【中古:盤質A】 ブランデンブルク協奏曲第3番、第5番、第6番、管弦楽組曲第3番 アーノンクール&ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス(1981、83)
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robin | 兵庫県 | 不明 | 2020年07月20日
ブランデンブルク協奏曲は大好きな曲だけに、LP時代から随分色々聴いてきたが、このCDも2回買いなおしたものの、やはり体温の低い演奏で、この演奏からはブランデンブルク協奏曲のもつ多様性に富んだ楽しさ、美しさは聴けなかった。評判ほどでもなく案外つまらない演奏と思う。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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遊悠音詩人 | 埼玉県 | 不明 | 2011年12月03日
アーノンクールの先見の明は、21世紀のバッハ演奏解釈のあり方を見抜いていた!今日でこそ、古楽器によるバッハは当たり前になってきている。だが、まだフルオケで演奏するのが一般的であった60年代から、古楽器演奏を提唱し続けていた先駆者こそ、アーノンクールなのである。この録音も80年代、まだまだフルオケ優勢な時代だったと思うし、同年代の録音と聴き比べてみても異色の部類に入っていたが、今日翻ってみると、アーノンクールこそ正統派だったのだと思わずにはいられない。フルオケでの演奏は、何れもテンポが遅く響きも重く、重厚というより鈍重という方がしっくりくるような感じであり、いささか食傷気味であった。そこへアーノンクールが、実に快活で覇気に富んだバッハ観を提示してくれた。音楽室の左上の壁で偉そうにしていたバッハが、スッと我々の前に降りてきて、楽しげに音楽を奏でてくれるような、そんなイメージの大転換に導くアーノンクール。このCDにはは、時を超えた天才同士の邂逅の軌跡が刻まれているように思えてならない。特に管弦楽組曲第3番は、決定的名演といえよう。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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アーノンクール | 岡山県 | 不明 | 2009年12月30日
アーノンクールのCDはすべて所有していますが、その中で最も聞いた回数が多いのがブランデンブルク協奏曲の全曲盤、それも第3・6・5番です。第3番はアーノンクールがフッと息を吸い込む音で開始され、それぞれのパートが厚みを持って自在に歌い、躍動する見事な演奏です。6番はヴィオラとチェロのエネルギーに圧倒されます。第5番は次第に深淵に降りていくような凄味があります。アーノンクールがいかに素晴らしい音楽家であるかということか自然に納得できると確信します。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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