くまたろ  |  東京都  |  不明  |  2015年08月05日

藝術とはなにか。人間とはなにか。熱狂と感動のあと、そんなことを真剣に考えさせられる演奏でした。復刻も成功しているとおもいます。

 

ヒヒ  |  愛知県  |  不明  |  2011年06月21日

狂乱ともいうべき即興性の強い演奏。加速したりクレシェンドをしたりとやりたい放題。しかしながら、第九の型は守りきるバランス感覚はさすが巨匠である。音質はこもりがちながら、低音が線が見える程度にはっきりとしている。

 

suuukami  |  福岡県  |  不明  |  2011年01月06日

この演奏は、ユニコーン原盤のＬＰ、ＥＭＩのＣＤで聴いてきましたが、このオーパス盤には正直、非常に感動しました。大好きな演奏ですが、今までは、そのもやもやした音質に非常にもどかしい思いをされられてきました。その積年の不満も、この盤で一発解消です。ガツンとくる音です。音に芯があります。このＣＤの製作に携わった方には感謝してもし切れません。 でも、やはりこれはフルトヴェングラーとしても１回きりの異常な演奏でしょう。まあ一般的にはバイロイト・ライヴを取るべきと思います。私は特にフルトヴェングラー信者ではないのですが、これを聴くと、特に現在のピリオド奏法を取り入れた演奏は、しばらく聴く気になりません。 正直、日常的に聴きたいとは思わない演奏ですが、絶対持ってて損は無いものです。

 

一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2010年12月31日

年末年始は「合唱」、フルトヴェングラーの「合唱」は有名な1951年バイロイト版の他に何種類かの演奏がCD化されており種々彼の演奏のバラエティを楽しめますが私は昔このバイロイト版と本盤演奏である1942年BPO版をLPで聴き比べたりしておりました。BPO版はアメリカエベレスト盤(レコード表記タイム�@16’33�A9’38�B19’25�C23’24)で録音もソース次第なのか芳しくなくても戦時下の緊迫したものが窺われ、全体に即興的なところが活きタイム的には短めで第2楽章の気迫や終楽章のクライマックス・・オケ、合唱の集中度とスピードは乱れつつ凄く、一つのライブ演奏芸術としては素晴らしいものです。1942年BPO録音盤でも3月演奏と4月演奏のものがあり本盤がどちらなのかは不明なのですが参考までにタイムをメモしますと1942/3分は�@17’11�A11’22�B20’03�C24’32、 1942/4分は�@17’06�A11’29�B18’59�C24’09で先述のレコード表記タイムと楽章・トラック間の多少の経過タイム或いは編集上の問題はあるとしても特に第2楽章が異なるのは面白いですね。ここでは1942年のフルトヴェングラー/BPOの「合唱」と割り切って演奏に対する感想を述べさせていただきました。良い来年であります様に!(2010.12.31)(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

 

金さん  |  長野県長野市  |  不明  |  2008年03月29日

やや奥行きが感じられないのが残念。3楽章はこれが戦時下なのかと思うほど、うっとりする。ややもたれる気もするが。ブルーノ・キッテル合唱団が上手い！第9は合唱が上手くなければ！ 2楽章の修復箇所も全く気づかないで自然に聴けました。

 

鉄  |  名古屋  |  不明  |  2007年07月01日

総じてフルトヴェングラーは戦時下の演奏の方がよいと思う。この演奏の前ではバイロイト盤は色褪せてしまうのでは。第９の演奏としてはメンゲルベルク盤（オーパスでの復刻が待たれる）と双璧と思う。

 

okake  |  沖縄県  |  不明  |  2005年12月25日

”ベートヴェンの第九には「フルトヴェングラー専用」でもあるかのように面白く迫力のある録音がある。それがこのCDであろう。迫力ありすぎ、モノラルなのに、なんだ！？この演奏は！！と思うくらい素晴らしいCDだ。EMI、メロディアなどでよく復刻盤としてよく登場するCDだが、１００円均一でも売られているこの第九は１００円としては相応しくない。ぜひ高いもので買ってくれ！その方が、買ったときの嬉しさがものすごく沸く名曲です！必聴盤！”

