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ドビュッシー、ラヴェル

CD 【中古:盤質A】 ラヴェル&ドビュッシー:管弦楽作品全集 マルティノン (8CD) 

【中古:盤質A】 ラヴェル&ドビュッシー:管弦楽作品全集 マルティノン (8CD) 

商品ユーザレビュー

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    遊悠音詩人  |  埼玉県  |  不明  |  2010年05月20日

    数多の復刻盤の中で屈指の音質!「EMIはリマスタリングするたびに音質が悪くなる」というのは、もはや噂でも迷信でもなく、れっきとした事実らしいことが、自分の耳で確かめられた。というのは、筆者は同一音源のリマスタリング違いを比較しているからだ。ドビュッシーの方はART国内盤とGEMINI輸入盤を、ラヴェルの方はHS2088国内盤とGEMINIおよびTRIPLE輸入盤を聴き比べている。ドビュッシーのART国内盤は、音がシャープになった分ドビュッシー特有の幻想的な空気感はかなり剥奪されている。艶のない、厭に重い音に変貌しているのだ。GEMINI盤は、特に《春》など、音場が常にLチャンネルに偏っているし、その他も音響が人工的でおかしい。ラヴェルの方では、HS2088盤のノイジーなことといったら、目も当てられぬ程ヒドい。特に《ボレロ》など、クライマックスでは音割れの大乱舞となって、到底聴けたものではない。GEMINI盤およびTRIPLE盤は同一リマスターだが、かなり高音偏重型であり、本来艶やかなはずの弦が金切り声のように聞こえてしまう。このように、リマスタリング一つで全く印象が変わってしまうのだが、1988年(ラヴェル)および98年(ドビュッシー)にリマスタリングしたという当盤は、リマスターとしては上記の何れより古いにもかかわらず、音質が際立って優れている。艶めく弦、抜けの良い管、鮮やかな打楽器、これらの絶妙に溶け合った時に醸される、他に代えがたい程の気品……。こうした特長が、過不足なく再現されている。こんなにも良い音質を、何故再発売の際に改竄してしまうのだろう。それが、久々にページを覗いて唖然。まさか廃盤だとは。EMIは、一体何を考えているのか?

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    千葉のアリアドネ  |  千葉県  |  不明  |  2009年12月23日

    74年発売の幻想は大変評判になり、ドビュッシー、ラベルと全集が続いて評価され、クリュイタンス、ミュンシュ亡き後、この人がフランス音楽界を背負うのだなあと皆が思っていたところに突然の訃報。76年、マルティノン66歳の早すぎる死だった。以来30年余、ドビュッシーが名盤とされてきた一方、ラベルは線がきついなどとも言われ、評判の上ではクリュイタンス(これは雰囲気豊かな名演中の名演だが)などの後塵を拝してきた感がある。がこうして聞いてみると、明晰でニュアンスに富み、パッションもある演奏は、オケの香気ともあいまって、大変な名演と言わざる得ない。レヴューアーの皆さんに同感。若い人達に評判にとらわれずに是非聞いて欲しいと思う。私は01年に富山で、プレートル(こんな評判になる前で指揮に期待はしていなかったのだが、なかなかやるもんだと思った。ちなみにアンコールはカルメン前奏曲)指揮のパリ管でラヴェルを聞いたが、自信、愛、そして強い個性を感じた。「お国もの主義」と非難されそうだが、個性を尊重し、評価することは決して間違いではないと考える。フランス人以外のラヴェルはダメなどとも言うつもりも勿論ないが。

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    M  |  愛知  |  不明  |  2009年01月29日

    同じオケでのラヴェルをクリュイタンス(C)と比較すると、作曲家の匂いがするのはMで、Cはオケを聴かす演奏といえる。マルティノンという人はオケのトレーナーとしては甘いが、自身の作曲家としての素養からか、和声の勘所を特に意識せずとも押える能力に長けている。その上でCのように外面的な形態を重視するタイプでなく、フルトヴェングラー等に類似性のある情熱的な音楽をやるところが特色である。

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    パンダヌキ  |  鈴鹿  |  不明  |  2007年09月09日

    繊細で気品に満ちていると思いました。淡い暖色の部分とうっすらと影が差す部分の交錯の妙。ところどころビビッドな感じもあり。(相反する要素がベストバランスで混在する感じ)僕はラヴェルの方が好みなのですが、このCDセットでドビッシーも好きになりました。

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    Dinkelbrot  |  群馬県  |  不明  |  2007年09月07日

    マルティノンが好きで思わず購入してしまいました。柔らかな音色、鷹揚なテンポ、それでいて色彩感もあり、シンバルの音の伸びも十分。昔のレコードを久しぶりに引っ張り出して亡き王女のパバーヌで聞き比べしました。CDは低音が十分ですが、音の新鮮さ、静謐さは却ってレコードが上のように感じました。でもCDの方がやっぱり楽ですね。しかも昔のレコード1枚分でラベルとドビュッシーが全部聞けるなんて!

