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ワーグナー(1813-1883)

CD 【中古:盤質A】 ワーグナー・アーベント1988 スヴェトラーノフ&ミュンヘン・フィル(2CD)

【中古:盤質A】 ワーグナー・アーベント1988 スヴェトラーノフ&ミュンヘン・フィル(2CD)

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  • ★★★★★ 

    ロールパン  |  不明  |  不明  |  2016年10月15日

    私の中でスヴェトラーノフは、ローマ三部作に代表される爆演と評されるような超強烈かつ奇天烈な演奏のイメージと、チャイコフスキーの全集(特に最後のスタジオ録音)やラフマニノフの全集のような、長い旋律を演歌と見紛うくらいに朗々と歌うロマンティストなイメージがあります。このワーグナーはどちらかというと後者に近いですが、それでも他の演奏よりも平穏で静かな印象です。ソビエト国立響ならもっと強烈な響きがするはずの箇所であってもいたって透明で精妙な音が聴こえてきます。これは当時のミュンヘンフィルの特徴だったのでしょうが、あの一度聴いたら忘れられないような演奏群を期待しているスヴェトラーノフファンからするとあまり好まれない傾向がありそうです。私はといいますと、曲目がワーグナーのエッセンスを凝縮したような内容になっているのと、録音の良さ、演奏自体の完成度の高さからかなりお気に入りの演奏です。他の演奏家を貶めるようなライナーはなかなかに不快。読まなくて結構と思います。

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  • ★★★★★ 

    Mr.Slim  |  京都府  |  不明  |  2015年12月08日

    初めは先入観もあって、期待外れと感じましたが、一年くらい経って、あらためて聴き直してみたら、各曲ごとにしっとりとしたり、ズッシリとしたりと聴き応えがあり、いいんじゃないとお気に入りです。よく聴きます。

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  • ★★★☆☆ 

    遊悠音詩人  |  埼玉県  |  不明  |  2014年04月01日

    スヴェトラーノフのいつもの爆演でもなければ、ミュンヘン・フィルならではの精緻さもない。お互いの持ち味がまるで発揮出来なかった残念至極の演奏だ。 やはり、スヴェトラーノフは手兵ロシア(ソ連)国立響でこそ本領を発揮するものだ。ティンパニの轟音や金管の咆哮は、他のオケでは聴けない。 一方のミュンヘン・フィルは、やはりチェリビダッケが振ってこそ妙味を発揮する。重厚でありながら、音の一つ一つが透けて見えるほどのクリアネスの高さ、なかんずく、最強奏でも耳障りにならない艶やかな質感は、チェリビダッケに鍛え抜かれたゆえに生まれたものなのだ。 そもそもスヴェトラーノフとチェリビダッケとでは、アプローチがまるで違う。 例えば、曲の終結のffの鳴らし方。スヴェトラーノフは、“スヴェトラーノフ・クレッシェンド”と言われるように、終結を引き延ばすだけ引き延ばし、最後の最後にティンパニがトドメの一発を打ち付けるような終わり方を好む。 しかしチェリビダッケは、そうした終わり方を無節操なものとして嫌悪した。彼は最後の一音で、サッと力を抜くのだ。それにより、完全に調和した和音の余韻をホールに充満させるのである。終演後から拍手の間が異様に長く感じられるのは、こうした余韻を殊の外重要視していたからに他ならない。 終わり方が異なれば音の初めも違う。スヴェトラーノフの場合、音の頭に、演歌で言うコブシのようなアクセントがつく。それにより、音楽にうねりが生まれるのだ。殊にチャイコフスキーやラフマニノフなどのお国物となると、如何にも民謡的な、ロシア的な音楽になるのである。 一方のチェリビダッケは、出だしも柔らかい。それは例えばシューマンの4番やR=コルサコフの《シェヘラザード》の冒頭を聴いてもらえれば分かる。鋭角的なアクセントを置かず、ふわりと始めるのがチェリビダッケ流なのである。 チェリビダッケは常々、「始まりの中に終わりがある。終わりの中に始まりがある」と言っていたそうだが、始まりも終わりもこのように違えば、ミュンヘン・フィルの団員も相当戸惑っただろう。現に団員の回想録を読むと、スヴェトラーノフの指揮にかなり不慣れであったことが窺える。 これはスヴェトラーノフの名誉のためにも、そしてミュンヘン・フィルの名誉のためにも、聴かないほうがいいような気がしてならない。 余談だが、解説も、例によって紋切り型の駄文がマイクロ文字で記載されており、これでは収録するだけ野望だ。

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  • ★★★☆☆ 

    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  2010年12月21日

    スヴェトラ先生の大爆演を期待したならば完全に大外れ!そんな演奏は一つもなし!実際にはこの指揮者がもっていた静謐な部分がよく出た、味わい勝負のディスクであります。個人的にはもう少しはじけてもいいのになあと思うのですが、そして肩透かしにいささか失望はするのですが、でも一方ではけっこう予想通りでもあり、そしてこの演奏を否定する気には全くならないのであります。しっとりねっとりの個性的アプローチ。しみじみと耳を傾けるとき、この演奏家たちのこの演奏スタイルにかける思いはなかなかに得難いものと言わねばなりません。思えば、ミュンヘンという地にゆかりの音楽家はこういう演奏あるんですよね。クナッパーツブッシュだって根底は静謐な世界をたたえた人でした(だからパルシファルが絶品!)、チェリビダッケだってそうだしね。面白い傾向です。録音は優秀。さ、覚悟して聞きましょう。

