Strong , George Templeton (1856-1948)
交響曲第2番「シントラム」/ハンス・レオ・ハスラーの主題によるコラール アドリアーノ/モスクワ交響
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レインボー | 不明 | 不明 | 2017年02月04日
アメリカの作曲家、ジョージ・テンプルトン・ストロングは長くヨーロッパで活躍した作曲家。 1856年生まれ1948年没とその長い人生で多数の作品を書きまた画家としても活躍した人物です。 こんにちでは殆ど演奏される事のないストロングですが、ナクソスは20世紀後半に立て続けに彼の管弦楽曲を紹介し、プッシュしていましたがこの盤もその中の一枚です。 『交響曲第2番』と『レオ・ハスラー主題の変奏曲』という曲を収録しています。 交響曲は現存する唯一のストロングの交響曲らしく、演奏時間全約60分、それぞれの楽章も10分越えという力作です。 わかりやすく親しやすいメロディーを持ち、後期ロマン派風の管弦楽法を駆使した曲ですが正直な所、全曲聴き通すのはちょっとしんどく、第一楽章で飽きが来るというのが本音。 もう1つのレオ・ハスラー主題の変奏曲は、弦楽のための葬送行進曲でより印象には残りません。 ナクソス等で知られざる管弦楽曲を多数録音しているスイスのマエストロ、アドリアーノ指揮、モスクワ交響楽団の演奏で1998年3月、モス・フィルム・スタジオで録音された物で、演奏はある程度の水準には達していますが、時々音楽がダレてあまり面白くありません。 録音その物は良好ですが… 曲自体は現在他の音源がありませんし、曲を知る分には良いでしょう。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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