 

okaka  |  沖縄県  |  不明  |  2005年12月08日

　第九の中で、音質は悪いが、本当に実にいいCDがあるが、その中で良いのがこのCDだろう。EMIは少し酷く雑音も十分ではないが、メロディアでは雑音の音があっても音楽の迫力がとてもよい！しかも、ヒトラー誕生日のときの録音とは！これはまた歴史的レコードなのは間違いない！フルトヴェングラーの第九も予想以上にすご過ぎる。もしゴジラ的第九を聞きたい方はこのＣＤをお勧めしたい。

 

godzilla  |  日本海溝  |  不明  |  2004年10月23日

ｵｰﾊﾟｽさんの戦時下第9何時発売されるか今か今かと待ち望んでおりましたよ｡私は劣悪の音で名高い?EMI盤しか聴いたことがないので､それとの比較しか出来ませんが､期待以上の音質で､今まで聴き取れなかった多くの情報を肌で感じとりました｡ 只 感激今後も新たな復刻盤大いに期待しています｡

 

beethoven fan  |  tochigi  |  不明  |  2004年08月30日

メロディアの第九ではVenezia盤（およびMYTHOSの完全限定盤）によるピンクレーベルを使った復刻が最も生々しかったように思うが、今回のオーパス蔵盤ではブルートーチレーベルを使った、ふくよかな低音を充実させた復刻。アナログ盤をCDに転写すると音質の劣化は避けられないという事実を考慮すると、充分に素晴らしい復刻だと言えます。

 

シンフォニア  |  熊本  |  不明  |  2004年08月28日

個人的にバイロイト盤より高く評価する「第九」であり、フルトヴェングラーのベストワン（すべての第九の中でも）に値する名演と言いたい。あらゆるレーベルの同演奏を聴いたが、所詮ＬＰ盤の復刻なのかノイズはともかく、細部の表出が聞こえず奥に引っ込んでんでしまった感が強い。低音の迫力は他のディスクを凌ぐが、演奏の生々しさは半減してしまった。特に第三楽章が絶賛されているが、ここでも微妙なピッチの揺れが気なった。

 

古便ちゃん  |  不明  |  2004年07月31日

OPUS蔵、万歳！…と叫びたくなるぐらい良い出来です。安原さん、これからも良い仕事をお願いしますよー。

 

福永陽二郎  |  藤沢  |  不明  |  2004年07月24日

かつて福永陽一郎がﾌﾙﾄｳﾞｪﾝｸﾞﾗｰの｢第九｣で最も素晴らしいのは､この1942年のﾍﾞﾙﾘﾝ･ﾌｨﾙ盤であると私に力説したことがあったが､確かに演奏そのものではﾍﾞｽﾄだと思う｡いずれにせよ､｢ﾊﾞｲﾛｲﾄの第九｣｢ﾙﾂｪﾙﾝの第九｣｢1952年ｳｨｰﾝ･ﾌｨﾙとの第九｣と並ぶﾍﾞｽﾄ4だと思う｡昔懐かしいLPの感覚で壮絶な演奏が堪能できる本CDは心を熱くさせてくれる｡

 

ただの音楽好き  |  宮城県仙台市  |  不明  |  2004年07月23日

私がこれまで聴いたＣＤの中で最も音が良いと思ったのは、米MUSIC＆arts社のものでした。今回購入したオーパス蔵盤は、より原音を彷彿させるように思います。解説も充実したものになっています。ちなみに、ジャケットのデザイン、特に色使いに工夫があればと思うのですが、もちろんこれは内容に関わるものではありません。

 

古便ちゃん  |  不明  |  2004年07月02日

遂に、あの強烈な『第九』が…安原さん、期待してますよー！（￣▽￣）