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  • ★☆☆☆☆ 

    karajan fan  |  北海道  |  不明  |  2010年03月18日

    HMVレビューの評論家諸氏のお言葉を読んで購入しましたが、残念ながら★←1つ! スヴェトラーノフは好きな指揮者で、色々なディスクを聴いていますが、これはダメ!。 今まで、こんなに期待はずれだったディスクも珍しいです。 では、どこがどうダメか? ホントに呼吸感が無いです。なので当然音楽も流れない。 妙なテヌートがかかりまくりで和音は後押し(−<)状態。 ブラスの和音は澄明なのかも知れないが、まるで練習前のロングトーン。 ここ一番で盛り上がらない様は滑稽としか言いようがない。 (マイスタージンガーの寝ボケたような演奏は耐えられない!) まるで抑揚のないオルガンで弾いているような感じ。 当時のミュンヘンフィルの演奏と言われればその通りなのかもしれない。 ちなみに私はチェリとミュンヘンのコンビの音楽が合わないので、、、、 スヴェトラ節を期待して聴くと ↑ こんな感じ。 評価が高いレビューの皆さん、これは私個人の嗜好で皆さんに対しての批判ではありませんので悪しからず。

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  • ★★★★★ 

    Terry  |  静岡県  |  不明  |  2009年07月04日

    これは見事な演奏です。菅も弦も素晴らしい音を出していて,力強さと優美さが両立しています。 録音状態も素晴らしい。 曲ごとの演奏レベルも非常に高い。 改めてミュンヘンフィルの実力を思い知った次第。 でも これはチェリビの業績かな?

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  • ☆☆☆☆☆ 

    ドンナー  |  神奈川県  |  不明  |  2009年06月06日

    ミュンヘン・フィルに客演した貴重な演奏会の記録だ。ブラスの響きはこの指揮者以外の何者でもないが、ローエングリン第1幕前奏曲、マイスタージンガー第3幕前奏曲、ジークフリート牧歌の美しさは実に感動的。解説書の文字が小さくて読めないのがマイナス。

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  • ★★★★☆ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2009年05月20日

    大変な名演の登場だ。チェリビダッケ全盛期のオーケストラから、スヴェトラーノフらしい重厚かつ情感あふれる個性的なトーンを引き出し、それが、ワーグナーの音楽に見事にマッチしているのはさすがという他はない。このCDで気に食わないのはライナーノートの某評論家の解説。なぜ、ワーグナーに数々の名演を残したカラヤンと比較する必要があるのか。カラヤンの演奏をなんらの根拠も示さずに浅薄と決めつける一方的な偏向的解説。海外盤なので、いかにも某評論家の海外への売名行為が見え見えで、せっかくの名演に水を差す結果になっている。

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  • ★★★★★ 

    いぬころり  |  富山  |  不明  |  2009年05月01日

    トリスタンが凄い。なんと素朴でストレートな愛!なんという大きな優しさ!改めてスヴェトラーノフに惚れ直しました。 ジークフリート牧歌もまるで帆船が大海原を行くが如し。マイスタージンガーからの2曲は、旧盤の剃刀の様な表現により惹かれます。

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  • ★★★★☆ 

    慎みましょう  |  東京都  |  不明  |  2009年04月30日

    あのスヴェトラーノフを期待していたら肩透しかな?でも、いい演奏ではあります。細かく聞くと、やはりチェリビダッケ統治下のミュンヘン・フィルの音。大好きだからOK。演奏は極上。でも、スヴェトラーノフファンの私にとってはもう少し派手にやってもらいたかったかな。しかし、日本語解説を読んで愕然。比較対象として別の指揮者を侮蔑している。私、その指揮者も大好きなんですよね。それを書いた方の本は読み物として大変楽しんでいるが…個人で執筆、その名で出版しているものなら、誰の本であるかと分かって皆さんが買うので問題はないと思

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  • ★★★★★ 

    登山家いっちー  |  名古屋  |  不明  |  2009年04月17日

    すごい。凄すぎる。スヴェトラーノフとミュンヘン・フィルのワーグナーがこんなに凄いのかと思い知らされた演奏。スヴェトラーノフが持つ感性が十二分に発揮した名演奏だ。

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  • ★★★★★ 

    古物好き  |  大阪  |  不明  |  2009年04月09日

    買ってからほぼ毎日、一枚目を聴いている。全く飽きのこない、何度でも聴きたくなる演奏だ。一生もんになるだろう。こんなお宝が2000円程で買えるのだから、CD集め止められない。音の良さも特筆もの。ドレスデン・シュターツカペレのルカ教会録音のもっと精度を上げたやつ、と言えばわかってもらえますか?

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  • ★★★★★ 

    古物好き  |  大阪  |  不明  |  2009年03月31日

    マイスタ前奏曲始まったとたん、どこかで聴き覚えのある、懐かしい響きが。そう、クナ、ミュンヘンフィルのウェストミンスタ盤だ。聴き進むにつれ、演奏もクナと同等か、それを上回る勢い。録音もすばらしく、ワグナのベストか?ヴァイトブリックは昨年プレトルのマラ5がアカデミーの銀賞を取ったが、これはそれよりはるかに上出来。金賞狙いいける。まさに指揮者も作曲家も消えて、音楽しか感じさせない演奏。これだから給料減っても、CD集め止められない。

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  • ★★★★★ 

    TJ  |  小田原  |  不明  |  2009年02月07日

    許氏の今までの推薦傾向を見ると、呼吸感がない演奏を、つまり、私が聞いていて窒息するような感覚を覚える演奏を、逆に、感動する演奏として推奨している。これは、非難でもなんでもなく、正に、購買にあたっての参考とできる、評論家の役割をしっかり勤めていると言う事だ。そういう点では、山崎氏と双璧であろう。演奏については、許氏の言うとおりだろう。

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