二重螺旋のまさゆめ 【初回生産限定盤】(+DVD)
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micarosu | 静岡県 | 不明 | 2018年06月17日
初めてシングルが1曲も入っていないアルバム。 それは初めての曲がたくさん聴ける楽しみでもあるが、内容がわからないだけに少しばかりの不安もあったわけだが、その不安の必要は全く無かった。 今作も前作「アスナロウ」同様に攻めてきていることがわかるアルバム。 「たかが100年の」のようなAqua Timezらしいロックナンバーもあれば、美しいメロディが印象的な「未来少女」に、「タイムマシン」のような繊細なバラードもあれば、ヒップホップやファンクの楽曲も揃えるなど、とにかく聴いていて楽しく、聴き進めるほどに驚きを味わえるアルバムになっている。 このように音の方面から聴いている限りでは楽しい楽曲だらけなのだが、歌詞を注目して聴いてみると意外なことに気づくだろう。 これまでの道を振り返って今を噛み締めているようなものが多いこことに。 特にインタールードの「陽炎」以降の楽曲、「+1」、「愛へ」、「タイムマシン」、「last dance」にはAqua Timezからのメッセージのようなしみじみと聴かせる言葉並んでいて、気づけばその言葉一つ一つを耳で辿ってしまうほど深い想いを感じた。 当初はその想いの背景が何かわからなかったのだが、5/8に発表された解散があったのだろうと思うと、より込み上げてくるものがある。 ”次に会えた時も”(「愛へ」) ”いつかの明日に死んでしまう僕らに”(「タイムマシン」) 「last dance」のサビで叫ぶように歌い上げる”またどこかで逢えると言って”。 最後のアルバムになるかはわからないが、そのくらい今の想いを出し切ったアルバム。 その想いを感じてみて欲しい。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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