柳家小三治 13
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k.k | 大阪府 | 不明 | 2023年04月15日
落語の入門編に相応しい2つの演目です。初天神は、関西では笑福亭一門の落語家がよく演じていました。関東と関西では若干演じ方が異なる所があります。金坊を初天神につれていくのに、関東は買い物ねだりをしない約束で、関西は向かいの親父に夜の夫婦の営みをしゃべり始めたため、半ば脅迫気味に連れて行ってもらいます。この件があるため関西では、艶笑落語に分類されることがあります。 小三治さんの初天神は、ほのぼのとした味わいで、特に子供に飴や団子を買わされる破目になり、慌てふためいている情景が目に浮かびます。後半、凧を買い凧上げでは主客逆転になる件もとても上手い。関西では、凧はイカと言ってました。仁鶴さんはイカで演じられてました。 時そば、関西では時うどん。落語の中でも最もポピュラーな演目でしょう。サゲも落語を知らない方でもどこかで聞いたことがあるでしょう。米朝さんは、このような有名で軽い演目は、大師匠になると演じなくなることが多いとおっしゃってましたが、このような演目故に、大事に丁寧に演じなければならないと言われていました。小三治さんも、ごくオーソドックスに演じられてますが、ところどころ小三治流の工夫(くすぐり)もあり良かったです。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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