【中古:盤質A】 ピアノ協奏曲第20番、第23番、第24番、第27番 クリーン、シュタイン、若杉弘、NHK交響楽団(1977−89 ステレオ)(2CD)
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Karl.B | 埼玉県 | 不明 | 2017年05月10日
ここに収録されているもののうち第20番を私は幸い聴く機会がございました。 クリーンさんの解釈は実に典雅そのものでザルツブルク音楽祭のモーツァルト・マチネーコンサートによく招かれていただけのことはございます。 こうしたモーツァルトを聴くことは今日困難となっておることを考えますと貴重な録音ばかりとなります。 ウィーン・フィルやウィーン国立歌劇場と関係性の深かったシュタインさん、ヨーロッパ特にドレスデンでオペラ指揮者としての地歩を確固たるものとした若杉さんの素晴らしいサポートを得てモーツァルトをモダンピアノで弾くことの喜びを全開させておられます。なおカデンツァは全てクリーンさんの自作であります。 終演後、笑みを絶やさずシュタインさんとともにサインに応じてくださった人懐こいクリーンさんとこうして再会できるのですから私は本当に幸せであります。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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sunny | 兵庫県 | 不明 | 2015年10月29日
やっぱり昔、FMでよく聴いたクリーンさん、シュタインさん、若杉さんの貴重なモーツアルト共演が聴けるのは、嬉しい。クリーンさん、もう若い人はあまり知らないだろうけど、ウイーンの伝統と革新を備えた本格派、指揮のシュタインさんはオーストリアの大御所、ヨーロッパでも評価の高かった若杉さんもレコーディングは少ないので貴重。そして、皆さん素晴らしい。N響も名指揮者の元で健闘。東洋の島国で、日本のオーケストラN響の音とともに、モーツアルトを様々考えを巡らしながら味わうことが出来ました。心に響く演奏。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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まなべえ | 鹿児島県 | 不明 | 2012年09月15日
クラシック音楽に興味を持ち、モーツァルトの音楽を夢中になって聴いていた20代はじめ、このCDに収められた27番の演奏を放送で聴きました。 まだクラシックについて知識も少なく、ワルター・クリーンというピアニストのことも知らずに演奏を聴きましたが、その音色の美しさと、即興に優れた演奏に魅了された思い出があります。 それから20数年経ち、今ここに当時の演奏を聴けることに改めて感動を覚えました。 62歳という、まだこれからという年齢で天国へ逝ってしまったクリーン氏ですが、こうして貴重な音源を残して頂き、ただただ感謝感激です。 20番のみ録音会場が違いますが、やはりNHKホールでの録音が優れています。 クリーン氏の演奏は、ところどころに即興を交え、しかしやり過ぎの感はなく、むしろ節度があり好ましい演奏です。 タッチはクリスタルのように透明感を持ち、固くなりすぎず、音色もこぼれ落ちんばかりの美しさで妙技の域に達しています。 シュタイン氏の指揮も、さすがクリーン氏との長年の仲、コンビネーションはバッチリで、手堅いサポートです。 ライブ録音ですが欠点は感じられず、トータルして録音は安定しています。 クリーン氏は録音が多いほうではないので、このCDは氏のピアニストとしての優秀さを永遠に残す名盤と呼んでいいのではないでしょうか。8人の方が、このレビューに「共感」しています。
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