEMORIESから出ていたモントゥーのベートーヴェン交響曲全集に入っているこの第九の前年のやはりタングルウッドでのボストンSOとの運命や田園などのライブ演奏も超ド迫力の凄い演奏なので一聴をお薦めします!

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     2023/07/19

    以前にチャイコフスキーの交響曲全曲をピアノ連弾で演奏しているCDを、チャイコフスキーの交響曲はやっぱりオケでしょという気持ちがあったんですが、興味本位で購入して結構感動してしまった経験がありました。今回の室内楽版の英雄も、ピアニストにちょっと関心はありましたが、興味本位で購入してしまいました。やはり今回の室内楽版の英雄交響曲もこれはこれでやはり素晴らしいなと感動してしまいました!特に葬送行進曲と言われる第二楽章などは、弦が紡ぎ出す音色はすすり泣いているような悲しみにあふれ、ピアノとの掛け合いもとてもいい感じで、室内楽版の葬送行進曲はいいなと感動しました。室内楽による演奏ですが、他の楽章も減り張りのある十分に迫力ある演奏だと感じました!リースの編曲に加え、今回追加されたコントラバスの響きも効果的で、このCDで聴く室内楽版の英雄は一聴の価値ある演奏でした!勿論、演奏者も素晴らしく、後半の七重奏曲の演奏も各楽器が有効に鳴っており、作曲当時の人気を伺わせるとても気持ちの良い演奏でした!

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     2023/07/07

    ブラームスを聴き始めた時はオーケストラがあまり今まで聴いた事のなかったフランス国立放送管弦楽団だったので、どの位パレーがドライブ出来るのかなとちょっと心配なところもあったのですが、聴き進む内にどんどんパレーの世界に入り込んで行ってしまいました。各パートの旋律も良く聴き取れ、その掛け合いも素晴らしく、曲の中に新しい発見もあり、新鮮な気持ちで聴け終えました。チャイコフスキーも今までの他の演奏ではあまり気付かなかった旋律が浮かび上がって来たり、パレーらしさが随所に見られ大満足の一枚でした!それにしても80歳前後という年齢を感じさせない引き締まった集中力の途切れる事のないパレーの演奏には脱帽です。

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     2023/03/28

    以前からアニー・フィッシャーさんのピアノ演奏が素晴らしいと感じており、是非ともベートーヴェンのピアノソナタ全曲を聴いてみたいと思っていたのですが、なかなか入手出来ませんでした。最近、やっとこのCDを入手出来ました!凄いだろうなとワクワクして、いざ聴いてみると「あれっ!」というケースもかなりあるのですが、この全集は数々のレビュー通り素晴らしい演奏ばかりでビックリし、ますますフィッシャーさんに嵌ってしまいました!ベートーヴェンのソナタ全集を買って、一気に全曲聴いたのは、クラシックを聴くようになってからの50年で今回が初めてです。女性とは思えない強靭なタッチとかつ綺麗な音を持ち合わせており、教科書のような型にはまった単調な演奏ではなく、どの曲も絶妙な間を有する歌心のある音楽がまるで生きてるかのような素晴らしい演奏でした!その後、フィッシャーさんの感情移入された表情豊かな演奏姿をDVDで拝見し、確固たるテクニックを駆使して、まるでオーケストラを指揮してるかの如く、ピアノから音楽を導き出していたのだと納得するとともに、改めてその才能に脱帽いたしました。もっと早くアニー・フィッシャーさんのピアノと出会いたかったです!

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     2023/01/28

    低弦の分厚い響きに加え、弦楽器の艶のある音、管楽器の音色も美しく、とても70年前の録音とは思えない、聴いていてとても気持ちの良くなる演奏が堪能出来るボックスです。勿論、当時のコンセルトヘボウ管弦楽団の実力なのだと思います。また今までは余り印象に残っていなかったベイヌムの演奏でしたが、このボックスで大変力強くインパクトのある演奏を聴かされ、凄い指揮者だったのだなと再認識させられました。ブラームスやベルリオーズを始めとし、シューベルトの演奏などにも大変感動しました。まだ全部聴いてないので残りのCDを聴くのが楽しみです!1950年代の録音がほとんどですが、一聴の価値は十分にあるボックスだと思います。

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     2023/01/22

    パレーの迫力ある録音も良い演奏に、聴いてる最中から感動してしまいました!こんな録音がまだ残っていたんですね!以前より年齢を感じさせない減り張りのある演奏には脱帽だったのですが、第九としての賛否両論はあるとは思いますが、私は久々に興奮してしまい、取り急ぎレビューを書いてしまいました。これからシューマン、特にステレオ録音の交響曲第4番などを聴くのが楽しみです!

