カラジャン  |  山口県  |  不明  |  2010年02月14日

オーケストラの響きが良いのにまず驚く。 これがあのハレ交響楽団の音とは信じがたいくらいに。 そして、バルビローリの指揮にも無理がなく、音楽が自然体で流れていくのが良い。 迫力とふくよかさ、緊迫感があり、インテンポで、ブルックナーにはうってつけの音が鳴っていて素晴らしい。 7番のときには解釈のしすぎが気になったが、この曲ではムリな部分は感じられない。 バルビローリは8番のほうが合っているようである。 これがあの7番の時と同じ指揮者とは信じがたい。 バルビローリの最良の面が出た、名演。

 

慎みましょう  |  東京都  |  不明  |  2009年03月05日

初めてブルックナーを聞いて興奮した！ブルックナーって自分にはあまり合わないと思っていました。調べたら、手元には６枚のみ。（買っては売ってしまった…）。８番はチェリとメストがあるがこんな曲だったっけと驚き。２枚ともいい演奏ですが…。この曲に対してはあまり批評は出来ないけど演奏は熱い！最後の熱狂的な拍手の意味が分かります。感動しますよ。バルビローリは私の好きなＶウィリアムスやディーリアスの最高の演奏をする指揮者位の認識でしたが、凄い人ですね。あらためます。

 

mid&massa  |  三重県松阪市  |  不明  |  2008年10月19日

これはなかなかのものです。１９７０年当時は初めて日本へ来た指揮者は帰ってからすぐ亡くなる、というジンクスがあったが、ＳＪＢは来日が決まったために亡くなった感じで気の毒だ。第４楽章は特にライブの素晴らしさが出ていてうれしくなる。ラストのティンパニなんか「どうだ！」って感じ。こんなブル８もあってもいい。カラヤンなぞよりずっといい。

 

マコシュテット  |  横浜　鶴見  |  不明  |  2007年03月14日

adagioで他盤（宗教的であれ非宗教的であれ）では情けないという共感で涙が自然に流れたりもするが、バルビ盤では暑苦しく演奏しているのに実は聞けば聞くほどクールに聞こえてくる。あ〜神様〜というように天に向かって手をあげるイメージがまったくない。演奏の密度が低いのか？。それとも表現が軽すぎるのだろか？ブルックナーが嫌いな人向けといえる演奏。不思議に最後まで聞かせてくれる演奏でもある。

 

プーやん  |  福岡市  |  不明  |  2006年01月16日

先日、ついにこのＣＤを聴いてしまった。それにしてもハレ管弦楽団もよく演奏したな、と思わず労いたくなるような出来。それにしても、このＢＢＣのライブシリーズは、ある意味「怖いもの聴きたさ」のようなスリルがある。

 

ギネス  |  横浜  |  不明  |  2005年09月20日

ﾊﾞルビはマーラー指揮者だと思っていたがブルックナーメダルを持つ列記としたブルックナー演奏家でもあったのだ。海賊版で同演奏のモノラル版を持っていたが、ステレオ版が正規版として出るのは非常に嬉しい。ハレ管が異常に巧い。

 

クラシックガンガンの走り屋  |  九州  |  不明  |  2005年01月01日

バルビローリ節炸裂！ ブルックナーは荘厳とか いうカビ臭いイメージを 蹴散らす激演。 この演奏なら８番を思わず 『ドラマティック』と命名 したくなる。

 

Ichiro  |  LA  |  不明  |  2001年12月13日

前年から心臓発作が始まり演奏中も気を失うことがあったSJBは、この年体力の限界にありました。これによりオケの集中力も衰えたのはシベリウスの録音でも伺えます。このCDは久方振りに英国の聴衆の前に復帰した記念碑的名演です。1人の芸術家が70年の人生を賭けた大傑作。

 

fuka  |  横浜  |  不明  |  2001年10月09日

よどみない流れが印象的な名演奏。いつ死を迎えるかもしれないという想いのなかで、ほんとうに自分がやりたい演奏をしたのだろうと思います。第３楽章ハース版独特の部分も控えめなカラヤンに比べ実に朗々と歌っています。(解説も感動。)

 

koshi  |  仙台市  |  不明  |  2001年09月15日

信じられないくらいとんでもない演奏。変幻自在のテンポと要所要所での煽り。穏和でゆったりした晩年のスタジオ録音はすべて嘘だったのか、と思われる程。ハレ管も敢闘賞ものの大熱演で応えている。

 

Luna  |  横浜  |  不明  |  2001年09月07日

本当にいろんな意味でとんでもない演奏！しかしこれほど聴く側がハラハラさせられる演奏も少ないのでは。ライブレコーディングの賜物だろう。ブル８マニアは一聴の価値十分にあり！！

 

ochiai  |  setagayaku  |  不明  |  2001年08月22日

とんでもない演奏。あまりにロマン的すぎてブルックナーではなくバルルビローリを聴く感じだし、ところどころで「これはマーラーか」とも思えてしまう。ぶっ飛びの名演。