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ディー さんのレビュー一覧 

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     2013/07/14

    私は、この人の笑い顔の写真を知らない。あの明治の漱石にしてからが、やむにやまれぬ事情があったにせよ、作り笑いの一枚の写真があったというのに。
    こんな、人は些事というかも知れないけれど、随分と作家の孤独を感じてしまうのだ。

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     2013/06/21

     ジャケットの多分に露悪的と思われる写真はどうかと思ったが、某オーディオ誌のサンプラー版(それはサンプラーと呼ぶには失礼な程に充実したCDだが)で一聴、その音の粒立ちの良さに、最近の演奏者には見受けられないセンスを感じ、購入に至った。結果、全篇を通して確かなテクニックの裏打ち故の自信と意気込みの表れが、先述のジャケットの彼なりの意思表示かとも思われて来た。
    それは兎も角、JAZZのCDから元気を貰えた事が、何よりの収穫であった。

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     2013/04/18

    全体に彼が持つ(であろう)繊細さがリリカルに表現され、しっとりと聴きやすいアルバムになっている。唯、彼の真価はやはりトリオ等、セッションを良とすべきで、その意味からも「fiction」をベストに挙げたい。
    Circleリリースツアーに行き、特にその思いを強くしたのだが、当日の客層に合わせてか、幾分砕けた演奏になる事があり、それが意識の内で災いしているのかも知れない。 

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     2013/02/09

    台所で、ツマがムコの手の甲を骨が折れよとばかりに、コップといわず茶碗といわず延々と殴り続けるシーンがあるが、彼女の想い(延いては作者の心根に繋がるであろう病的なもの)が、どこか精神病理学的な対象として私には感ぜられ、原作を読まず予備知識無く劇場で見て、気分が滅入った経験から、人には勧められない作品となった。

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     2012/01/21

    渋さと哀愁に加え、全体に漂うカオスな感じが良い。

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     2011/11/13

    この演奏を聞く迄、1950年代の若かりし頃の演奏で、Chet Baker を解かったつもりになっていた自分の無知が恥ずかしい。Chet 特有の幾分甘いリリシズムが、良い意味で抑制が効き、枯れた味わいとは云わない迄も、渋みのあるChet も中々に聴きごたえがあり、最近の愛聴版の一つになっている。

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     2011/01/20

    究極の愛というものが、現実世界に存在するかどうかは別として、北野監督の絵画的手法ともいえる映像と相俟って、観る者を引き入れる力があるように思う。又、ラストに於ける三者三様の死による完結は、関わりを持ったそれぞれの人間が、生かされて在ることで、世間からも、そして自分自身からも救われていると解釈されるべき位置に在るのとは対照的に、現実世界へのアンチテーゼと取れるのではないかと私には思える。

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     2009/05/31

    ツィマーマンのバラードを聴くと「甘美」という言葉が、私には一番しっくりとする。過度な感傷に陥ることなく、通俗にも堕し無い。そこには勿論、曲に対する緻密な分析と、完璧と言って良い程の技術の裏打ちがある訳だが、そういう臭みも、ひけらかしも、微塵も感じさせ無い。あるのは、バラードという名の宇宙の拡がり。と言ってしまうと大仰に聞こえてしまうが、ことツィマーマンのバラードに関して言えば、そんな言葉での表現が無力に感じてしまう程にすばらしいとしか、結局の所、言い様が無いというのが、率直な感想である。

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     2009/05/04

    此れ迄に聴いた他の指揮者の演奏から懐いていた『悲愴』概念を覆す、激しい演奏。ムラヴィンスキーの『悲愴』によって、私の半ば通俗的に堕していた悲愴観が一変してしまった。

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