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    uun  |  横浜  |  不明  |  2007年06月06日

    どの一枚を聞いても心満ち足りた幸福感の味わえるセット。音質も良く、色彩感豊かな音色が堪能出来る。 是非お勧めのセット。 EMIに感謝!!!

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    NOBO  |  東京都町田市  |  不明  |  2007年02月04日

    モネの”日傘をさす女”やミレーの”晩鐘”そのものの世界。フランス人でなければ描写できない美感に貫かれ香気すら漂わせた逸品。”ダフニスとクロエ”や”クープランの墓”、”左手のための協奏曲”など、現在に至るまで右に出る演奏がないのでは。

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    たーこ  |  京都府  |  不明  |  2006年09月15日

    どれもがすべて上質の演奏。録音状態も悪くない。ドビュッシーの場合、他者によるオーケストレーションのものも多く、これをドビュッシーの管弦楽作品と言っていいのかという疑問も多少ありましたが、そんなことはまったくどうでもいいと思わせるほどの内容の濃さ。全体にスッキリした演奏で、必要以上に音を曇らせていないところも好感が持てる。曲によっては、やっぱりブーレーズやミュンシュに水をあけられているものもあるという印象ですが、買っておいて間違いないのはコレ。それにEMIの正規盤でこの安さですからね。

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    蓮華人  |  船橋市  |  不明  |  2006年07月10日

    どうもEMIのアナログディスクの音が悪くて、ずいぶん寄り道をしました。マルティノンのような演奏で、デジタル優秀録音を見つけたいと。マアそれなりの成果もありましたが、まったくの徒労でもありました。既にアナログを捨ててしまったため、聞き比べられないのが残念ですが、まったく別物といっていいほど、この時代の録音水準をクリアしているような気がします。特に弱音部の静謐さが印象深く、まったく新しく聴くディスクの様でもあります。ああ生きていて良かったとしみじみ感じるセット。

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    ★☆ tamiya ☆★  |  tokyo  |  不明  |  2006年04月09日

    このセットは買い!特にドビュッシーが素晴らしい。なんだろうこの洒落っ気は。まだ聞いていない方、一聴あれ!聞かないと後悔しますよ。

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    伊東洋輔  |  神奈川  |  不明  |  2006年03月08日

    これぞダンディズム(この語の正確な意味を知りたい人はボードレールの諸著作を参照されたし)の権化。絶品です。

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    門前の小僧  |  習わぬ経を読む  |  不明  |  2005年11月11日

    粋、華、気品!。 この音が醸し出す色気や香りは絶対にドイツの指揮者や楽団では味わえない!。最初から最後まで美しさで満たされている。素晴らしい!。

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    AOY  |  横須賀市  |  不明  |  2005年07月17日

    レビューを参考にして買いましたが、まさしく諸氏の書かれている通りです.聴いた後の満ち足りた幸福感がとにかく素晴らしい.

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    はまぐり五文  |  京都市  |  不明  |  2004年04月18日

    下記レスにもある「パリの香り」というのが、やはり当全集の最大の売りです。ドビュッシー/ラヴェルという両近代巨頭を前衛的見地から見れば、この全集は全くの大外れで、ブーレーズ旧盤が本命ですが、堅い事言わずにパリという地域性に根差した音楽文化に浸りたいというならこれしかないです。ヴィルトゥオーゾ・オケの奏でるドビュッシー/ラヴェルとは対極の「ローカリズムの誇り」に溢れた録音集です。

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    北の火薬庫  |  北海道  |  不明  |  2004年02月19日

     LP時代には買えなかった録音がこの値段で手に入ることに感謝。そして、その誉れ高き音を聞けることに感謝。 マルティノンは、生前の評価が厳しく、評論家の的になっていた感じがありましたが、それは、彼が気になる演奏をしていたからなのでしょう。ブーレーズ以降の解析的な演奏とは異なる別の価値観なのだと思います。エスプリ(アベックとともに死語ですが)を感じさせるものとは、このような演奏をさすのではないでしょうか?

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