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　2012/04/18

私が大学生だった78年ごろに、本当によく聴いたアルバムです。今はテープしか残っていません（笑）。
それまでに色々とＪＡＺＺのギタリストを聴いていましたが、あのアンサンブルソロにおける驚異的なテクニックと感性を持つジョーが、このアルバムでは、和音や音数をいつもよりも少し減らしながら、軽快にボサのリズムに乗って弾いていて、何だか清々しく感じられました。
とくに、「涙」は、しっとりとしており優しい気持ちになりましたし、「ＹＯＵ」では海岸沿いの道を自転車かオープンカーで疾走している気になりました。スローな曲でも、リズミカルな曲でも、半音の使い方が他の人と違う気がします。今では、速弾きや高度な和音の使用という面で、彼よりも秀でた人もいるかもしれません。でも、単なるテクニック披露ではなく、メロディとコードの持つ世界観を、自分のスキルによって究極の美しさまで仕上げていことができるのは彼が一番だと信じています。楽しみながら渋くギターと戯れるジョーの姿はかっこいいと思います。

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　2010/10/30

この中の「私は泣かない」という曲。

たしか、中学校３年のころ、テレビで「東京音楽祭」か「世界歌謡祭」か、そういうコンテストがあって、錚々たるメンバーが出ていた中、
日本代表の雪村さんが泣きながらこの歌を歌っていた。

泣きながら、「私は泣かない」だから、少し滑稽なのだが、
そんなことさえ、吹き飛ばすほどのすごい歌唱と、曲だった。

爽やかなのに、寂しげなのに　力強くドラマティック！

どなたか、当時の映像をお持ちの方はいないかと
いつも思う名曲中の名曲です。ＹＯＵＴＵＢＥには無かったですね。

とにかく、ファンならずとも一度聴いてください。
昔の日本には、こんな名曲があったのかと思うのでは・・・