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ストラヴィンスキー(1882-1971)

CD 【中古:盤質A】 『ペトルーシュカ』『プルチネッラ』 クレンペラー

【中古:盤質A】 『ペトルーシュカ』『プルチネッラ』 クレンペラー

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  • ★★★★★ 

    演奏家歴40年  |  山形県  |  不明  |  2012年04月16日

    ペトルーシュカには4管編成で書かれた 1911 年版と,3管編成に縮小された 1947 年版があり,多くの指揮者が 1911 年版で録音している中で,Klemperer は 1947 年版での演奏しか残していないのが惜しまれるが,ディジタル処理された録音はとても 50 年前のものとは思えないほどクリアなもので,作曲者の Stravinsky とも交流を持ち,信頼が厚かったと伝えられる Klemperer の実力を非常に良く伝えており,納得させられる演奏である。ただ,惜しむらくは縮小版の編成での演奏であるため,冒頭の謝肉祭の雑踏の喧噪などが音響的に物足りなさを感じさせる。また,他の指揮者ならば軽快なテンポで演奏されるはずの部分で驚くほどのスローテンポを設定していたりして,かなりユニークな演奏である。しかし,Stravinsky がこの曲に込めた痛烈な寓意を読取って,それを音として聴かせることにおいて,他の指揮者より上を行っているように思わせられる。オケの上手さもあって,室内楽的なアンサンブルの緻密さはこの曲の名演の一つとして挙げるべきであると思う。一方ウのプルチネッラはバロック音楽から現代曲に至る広範囲なレパートリーを持っていた Klemperer は,この曲でその素養を遺憾なく発揮し,Pergolesi のテイストと Stravinsky のテイストの両方を醸し出すことに成功している。これはこの曲の代表的な名演ということができるが,この録音が演奏から 36 年もの間世に出なかったというのが不思議でならない。

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  • ★★★☆☆ 

    浪江権太左右衛門  |  宮城県  |  不明  |  2010年07月21日

     マーラー世代以降の作曲家をクレンペラーで聴くのは本盤が初めてです。ペトルーシュカを聴いて感じたのは、やっぱりどんな素材であれ、クレンペラー節健在というか、他の指揮者では決して真似することのできない、強烈かつ圧倒的な説得力です。旋律の歌わせ方(いつも思っていたんですが当時のPOのフルート奏者って抜群ですね)、ハーモニーの豊かさ、特異なリズム感、どれをとっても素晴らしい、、、のですが、、、非常に残念なのは、なぜか第3幕(第4幕?)の市場の喧騒風景を鮮やかに描かず、客観的・平面的に扱っているように感じられる点です。訴求力の乏しさを感じさせるのは、何もこの曲に限った訳ではありませんが、この曲の他の部分については表現豊かに描ききっているだけになおさら目立つ上、市場の情景は、この曲の管弦楽技法の見せ所とも言える箇所なので、この部分は熱を込めて欲しかったと思いました。

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  • ★★★★★ 

    黒い帳面  |  神奈川県  |  不明  |  2009年09月09日

    何がなんだかわからないが魅力的なアルバム。 クレンペラーのベストとは言わないがかなり上位に食い込むアルバム。 ストラヴィンスキーのマニアでなくても十分楽しめるのではないか。 たくさんのCDを手放してしまったが、再び買いなおししたい1枚。

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  • ★★★★★ 

    meji  |  横浜市  |  不明  |  2009年03月12日

    色々な演奏を聴き尽くして「ペトルーシュカは所詮この程度の音楽」と考えている人に必聴の凄演である。血の通わない無力な人形としてこの世に生を受けたペトルーシュカの悲哀、孤独感、絶望感をかくも鋭く描き出した演奏がかつてあっただろうか?オケの乱れは、却って録り直し無し一発ライブのような緊張感につながっている。録音もEMI全盛期の優れモノ。テスタメントの丁寧なリマスタリングも秀悦だ!

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  • ★★★★☆ 

    にゃおにゃお金  |  市川市  |  不明  |  2009年01月12日

    何とも不思議な魅力を持った演奏。シャープでありながらギクシャクした進行ぶりは「珍演」そのものだが、クレンペラーの個性がくっきりと刻印されたその演奏には、唯一無二の説得力があり、最初は「何じゃコリャ」と思っても、グングンと引き込まれてしまう。最近の指揮者の演奏には、こういう面白さを全く感じないのは残念。「時代」が違うのか? オケも素晴らしい。「プルチネルラ」は一般的な意味で推薦に値する名演奏だ。

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  • ★★★★☆ 

    どんねこ  |  北海道  |  不明  |  2007年09月30日

    ストラヴィンスキーはクレンペラーにとっては同時代の現代音楽家。プチネッラはこの演奏が、私は一番好きです。

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  • ★★★★★ 

    samuel  |  California  |  不明  |  2007年09月07日

    Excellent and distinguished versions of both. Full of Klemperer’s genius.

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  • ★★★★☆ 

    sytahi  |  東京都  |  不明  |  2006年05月12日

    プルチネルラはLPで持っていたがペトルーシュカには驚きました。1911年版ではないのが残念ですが演奏はクレンペーラーの個性を明確に打ち出したもので聴き応え十分です。現代的なさらりとした機能美を追及する演奏ではありません。ゼンマイ仕掛けのおもちゃのようです。

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  • ★★★★★ 

    stokowski  |  琉球列島  |  不明  |  2002年07月21日

    壮絶な演奏だ!動機が絡まりあい、浮き出し、立体的に構造が彫りだされてゆく。いわゆる躍動的な演奏ではない。だがリズムに文字通り打ちのめされる。

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