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0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2007/04/10
アーティのベスト盤はアメリカ企画とイギリス企画のものがあるが…アメリカ企画の本作はアルバム初収録の(セカンド・アベニュー)が収録されている。またアニメ映画となった(ウォーター・シップ・ダウンのウサギたち)の挿入歌である(ブライト・アイズ)はイギリスではもっとも売れたシングル・レコードになった。原作はアニメではなく哲学的な内容の小説である。その他の楽曲もファンならお馴染みのものばかりであり、先の(セカンド・アベニュー)はイギリスで74年にシングル・レコードとして発売、ミドル・ヒットになっていたがアルバムには収録されずに日本でも本作で初めて聴く事が出来た。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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青い海をバックに微笑みの表情を浮かべるアーティ。アルバムのほとんどをジミー・ウエッブの作品で占めているが、アルバム全体を明るく包み込むような心地良さを感じる。またアーティはジェームス・テイラーの大ファンであり、ルイ・アームストロングの大ヒットナンバーをポールとのトリオにて(ワンダフル・ワールド)を歌っているが…そのS&G的な見事なアレンジに脱帽。またアルバム全体に漂う雰囲気もS&G的である。このアルバムは以前からアーティのファンには受けていた。CD時代になり上質なBGM的に本作を聴いてもアーティは決して怒らないだろう。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2007/04/10
(天使の歌声)とは変わってモノクロでアンニュイな印象。当時はレコード店にてUS盤のレコードで本作とポールの(時の流れに)が並んでいた。バック・グラウンドも静かにアーティの歌唱力も最高にテンションを高めている。ポールが(アーティは甘い曲ばかり歌うから)との理由でS&Gにて(マイ・リトル・タウン)が聴けるが、これはアメリカでミドル・ヒットになっている。これ以降のアルバムが(ウォーター・マークはまだ良いが…)本当に甘い曲ばかりの並のアルバムになってしまうのが残念だ。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。
S&Gとしてのラスト・アルバムとなった(明日に架ける橋)から3年。ディオとして正式な解散と言う形をとらなかったもののアーティはずっと後になって、当時ポールとの収入の差が10倍近く離れている事、そしてポールの才能に嫉妬していた事を正直に語っている。このアーティ初のソロ・アルバムは当時ローリング・ストーン誌にて(アーティの歌唱力の限界がかえって良い結果を生み出し最高のヴォーカル・アルバムとなった)と評価している。日本でもアルバム、シングルと大ヒットしている。本国では絶大な評価のポールよりも日本ではその美しいテナー・ボイスを持つアーティが人気を得ていた。また(木の葉は落ちて)で船の汽笛の音が聞こえるが、アーティ本人が実際に
2人の方が、このレビューに「共感」しています。 2007/04/09
(ポール・サイモン)(ひとりごと)の二枚のソロ・アルバムの後は(ライブ・ライミン)と言うLive盤であった。そして来日公演が実現。私は当時高校生で2800円のチケットを購入、武道館に足を運んだ。二部構成に別れていたコンサートは合計で1時間40分の素晴らしいものであった。その後インターバルを得て本作が発表になった。グラミー賞後のインタビューにてポールは(賞を取れたのはスティービー・ワンダーがアルバムを出さなかったおかげ…)と謙遜していたが…レコード店にはUSA盤で本作とアーティの(愛への旅立ち)が同時に並んでいた。表題曲に代表されるようにポールの歌唱はすでにアメリカを代表するヴォーカリストに成長している。また(アーティは甘い曲ばかり歌っている)と言う理由から(マイ・リトル・タウン)を友情の証として二人でレコーディングしているが…(時の流れに)と言う邦題に見れるようにS&Gに決別したシンガーとしてのポールの姿がそこにある。またアメリカのCBSコロンビア(日本ではCBSソニー)時代の最後のオリジナル・アルバムでもある。
2人の方が、このレビューに「共感」しています。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2007/04/09
前作(ポール・サイモン)とはかなりイメージが違う。ブルースやゴスペルにルーツをもつアラバマ州の田舎町のマッスル・ショウルズでのセッションから、ポールの歌唱が上手くマッチしている。ブラス・セクションを使用したり、レゲエのリズムを取り入れたりと、当時からポールは目立たないが、かなり音楽性を先取りしている。またポール自身のプロデュースのセンスはあの鬼才トッド・ラングレンを初め数々のミュージシャンに定評がある。そしてこのアルバムから(コダクローム)が放送禁止になったり、アルバムから5曲もシングル・カットするなど、意見はあったがアルバム、シングルと大ヒットになっている。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2007/04/09
このソロ・アルバムの発売は…1年も前から(ポールはソロ・アルバムを制作中、タイトルはダンカン)と聞かされていた。私はUS盤のレコードを購入。当時、国内盤はアメリカ発売後の3〜6カ月後の発売と言う実に平和な時代だった。当時、私は高校生であったが…オープニングの(母と子の絆)ドラムソロからビート・リズムに乗せて軽快なロック・ミュージックが始まり後半の女性コーラスには驚いた。ポールのそれまでの楽曲には考えられないメロディだった。(ダンカン)のロス・インカスの面々による哀愁のある響きに惹かれたが、どの楽曲も私的でポールの内面性がにじみ出ている。そしてアコギの巧さは職人技でどれも素晴らしい。(僕とフリオの校庭で…)のギター・カッティングはE・ギターにアンプを通さない音だ。
