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モーツァルト(1756-1791)

CD 【中古:盤質A】 交響曲第29番、第35番『ハフナー』、フリーメイソンのための葬送音楽 ベーム&ウィーン・フィル

【中古:盤質A】 交響曲第29番、第35番『ハフナー』、フリーメイソンのための葬送音楽 ベーム&ウィーン・フィル

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    時代はDSD  |  石川県  |  不明  |  2012年07月24日

    収められている3曲のうち、交響曲第29番とフリーメイソンのための葬送音楽が特によい。29番は、カラヤンの指揮で聞くとただうるさい曲に聞こえるが、ここでは、ベームの指揮、ウィーン・フィルの演奏、ムジークフェラインザールの響きが相まって、この曲の優美な姿が見えてくる。また、フリーメイソンのための葬送音楽は、30年ほど前にこの演奏者のレコードで初めて知った曲だが、当時あまりの美しさに聞き終わった後しばし呆然としていた記憶がある懐かしい名演である。

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    晴釣雨聴  |  大分県  |  不明  |  2012年07月12日

    ベーム晩年のこの演奏に老いの影があるとすれば、それは最良の意味での老熟というものであろう。ウィーンフィルの麗しい音色と相まって艶熟と呼んでもいい。この時期のベームによく言われるような生気の乏しさや硬直を私は微塵も見出すことはできない。生涯の黄昏時を迎え、長年手掛けてきたモーツァルトの音楽を慈愛と自信をもって指揮するベーム晩年の名演。

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    マラ3マニア  |  東京都  |  不明  |  2012年05月24日

    モーツァルトの音楽の持つある種の若々さと、ベームの老いが見事に融合した不思議な演奏。遠い若い日々を思い出しているような感覚に陥る。ウィーンフィルの美しい響きが花を据える。大好きな演奏です。

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    千葉のアリアドネ  |  千葉県  |  不明  |  2012年02月18日

    ベームと言えばモーツァルト、ベームと言えばVPOと言われながら、壮年期のBPO盤が何度となく再発売されているのに対し、70年代以降に録音されたVPOとのモーツァルトの交響曲集(ベーム、DGは全曲をVPOと録音する計画だったとされる。尚ユニテル-DGから出ているVPOとのDVDは別テイク)は後期のうち36番がベームの逝去により録音できなかったせいもあってか、40.41番を除いてここのところ求めにくい状態になっていた。これは全く残念なことで、晩年のベームの滋味あふれる指揮と、70年代前後の黄金期のVPOの魅力満載の名演としてお薦めしたい(往時はBPO盤はかっちりしすぎている。こちらの方が好きと言う人も少なくなかった)。29番(80年録音)は全体的にゆっくりめのテンポを採って充分に「歌って」いく〔テンポはクレンペラー盤(65)に近いが第一楽章はややこちらが遅い。ワルター・コロンビア(54)はこれに比べればかなり速く「跳ねて」いく感じで、速度はガーディナー盤に近い〕。BPO盤(68)より角がとれた印象はあるが、基本的なスタンス、テンポ感覚は変わらず、VPOが絶妙なニュアンスを加えていく。77年の来日公演はこれをややビビッドにした感じだが(私にとって本当に何物にも代え難い体験であった)、CDは今は高価なシングルレイヤー盤しか手に入らない。35番(80)も壮麗かつ芳醇な響きに魅了される。終楽章の推進力は「元気いっぱい」のBPO盤(59年)、更には73年LSO(Andante)、74年VPO(DVD-これがベームのハフナーのベストか)などが勝っているが、魅力的な演奏だ〔演奏時間は59年盤より約1分長いが、ワルターのステレオ盤(61)より約30秒短い〕。だがこのCDの白眉は最後の「葬送音楽」(79)である。当レコード(LP)は、81年ベームの没後まもなく追悼盤として発売された。ザルツブルク音楽祭では、大黒柱の訃報に歴史上初めて半旗を掲げ、カラヤンは声をつまらせて弔辞を述べた後、この曲を演奏したと伝えられた。我々もまたこの演奏を聞いて大指揮者への追悼の思いにひたったのであるが、そうした思い出を全く抜きにしても、これは本当に深い演奏である。絶叫ではないのだが、強い哀しみの思いと、その中のほのかな明かりと慰めが格調高く綴られていく。最後のピカルディ終止のところでは私はいつも涙が出そうになる。この7分弱の曲のためだけでもこのCDを購入する価値は十分にある。

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