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     2022/10/14

    今回、レコ芸10月号の谷戸基岩さんが書かれていた海外盤REVIEWを読ませて頂き、19世紀の女性作曲家という点に興味を持ち、初めてエミーリエ・マイヤーさんのCDを購入しました。正直言って感動と共に驚きの連続でした!聴いていてとても気分が良くなる曲ばかりでした。私は音楽に関しては素人なので、エミーリエ・マイヤーさんの作曲家としての音楽的な評価についてはわかりかねますが、このような素晴らしい曲をつくる作曲家はこの現代にもっと知られていて良いのにと不思議でなりません。紹介されていたCD以外に、このCDも購入したのですが、曲もさる事ながら演奏も素晴らしく、特に第二番の第一楽章に出て来るメロディーなど感動的で鳥肌ものでした!このような作曲家を教えて頂き感謝です。

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     2022/08/13

    アンセルメとボストンという組み合わせに興味があり購入しました。まず、ブラームスから聴き始めたのですが、目から鱗の演奏で第一楽章の冒頭から興奮し、そのまま一気に終楽章まで演奏は駆け抜けていってしまいました。60年前の録音とは思えない音の分離の良さもあり、弦や管に加え打楽器まで全てが有効に鳴っているのが聴き取れ、その全楽器が作り出した交響曲の演奏に驚かされ感動しました。様々な楽器が要するにオーケストラが演奏しているという交響曲の醍醐味を味わえる気持ちが高揚しかつ迫力もある素晴らしい演奏です!アンセルメという指揮者が、見事なバランスで各楽器を鳴らし、透明感を加味したミュンシュのような熱い演奏をされるのを初めて知りました。ボストン交響楽団とのライブだからなんでしょうか?これからその他の曲を聴くのが楽しみです!ブラームスを聴いて感動し、思わずレビューを書いてしまいました。

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     2022/05/17

    チャイコフスキーの交響曲のCDを聴いてから、ワシリー・ペトレンコさんがとても気になる指揮者の一人となりました。そこで彼が演奏しているCDを数枚購入したのですが、その中にこのベートーベンのピアノ協奏曲があり、第1番の出だしからそのオーケストラの響きに「おぉ〜!」と感動してしまいました。しかしその後に登場して来たピアノの演奏にもこれまた感動してしまった次第です。そのピアノは素晴らしい音色を駆使した生き生きと楽しそうに弾むようなしかも強靭なタッチで減り張りもある演奏でとても幸せな気分になりました!ペトレンコさんのバックもそれに十分に答える見事な演奏で、重ね重ね感動してしまいました。ピアニストも凄いなーと思い、家にあるCDを探してみたら、ボリス・ギルトブルグさんが弾いているベートーベンのピアノソナタ全集やラフマニノフのピアノ協奏曲とかのCDを見つけました。それらのCDに関してはおそらく少し聴いてあまり印象に残ってなくソナタ全集などは全部聴いていなかったのですが、もう一度聴きなおしてみようと思っております。このCDはとても素晴らしいCDだと確信しております!レビューがまだなかったので書かせて頂きました。

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     2022/04/29

    日本人が2名も入賞した昨年のショパンコンクールは大きな話題となりました。それがきっかけで私は過去のショパンコンクールに興味を持ち、1995年のショパンコンクールでのアレクセイ・スルタノフというピアニストの存在を知りました。早速ネットで何枚かのCDを注文し、2021年10月下旬にその演奏に初めて接し、それ以来今日まで完全にその凄すぎる演奏に嵌まってしまい、聴く度に飽きることなく感動しております。ピアノの音色、打鍵の迫力、絶妙な間の取り方を始めとした完璧なテクニックで、歌うところはちゃんと歌っており、素晴らしいと感激する事しきりです。私はCDなどでこの演奏は凄いと感じた数々のピアニスト(ホロヴイッツ、最近ではソコロフなど)は必ず生の演奏を聴くためにそのリサイタルに足を運び、その演奏を同じ空間で聴き、そのピアノ演奏の素晴らしさを再確認して来ました。スルタノフの演奏も生で聴かないとと思い、そこで彼が既にこの世にいないことを知りました。若いから当然しかも更に円熟した演奏が聴けると、気分が高揚していただけにそのショックは大きかったです〜。若くしてもう亡くなっているんだと思うと、その演奏を聴く度に感涙に咽びそうにもなります。演奏が自由奔放だとかとも書かれてもおりますが、少なくとも私は20世紀の本当に最後の最後のピアノ演奏史上に永遠に残る素晴らしいピアニストだと確信しております。重ね重ね早世された事が残念でなりません。せめて彼がこの世に遺した他の演奏記録がまだあれば、もうすぐ没後20周年もしくは生誕55周年という事で初CD化の演奏も含めた「アレクセイ・スルタノフの芸術」とか言った感じのCDボックスの発売を、このような素晴らしいピアニストが21世紀になっても世の中から忘れ去られないためにも、レコード会社にお願いしたいと願う今日この頃です。生で聴かれた方々が羨ましい限りです---。是非とも多くのピアノファンの方々に聴いてもらいたいCDであるとは間違いありません!

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