レコード発売当初、CBSソニーでは(ポール・サイモンに特別な許可を得て発売している)が歌い文句であったが…ポールの初来日時のインタビューにて(ビートルズ依頼の代表質問であった)このアルバムが日本で発売されている事は知らなかった!とはっきりと答えていた。ポールが(水曜の朝、午前3時)のアルバムがヒットせずに単身イギリス在住時代の作品だが…まさかCD化されるとは…本当に驚いた。ドノバンのHMSとともにCD化されない作品としてレコードを大切に保管していた。欲を言えば(カルロス・ドミンゲ)なども収録されていれば良かったが、贅沢は言わないで、ここは素直に懐かしさに浸りながらCDを聴きたい。
66〜67年のツアーのセット・リストは決まっており、(水曜の朝、午前3時)でのラストのポールのギターのお遊びも毎回の事であった。当時ポールは(ステージではギター1本が全て!)と語り、まさに二人の珠玉のハーモニーを体験出来る。余談になるが…67年のモンタレー・ポップ・フェスティバルでは(早く家に帰りたい)からスタート、(サウンド・オブ・サイレンス)では初めの7章節までアーティがソロを取っているが、本作では始めからディオで歌っている。次はぜひ69年のキャンパス・ツアーの音源を聴きたい。
2人の方が、このレビューに「共感」しています。 2007/04/08
(マスターテープを探すのが最初の仕事だった)とライナーにあるように、CD時代になり、レコードのファースト・プレスの音源を求めた!と言う事で、やはり今までにない高音質に驚いた。まだこの時期にはS&Gのオリジナル・アルバムのリマスター音源は発売されておらず、このアルバムの音質の良さから再発が予想出来た。実際はずっと後の発売だったが…またこちらには未発表Live音源が含まれており、近い将来彼らのLive音源の発表も予想出来た。後に67年のステージがオフィシャル化されたが…本年の5月には69年のステージが発表になる。本作は内容的には未発表Liveを含むベストであるが…世界中の人々が(S&G体験)と紹しポールの詩の奥深さに感銘を受けた時代を体験
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2007/04/08
(ヘイ・スクール・ガール)でエバリー・ブラザースのようなロックンロールを夢見た青年二人はレコード会社の倒産で挫折する。やがてボブ・ディランの影響でフォーク・ディオとして活動。トラデショナルよりもポールのオリジナルが光っている。ユダヤ人として育った彼にとって、聖書からの一説を思わせる楽曲もあるが…詩の内容は若き日のポールにとって…木の葉から雨の滴が光ながら落ちてくるような素晴らしい感性に溢れている。表題曲のように冬の月の光の中で罪を侵しながらも愛する少女に安らぎを求める。ポールのイギリス時代の楽曲には明日への希望と未来への不安を描いた冬を題材とした作品が多い。ポールは静寂の音の中に今だに暗闇を感じているのだろうか? 1万人の人々にいったい何を感じたのだろうか? ボブ・ディランのように…(その答えは風に吹かれている)とは言わないだろう。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2007/04/08
19世紀にはスパイスを巡って戦争まで始まる時代だった。ポールは古いトラデショナルに料理にはかかせない4つのスパイスをパスワードに幻想的な楽曲を完成させた。S&Gのアルバムの中でも、霧に霞んだ北欧的な…低い曇り空を思わせる幻想的な世界があり、ポールは後になってドラッグの影響もある事を素直に認めている。ポールが見た地下鉄の壁の絵の向こうに見たものは…明るい未来なのか?それとも…きっとポールは雨に負けずに太陽を求める小さな花に希望を見つけたいのだろう。
ある日ポールが車を運転していると…ラジオからヒット・チャートを上がる(サウンド・オブ・サイレンス)が流れた。彼の知らぬ間にチャートの1位になった!などとランナーに書かれた事があったが事実ではない。そして短期間でレコーディングされたのが本作である。ポール自身のイギリス在住時代の作品が中心だが…季節の穏やかな移り変わり、愛する女性と故郷への郷愁など、20代前半のポールのみずみずしい感性が光っている。キャシーと言う女性はこのアルバムと(アメリカ)にも登場するがポールにとってキャシーの存在は楽曲制作に良いインスパイアを与えてると思う。またレビューにハンブル氏が書いているようにポールのアコギの巧さは素晴らしく日本のシンガーに
当時20代だったポールは、やがて老いてゆく自分と公園のベンチに孤独に座る老人をテーマとした組曲としてアルバム制作を考えた。(60才になっても音楽を続けているかな…)当時ポールは語っていたが…その組曲は約20分、レコードのA面に収まった。当時中学生だった私もモノクロのジャケと二人の眼差しに不思議な感覚になったが…ユダヤ人として育ったポールの宗教的な思考や深い詞の意味を理解出来る年齢ではなかった。イエスのジョン・アンダーソンももっとも影響を受けたレコードと語っている。CD時代になってのS&Gのアルバムとしては一番良く聴いている。以前にモービル・フィデリティから高音質盤が出ていたが…リマスターシリーズでの音質はほぼ同等である。
人種差別が激しかった時代、黒人の人々が歌を歌える唯一の場所が教会であった。そこから生まれたゴスペルの肉感的な力強さに影響を受けたポールは過去最高の楽曲を造りあげた。今やスタンダードとして世界中のシンガーに歌われて来ているがアーティの歌唱に勝るものはない。また当時フランスで活動していたロス・インカスなどのフォロクローレ。(セリシア)ではスカのリズムを取り入れるなど、ポールの多方面に渡る音楽性が十分に発揮されている。69年には数々のキャンパス・ツアー、そして(ボクサー)がすでにミドル・ヒットになっていたが…表題曲の印象的なピアノのイントロ、中盤からのリズム・セクション、後半にストリングスを含め一気にエネルギーを出しきるフィル・スペクター的なプロデュースの巧みさは各方面に影響を与える事になる。
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